柵さんの映画レビュー・感想・評価

柵

ハワーズ・エンド(1992年製作の映画)

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暁は綺麗だった?って訊かれていいえって返すところ好き

007/消されたライセンス(1989年製作の映画)

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結婚式に空からパラシュートでやってくるの愉快すぎる、水中ステージあってパブでのごった煮乱闘もあって最高、ヒロインがマティーニ飲んで渋い顔するの好き

奴らを高く吊るせ!(1968年製作の映画)

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初っ端から主人公が吊るされて、奥から赤色のタイトルがどずーんってやってきて映画始まるの、かっこいいな〜

街のあかり(2006年製作の映画)

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人が居なくなったシーンがしっかり映されるのよい(さっきまで人が座ってた椅子とかさっきまで酒飲んでたテーブルとか)。キッチンカーの女性が涙流すシーン。希望なんてあるかどうか知らないけど信じて生きるんだよ>>続きを読む

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

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ザックがタイラーの肩を抱いて言葉をかけるシーンを見て、なぐさめられてるときにありがとうと言って泣けるのはいいことだと思った

映画検閲(2021年製作の映画)

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映画館に寄ったらちょうどこの作品が上映される二十分前だったのでせっかくだからと思って観た。アスペクト比が変わるのが面白い。行方不明の妹とか映画の内容を模倣した殺人事件とか色々な要素があるけど、そういう>>続きを読む

ピクニック at ハンギング・ロック 4Kレストア版(1975年製作の映画)

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現実にありそうな不気味さと全部夢だと言いたくなる不可解さ。ミランダが消えた事実が私の心にも穴を開けたような気がした。もともと私の心にミランダはいなかったのに。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

私はソフィとカラムの間くらいの年齢で、ソフィのちょっと背伸びしたいけどいざしてみたらやっぱり背伸びしたくらいじゃ縮まらない距離があると気付いて寂しくなることがあるよねと思ったり、カラムの父親という立場>>続きを読む

Lie Lie Lie(1997年製作の映画)

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最後に観客を抱きしめてくれるような映画が好きだ。エンドロール流れてるとき、ずるい、ずるいずるいずるい!って思った、嬉しくて。ありがとう。

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

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きっと本当に楽しい旅になるはずだっただろう。そして帰ってきてテルマは父親みたいな夫との生活に戻って、ルイーズはウェイトレスの仕事をする。二人が逃避行の中で得た解放や反抗のきっかけを考えると悔しくなるが>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

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時間を遡って事実が増えていく度に混迷する!面白いな〜

ル・ミリオン 4K デジタル・リマスター版(1931年製作の映画)

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こんなに楽しそうに踊ってるんだからハッピーエンドなんだろうなと思わせてくれる始まりがいい

巴里の屋根の下 4K デジタル・リマスター版(1930年製作の映画)

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外で歌う人々をアパートの窓から眺める人々、下から上へ流れるカメラワークで窓をひとつひとつ映すところワクワクした。天窓から覗くように撮られてるシーン、座ってるヒロインの姿は見えても立ってる来客の顔は見え>>続きを読む

シャイン(1996年製作の映画)

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頬を赤く染め汗を撒き散らしながらピアノを演奏する姿が格好良すぎるよ。愛を渡したつもりでも受け取った人からしたら中身は呪いや抑圧だったりするから難しい。

リラの門 4K デジタル・リマスター版(1957年製作の映画)

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男が読み上げる新聞の内容を外で遊ぶ子どもたちが再現しているシーン。部屋から漏れる音楽や光の傍ら雪の上で指名手配犯とヒロインが2人だけでダンスするところ、美しい瞬間なのちょっと悔しかった、指名手配犯なの>>続きを読む

浮き雲(1996年製作の映画)

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「4杯目です」「人生は1度よ」
眠れなくて夜通しふかした煙草が、ラストではさて仕事頑張るわよの一服になっていて嬉しい。家の壁が水色だったり緑だったり黄色だったり犬飼ってたりでいつものアキ・カウリスマキ
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探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

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私も車のエンジンがかかんないときは車を褒めてあげようと思います

カード・カウンター(2021年製作の映画)

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カードとかポーカーとかそういう言葉に釣られて観たらそれだけじゃない男の人生が観られた。主人公がホテルの部屋の調度品全てに白い布を被せるシーンでこの映画始まった…と思った。

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

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お互いにとって忘れられない夏、ふと思い出す夏。みんなにみんなの悩みがある。神様じゃなくても、人間でも信じられる。また電話しよう、お話しよう。

ロブスター(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

人間の弱いところ、こういうとこあるよなみたいなのがたくさん出てきた。夫が妻のことを15段階中14愛してる(そこまで言うならもう15って言ってしまえよ)って言ったのにピストルで撃とうとするとか、しかもそ>>続きを読む

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最初の食事シーン、母親がイリスのスープの皿からウインナー勝手に取って食べるとか父親がイリスのコップにだけ水入れないとか、あの家庭ではそういうの当たり前なんだろうけど見てて心がきゅっとなる。
バーの男の
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