haru3uさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

主人公ウォルトは朝鮮戦争の従軍経験を持つ、誇り高き偏屈じいさん。彼が毛嫌いしている隣家の東洋人の青年が、グラン・トリノを盗もうとした事件をきっかけに、ウォルトとモン族の家族との交流が始まります。
暴力
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ホビット 竜に奪われた王国(2013年製作の映画)

4.5

LotRから大好きなこのシリーズ。上映時間が170分もあればいつもは途中でダレるのですが、本作に関してはトールキンの世界にもっともっと浸っていたかった。
キーリとレゴラスは原作にないエピソードが盛りだ
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.0

一職人の生き様を描いた大人のアニメです。作画は流石のジブリ、凄まじく作り込まれており世界に没入できました。
二郎は純粋に飛行機に魅せられていただけだとしても、彼が造ったのは戦闘機であって、多くの兵士を
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

どんでん返しがあるという前情報のせいか、結末は予想できてしまいました。確かに主人公は傲慢な男だったけれど、年老いてあんな目に合うのが哀れで。。なんとも後味が悪い。余韻深いラストではありました。
美女の
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ファイアbyルブタン(2012年製作の映画)

4.0

エロティシズムを超越して幻想的なアートの世界でした。自信に溢れたダンサーたちの躍動する肉体が兎に角美しい。特にまあるいお尻が本当に綺麗で、見蕩れてしまいます。これは3Dで鑑賞すべきだったか笑
合間の
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ファッションを創る男 カール・ラガーフェルド(2007年製作の映画)

2.5

“トイレを汚すものはシャネルにあらず” ココ・シャネル亡き後、CHANELを世界のトップメゾンに押し上げたデザイナーの記録。
全編ファッショナブルですが、全てが断片的というか抽象的というか、このドキュ
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バックコーラスの歌姫たち(2013年製作の映画)

4.0

音楽界のレジェンド達をバックコーラスで支えた黒人女性にスポットを当てるドキュメンタリー。
コーラスといっても彼女たちの圧倒的な声量と豊かな感情表現にはただただ感動するばかりです。裏方、引き立て役と片付
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.5

“pulp fiction”とは、50年代アメリカのパルプ・マガジン(大衆小説雑誌)に掲載された小説、つまり安っぽい三流小説のこと。悪人達の3つのエピソードが交錯しラストはひとつに集結するのだけど、き>>続きを読む

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

3.0

ラストは素直に感動しました。まさに情けは人のためならず!
しかし私自身も含め現代社会において、ジョージのように沢山の人々と愛で繋がっている人間が、いったいどれだけいるか。だからこそ、この映画が心に染
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.0

伊坂幸太郎のおしゃれな言い回しは、映像に乗るとちょっとくすぐったいですね。原作の叙述トリックの面白さを上手く映画化したと思います。

砂漠でサーモン・フィッシング(2011年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

キャストは皆魅力的だし、砂漠に大きな川が流れる絵も美しい。広報官と首相のやり取りも笑いました。好きになる要素は沢山あるんだけどなあ…、どうにも二人の恋を応援できませんでした。
主人公夫妻は冷めていたと
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.5

ディズニーのプリンセス映画でありながら、本作のテーマは美しき姉妹愛。お姫様の夢物語では終わりません。
白馬の王子様が迎えに来てくれるのをただ待っているだけの女性像は、もはや時代遅れなんでしょうね。どの
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ホロコーストの責任について一看守をどこまで弾劾すべきかは悩ましいところだけど。。ユダヤ人の大量虐殺に加担したことよりも文盲であることを恥じるハンナは、正直、底の浅い人間に思えました。
ハンナへの愛と彼
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LIFE!(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

コメディ色の強いロードムービー。展開の都合が良すぎる感はありますが雄大な景色と音楽がとっても爽やかで、映画館で観て正解でした。一歩踏み出す勇気をもらえます。
行動に移す勇気の大切さだけじゃなく、ウォル
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

オレゴンの田舎町。行方不明になった少年の死体を探すため、4人の少年たちは線路づたいに冒険に出かける。
あれほど密な時間を一緒に過ごしても、いずれは疎遠になってしまう寂しさや虚無感。少年たちの無邪気さが
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相棒 劇場版III 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ(2014年製作の映画)

3.0

絶海の孤島が舞台ですが、電話は通じるし米沢さん&捜一はあっさり上陸しちゃうし、せっかくの閉鎖空間が活かせていなかった印象です。プロパガンダも少々鼻につくかな。“相棒史上、最高密度のミステリー”と銘打つ>>続きを読む

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

初恋の少女を探し続ける主人公のひたむきさのおかげか、重いテーマを扱いつつも視聴後は爽やかな気持ちに。エネルギッシュで楽しい作品です。
冒頭の質問の答え D. It is written、字幕では“運命
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ドン・ジョン(2013年製作の映画)

2.5

ポルノに勝る女はいない? SEXに自己満足しか求めず人間的に未熟な主人公が、愛に目覚め成長していく物語。
肉食系男子のJGL、格好いいんだけど『500日のサマー』や『50/50』がど真ん中ストライクだ
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2001年宇宙の旅 新世紀特別版(1968年製作の映画)

4.0

1968年公開。人類が未だ月に降り立っていない時代に宇宙を描いた作品ですが、その完成度と圧倒的な映像美は今でも色褪せず。後のSF映画に大きな影響を与えた偉大な名作です。
とはいえ冒頭から延々と猿の生態
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

5.0

ムーラン・ルージュの高級娼婦と貧乏作家の恋。そこに横恋慕する公爵というド定番なストーリーですが、大胆にアレンジされた20世紀の名曲達が、二人の悲恋を鮮やかに盛り上げます。
この作品の、豪華絢爛なキャバ
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幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

4.0

『We Bought a Zoo』が、どうしてこんな邦題に? 閉鎖した動物園の再興を通じて、母親の死に傷ついた家族が一歩を踏み出す物語。
Sigur Rósのヨンシーが音楽を担当しているからと誘われて
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

舞台はイギリス炭鉱夫の町。当時はまだ女性のものとされていたバレエと出会った少年ビリーは、家族の反対と向き合いながらダンサーを目指す。

上手くいかない現実に苛立ち、それでも沸き上がり抑えられないダンス
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