ラピンさんの映画レビュー・感想・評価

ラピン

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トラペジウム(2024年製作の映画)

3.3

主人公の東、
チャンスを作ろうとする行動力は大したものだが強かさも見える。
小賢しさは性格の悪さに感じ取られるだろうが高校生だもの、自己中心は仕方ない。
彼女が左利きなのは意味があるのかと思ったが全く
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帰ってきた あぶない刑事(2024年製作の映画)

4.0

走る柴田恭兵
ハーレーで銃を撃つ舘ひろし
お見事。
あの柄スーツは柴田恭兵にしか着こなせないだろう。
2人のスタイルの良さ!
普段の努力が感じとれる。
エンディング曲、
作詞作曲舘ひろしの翼を拡げて。
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関心領域(2023年製作の映画)

3.9

観る方側に
想像してごらん、考えてごらん、
って問いかけている様な映画だ。
ひとつひとつに捻りが有り
意味がある。
風向き、消毒、煙など匂いさえ感じさせる。
1番の特長は音。不快な音。
頭と胸に残る不
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碁盤斬り(2024年製作の映画)

4.1

あぁ、イイ時代劇だ。
草彅剛は時代劇に向いている。
普段彼の声は高いのだが
今回は低めに表現したのはとても良かった。
音尾琢真、婚礼の高砂を謡う姿立派で上手。
清原さんはどんな役でも器用にこなす役者に
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ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

3.6

ボブ・マーリーの事は
子供が11人孫が100人を超える
って事位しか知らないけど鑑賞。
私生活より音楽と母国への苦悩を描いているが暗さは少ない。
音を奏で曲を作っていく過程が興味深かった。
歌声はとて
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ミッシング(2024年製作の映画)

3.8

彼女はイライラを
ヒステリックに当たり散らす。
その激情が観る方に伝わり辛い。
全面に私は大変なのよって出るのが中々受け入れる事が出来ない。
後半から彼女の視野が広がり始めて、柔らかさが出たのは良かっ
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猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

3.6

吹替で鑑賞。
当然ながら猿猿猿だらけ。
145分間猿達をジッと見ていると
職場に似ている人がいると気づく。早々にやられたけどね。
猿が惑星を支配しても
猿は猿同士で争いがある。
高い知能と言語を得た者
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恋するプリテンダー(2023年製作の映画)

3.4

プリテンダーの意味を調べたら、
本当の気持ちを隠して本心とは違うことを言う人。
タイトルも内容も王道。
ツッコミどころは多々あるが、
登場人物個々の魅力が溢れている。
なんと皆さんのスタイルが良い事!
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鬼平犯科帳 血闘(2024年製作の映画)

3.7

血闘というタイトルが
血、血の嵐だろうかと想像していたが思ったより軽くて安堵。
松本幸四郎を支える役者陣が
実に個性的に演じている。
市川染五郎の演技を初めて観たが、ギラギラした平蔵の怒りを身体中で表
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.0

シュー・グァンハンの演技には脱帽。特に18才の演技が自然体で、
黙っている時に口が開いている高校生っているよね。
個人的には36才の演技が好き。
アミが最後まで病気の事を話さなかった優しさは恋というよ
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バジーノイズ(2023年製作の映画)

3.5

バジーノイズの意味を調べたら
虫の羽音のような雑音の意味らしいが、音楽用語としては、楽曲に変化を与えたりエッジをきかせたりするノイズという意味もあるよう。
清登にとって潮がバジーノイズだったのだろう。
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劇場版ブルーロック –EPISODE 凪(2024年製作の映画)

3.8

アニメは見た事がなく
全く知らずに鑑賞。
皆さんのレビュー見て原作は、
凪君が主人公でないと知りビックリ。それだけ彼の魅力が溢れている映画だった。彼が本気になっていく姿の画は圧倒される。無口だが頭の中
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プリシラ(2023年製作の映画)

3.5

原作はプリシラ。
本人が存命なのに酷い脚本で悪女には出来ないだろう。
ただ、エルヴィス・プレスリーの楽曲が流れないのは許可が出なかっただろうけど映画上不自然。管理団体と彼女の仲の悪さが露呈。
娘のリサ
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.6

なんか忙しい映画
イタリア、フランス、スペイン、
エジプト、ブラジル…。
コングとゴジラの敵は思った程強くないが意地が悪そうな猿。
エジプトで戦っているゴジラは、
デカいトカゲに見えた。
モスラ復活の
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

3.8

漫画やアニメ一切見た事が
ないけど鑑賞。
そんな自分でも楽しく観た。
試合中の描く角度がいい。
まるで自分がコートの中でいる様。
スピード感もあり飽きさせない演出。
相手の次を考えプレイする研磨君はス
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陰陽師0(2024年製作の映画)

3.5

華やかな平安時代を表してか、
色鮮やかで特に赤色の使い方が上手だった。朱色茜色淡い御所染など見事。
若き日の安倍晴明は新鮮であった。村上虹郎の出番は少なかったが存在感はさすが。
全体に力強さは感じられ
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.9

映画でしかコナンは観ていないが
今回も楽しかった。
土方歳三が出て来たり
大人向けの仕上がりで見応え充分。
あり得ない事を表現出来るアニメを最大限描ききっている。
登場人物がカッコイイ。
キッドが工藤
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.1

