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映画『パメラを紹介します』の撮影過程を描いた映画。
昨今の映画人が映画愛を語る映画は鼻白むものばかりに思えますが、この映画は仕掛けも多く、物語の展開はよく出来ています。
南仏ニースの撮影所で行われる>>続きを読む
ロバート・アルドリッチ監督の代表作。大不況時代、無銭乗車するホーボー(無職で各地を転々と渡り歩き、根無草的に生きる男)と彼らを阻止する機関車の鬼・車掌の死を掛けた闘い。
不思議なお話しの中に、監督独>>続きを読む
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主演ケーリー・グラント、ハリウッド黄金期の名匠マンキーウィッツ監督による舞台劇の映画化。医者が治すのは病ではなく心という型破りさで愛されている医師で大学教授。彼を嫌う教授が、過去の違法診療、犯罪者の隠>>続きを読む
トッド・ブラウニング監督、ベラ・ルゴシ出演による佳品。監督の失われた映画『London After Midnight』のリメイク。
吸血鬼に殺され男の屋敷、捜査する内に発覚する真実はとても意外のもの>>続きを読む
製作カール・レムリ、トッド・ブラウニング監督、ベラ・ルゴシ主演、『ノートルダムのせむし男』『オペラの怪人』などに続く傑作ユニバーサル・ホラー。
ユニバーサル映画の基礎となるホラーで、ブラム・ストーカ>>続きを読む
サイレント版より好き。ロン・チェイニーは声も悪くない。
裁判での演出が大きな違いですが、それ以外に、本作のシルエットの演出もかっこいい。
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怪優ロン・チェイニー、『フリークス』のトッド・ブラウニング監督の代表作。ユニバーサルからMGMに移籍した名伯楽アーヴィング・タルバーグの制作。大ヒットを記録し、5年後にトーキーで再映画化される。
以下>>続きを読む
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1964年のキネ旬の外国映画ベスト1。戦争で記憶を失った亭主を見つけた、カフェの女主人の哀しい再会のドラマ。
アスペクト比2.35の横長フレーム、この使い方のお手本のような見事な撮影。川のような横長>>続きを読む
キューブリック監督が長篇デビュー前に撮った、短編ドキュメント。
アメリカ西海岸、広大な布教エリアを、自家用の飛行機で行き来する牧師の1日を追う。
キューブリック監督が長篇デビュー前に撮った、短篇ドキュメント。実在のボクサーで、この後、俳優にもなるウォルター・カルティエの試合を追う。
アメリカをテーマしたドキュメンタリーシリーズの一環。
ドキ>>続きを読む
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スタンリー・キューブリック監督が10万ドルで撮った62分の戦争映画。アイデアは面白く、鬼才の片鱗はある。
本作を気に入っていないキューブリック本人は、プリントを買い集め封印したがったらしい。
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スペンサー・トレイシー主演の名作サスペンス。制作は55年で、67年の『夜の大捜査線』に先駆けた田舎町での孤高の捜査。
悪役俳優たち、リー・マーヴィン、アーネスト・ボーグナイン、ロバート・ライアンなど>>続きを読む
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『パラサイト』を凌ぐ、迫力あるディザスター場面に、ハラハラドキドキのストーリー。アメリカの夢を描く、サイレント末期の娯楽大作。末期だけに、展開は少し複雑で、面白い。
以下は物語。
西部の砂漠に移民>>続きを読む
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グリフィス監督、リリアン・ギッシュ、リチャード・バーゼルメスのコンビによる『散りゆく花』に続く恋愛劇。しかし、クライマックスにはサスペンスが待っています。
悪い金持ち男に騙され、身籠った女が捨てられ>>続きを読む
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ピクサー制作の恋愛号泣アニメーション。移民(火)と先住民(水)の恋愛を軸に、異文化混合を謳うハリウッドらしい佳品。
以下は物語。
火・水・土・風が共に暮らす国。炎の化身エンバーは火の国から移民、火>>続きを読む
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流行にのって、東映が制作したヤンキー映画。20代後半の実力派の俳優のアドリブギャグを絡ませ、恋して殴って笑わせます。
優秀な高校の筈なのに、唯一アホが集うG組に転校生・勝太(岸優太)がくる。女にモテ>>続きを読む
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家のモニターで観る2次利用っぽいスリラータイプかと思っていましたが、劇場鑑賞して良かったです。
低予算のB級映画ですが、効果音、視覚効果の使い方も繊細に作られていて、ゾクゾクする感覚は映画館向きに思>>続きを読む
ルビッチ監督、フランスの舞台を原作としたWB製作のサイレント映画。
