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人間の弱いところ、こういうとこあるよなみたいなのがたくさん出てきた。夫が妻のことを15段階中14愛してる(そこまで言うならもう15って言ってしまえよ)って言ったのにピストルで撃とうとするとか、しかもそ>>続きを読む
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最初の食事シーン、母親がイリスのスープの皿からウインナー勝手に取って食べるとか父親がイリスのコップにだけ水入れないとか、あの家庭ではそういうの当たり前なんだろうけど見てて心がきゅっとなる。
バーの男の>>続きを読む
ザラザラ画質と昼も夜もあったかそうな色味いい。最後の藤子さんにだけ陽の光が当たるとこ良すぎる。
目に入ってくる情報の全てが気持ち良かった。
奥に厨房、壁を背にして人、そんで1番手前で照明が揺れてるシーン、明確にレイヤーが分かれてる感じがしていい、しかも左、右、左の順で置かれてるのもいい(3つの情>>続きを読む
母親が片付けしてて女の子もあんまり興味なさそうな感じなのに絵本の読み聞かせを続行しようとするところ、絵本を取り上げられて「行かないでくれ」と泣く老人の姿がかなしい、でも人生ってこういう気持ちになる瞬間>>続きを読む
送られてきた手紙の文章が好きでずっと憶えていて、というところに詩人の母から受け継いだ血を感じます。ヘッドホンで音楽聴いて踊ってシャウトするとこいい。あとルーシーが考えてるときカメラ目線になって我々と見>>続きを読む
クリスマスを良いものにしようと頑張りすぎて空回りするって感じじゃなくて、みんなの性格悪いところとか脆いところが出てきてでも楽しむぜっていうのが面白かった
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そこで終わるなんて…!惚れるぜ。
家族たちの行く末や案内人の真意、それを知れると思ってたから教えてくれないんだという衝撃があった。最初の、画面の下半分を水面が占める引きのショットが印象的だ。銃を手に持>>続きを読む
青色と緑色の組み合わせが爽やかで良い。「喜劇と格言劇」シリーズの中でも最終作の今作が1番王道ストーリーでハッピーもマシマシ、かも。
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「最初が書けない」「最後が決まってないと書けないわよ」とのことだが、この映画も結末が決まってたからこそ、主人公の落ちぶれていく様をありありと描けたのかなあ。ヒロインが健気すぎるよ。またピストルとコート>>続きを読む
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積雪の中をかけてゆく白いキャデラックというビジュアルがよい。主人公もう最初から強盗にあって一文無しになるが、こうしないと映画面白くねえだろってより、ここからのスタートが描きたかったんだよって感じがしま>>続きを読む
鼻血出しながら演奏してるシド魅力的すぎる、ウィキペディアにも「客席から投げ込まれた物で鼻血まみれになりながらベースをプレイしている姿は有名である」って書いてあったよ。地面に寝転びながらインタビュー受け>>続きを読む
訪問者の青年は神が一家に与えた試練もしくは神そのものなのかもしれない。当然彼が去った後の一家は壊れてゆくしかないのだ…破壊が必ずしも悪いことを意味するとは限らないが、神の瞳を見つめてしまったらもう元の>>続きを読む
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様々な経験をし、時には傷付いても、ベラの真っ直ぐさは失われずに、身体のすべてで感じて考えて、好奇心は光を帯びた賢さへと変わっていった。成長途中の彼女は衝動と理性が混ざり合った感じ(でも葛藤はしてない)>>続きを読む
鏡やガラスの反射を利用するとか他にも面白いカメラワークが多々あった。子どもが叩くおもちゃのピアノの音からBGMに繋がるのよい。主人公が気にする人目がカメラ越しにも伝わってきてちょっと苦しくなった。それ>>続きを読む
丁寧な映画だなぁと思った。大切な人がいなくなったんだもん、くるしくて当たり前だけど、君が確かにいたことを教えてくれる空っぽの空間を、いつかそれごと愛せるようになるのかな。
アクションシーンの線がうようよでよかった。「お気に入り」って言うのきつ〜。閉ざされた空間(狭い村・一族)での話だったけどじっとりした嫌さは感じなかった、人ならざるものという圧倒的に思える存在のおかげだ>>続きを読む
ロンドンに居れば薬をやって、煙草と酒片手に退廃キメて、呼吸するみたいに嘘を吐く、本当は情けない、ウィズネイルと僕はダメダメだけど最高な映画だぜ
手前の部屋にカメラ置いて奥の部屋にいる2人をドア枠を額縁みたいにして写すカット、カメラから距離が離れてるのもあって2人が単なる背景の一部みたくなってて良かった、でも印象的だった。しかもキスシーンでそれ>>続きを読む
映画観てる間、序盤に出てきた物理的にも艶っぽい木村文乃のことをずっと考えていました。