朝鮮王朝時代の記録物<仁祖実録>(1645年)に残された歴史的な韓国史実最大の謎、“ソヒョン世子の怪奇の死”をヒントに創られた作品。
主題の梟の意味がなるほど。
本当に良く作れられた作品だ。
最後らへ
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

3.3

水の中のルカを見て
こんな風に泳いでみたいって
憧れてしまったが
当のルカは地上を選択。
エンドロールの原画で
ルカが学校で人間と一緒に学び
ジュリアの母親とも仲良く暮らせていた。
アルベルトはジュリ
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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

3.8

私の中では最強の悪魔の子ダミアン。その出生が分かるとの事で鑑賞。
成る程成る程って繋がる映画。
思ったより残虐性も
震える怖さも無い。
悪魔全開パワーというより
身勝手な信仰心の人達に翻弄された女性の
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.9

アイアンクローの意味も知らず鑑賞。
プロレスの技のひとつ。相手の顔面を鷲掴みにして圧迫する絞め技の事なのね。
親に助けを求めても
「兄弟で解決して」
父も母もそう言う。
尊重している様に聞こえるが
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.1

ずっと観たかった映画
観たくない気持ちもあったが
やっぱり観て良かった。
キリアン・マーフィーが見事に演じてる。目を見開いてまばたきをしない。天才とはああいう感じなのだろうと感心。
ストローズの執着は
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.6

子供向けに作ったからか、
思ったより敵が強くない。
図書館や建物の内部の作りが
丁寧で素敵だった。
ファイヤーマスターのアレは、
ドラゴンボールのかめはめ波
を思い浮かべてしまう。
つくづく鳥山明の偉
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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

3.5

映像が綺麗、特にボリビアとチェコ。そこに立つ森七菜が絵になる。
彼女の冬用コートが
最低3回は変わる姿を見て
そんなに持っていかないだろう、
途中で買ったのだろうか?
要らぬ思考が映画の邪魔をした。
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.1

客人が来ていると知りつつ
夫は2階で爆音で音楽流す。
夫婦仲が悪い印象を与えて
殺したくもなるよなと感じさせる。
脚本とザンドラ・ヒュラーの演技が素晴らしい。
裁判が終わって打ち上げの料理!
日本酒が
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FLY!/フライ!(2023年製作の映画)

3.6

吹替で鑑賞。
カモ家族の末っ子グウェン
ほっぺがぷくぷくしてかわいい。
アヒルの楽園で暮らす
アヒル達のヨガしている姿
いい具合に肥えている。
楽園だと思っていたが実は…。
マカロニえんぴつの歌もいい
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.7

長いとはいえ飽きさせない映像。
登場人物が魅力的。
チャニの目力の強い事!
個人的には砂の中から戦士がサーッと出て来るのが好き。
マツコデラックスの様なオヤジは
相変わらず気色悪いがいいんだよね。

変な家(2024年製作の映画)

3.0

ポルト国際映画祭審査員特別賞を受賞した作品なので興味本位で鑑賞。
何故受賞したのかは分からないが
ホラーとして評価されたのだろう。
画面で驚かすより音で驚かす感じ。
ラストに雨男、自分の部屋のカーテン
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PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~(2024年製作の映画)

3.5

実話を映画化した作品なので
家庭環境を深く描けなかったのだろうが中途半端感は拭えない。
TVドラマで9話位だったら
それなりの着地点があったかも。
皆んな優しさはあるが表現出来ない思春期の少年を見事に
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映画 マイホームヒーロー(2024年製作の映画)

3.3

鳥栖哲雄、鳥栖哲雄って
何度も何度も何故かフルネームで連呼する半グレ犯罪組織と警察関係者。自分だったらフルネーム連呼嫌だな。
鳥栖哲雄、気になるのは分かるが
犯罪場所の側に行くのは
基本ダメだよ!

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.0

少年達が好き勝手して
大人を手玉にとり終わるのかと思いきや…。
綺麗な顔の岡田将生が悪人すると
本当に怖いがいい。
背中を向けるとダメだよ!

18歳のおとなたち(2023年製作の映画)

2.5

教育委員会の若き女性職員。
初日から部屋に入れ泊める、
少年院出た全くの初対面で。
ありえない事から始まる、
実話とはいえ興醒め。
引きこもりのカケルの成長は目覚ましい。この点は良かった。

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

4.1

アンの心の声は誰にも聞こえなかったのは虚しい。
本人が話さないと分からない事と
話さない本人に聞く事の難しさ。
苦しみを吐き出せば楽になるが
それが出来ないからもどかしい。
真飛聖さんと西野七瀬さんの
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.0

テンポが良く音楽もいい。
エリーは意外とぽっちゃり体型だがアクションでは動く動く。
よく足が上がるなぁって感心。
だが服のセンスがイマイチ。
その悪さが小説家エリーなのかもしれない。アーガイルの角刈り
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.1

余命わずかだというのに辛気臭さが無い。やりたい事を好き放題する。
対する警察やギャングに間抜けが多い、コメディだ。
音楽がとても良い。
ボブ・ディランの天国への扉を
ドイツのバンドがカバーしているがこ
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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

3.9

スピード感があり音楽が緊張感高める、実にスタイリッシュ。
ダムのシーンは圧巻。
良かった、良かったで終わるが
エンドロールで愕然とする。
タリバンが政権を奪取した後、米国への亡命を約束されていた数多く
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