お向かい高級マンションに住む、二組の夫婦が窓から見えた裸体をきっかけに、嘘を重ねていくラブコメ。応用篇が始まる前、基本形の修作とい>>続きを読む
ベルイマンが敬愛したサイレント時代のスウェーデン人監督が、リリアン・ギッシュに依頼されて撮った、アメリカ古典文学の映画化。
牧師と姦通の罪を犯したプリンは子供の父の名を明かさず、辱めに堪えて生きてい>>続きを読む
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ジョン・フォード監督のサイレント映画の最高傑作とも呼ばれる西部劇。
本作が黒澤明の『隠し砦の三悪人』をうみ、ジョン・フォード自身が『3人の名付け親』に発展させている、とも云えそうです。
ランド・ラ>>続きを読む
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ウォルター・ヒル監督、豪華キャストで描かれる、騎兵隊に最後まで抵抗したアメリカ原住民『ジェロニモ』の最後。
西武開拓の末期、オクラホマやテキサスなど南西部に居住していたコヨテロ族、メスカレロ族の総称>>続きを読む
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本家『エクソシスト』のリブート公開に先駆けてのヤッちっえ企画。とは云え、SONYグループのスクリーンジェム制作のシリーズ狙いだけあって、質は並み以上。
21世紀に実在したバチカンの悪魔祓師の書籍を基>>続きを読む
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『第七天国』『街の天使』でも共演、一世を風靡したジャネット・ゲイナーとチャールズ・ファレル主演のフル・トーキー映画。(フィルマークスのキャストは間違い)
27年に『ジャズシンガー』で始まったトーキー>>続きを読む
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このあと何度も映画化される『ラ・ボエーム』の初の映画化。主演はリリアン・ギッシュ。監督は天才キング・ヴィダー、彼が30代半ばのサイレント映画。
アンリ・ミュルジェールの小説『ボヘミアン生活の情景』の>>続きを読む
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名のある制作会社でも、愛のない、お仕事受注ならこの程度の出来にしかならない。
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資産家ロイドと、慈善事業家の娘のロマンス。喜劇における鉄板の設定で、最初から最後まで笑いが絶えない、ロイド映画の最高傑作の一本。
サイレント映画史上12番目の興行収入を稼いだ大ヒット作だそうです。>>続きを読む
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アメリカの恋人メアリー・ピックフォードの最後のサイレント映画。デパートガールと御曹司の恋という典型的なロマコメ。
ピックフォードはDWグリフィスのミューズから、ダグラス・フェアバンクス夫人となり、ユ>>続きを読む
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稀代のトリックスター、シュトロハイムと人形の奇妙な掛け合いが魅力の初期オール・トーキー映画。半分ミュージカル的な不思議な作り。
魅力はシュトロハイムの腹話術による、スタンダップコメデイ的な面白さ。>>続きを読む
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九州の宗教家が資金を提供し、日活の太秦撮影所で製作された宗教プロパガンダのサイレント映画。今でもカトリック教会で上映イベントが催される破格の映画です。
現在の長崎の町、その中心部に記念碑が祀られてい>>続きを読む
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FOX製作、フランク・ボーゼージ監督、ジャネット・ゲイナー主演によるベタベタ恋愛モノ第三弾。
前2作と比べ、小ぢんまり情感深い展開ですが、ダイナミズムに欠ける分、面白味は薄い。
屋外場面もセットで>>続きを読む
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『孤狼の血』シリーズの紀伊宗之の企画で、東映東京スタジオの制作。クオリティの高い美装に、アクションも多く、悪くないのですが、破調がないのが残念。
以下は物語。
大正時代、百合が仕立て屋で洋服作る。>>続きを読む
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マテル社の人気玩具バービーを基に、グレタ・ガーウィグ監督が映像化したミュージカル・ファンタジー。なのに社会派ジェンダー映画。子供のおもちゃは、大人社会を映す鏡。天晴れ!
監督のミュージカルなど、参照>>続きを読む
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製作20世紀FOX、メロドラマの名手フランク・ボーゼージ監督、ジャネット・ゲイナーによるベタベタメロドラマ。
相手役チャールズ・ファレルも『第七天国』と同じで、二番煎じ感は否めません。
以下は物語>>続きを読む