よくできた作品だったんだと思うが、旅行者側のキャラクターの紋切り型ぶりがやはりこの映画を好きになれない一端かと思う。公開当初に劇場で観て、SNS上で随分話題になったのも見たが、その頃に当作が救われる物>>続きを読む
ロケットは燃料を燃やして飛ぶにも拘らず、火を否定する信仰を持つリイクニに褒められてシロツグが宇宙飛行士になるところに可笑しみがある──というかリイクニは宇宙軍の仕事を全く知らず、「戦争をしない軍隊」と>>続きを読む
戦後日本において左の反体制にあった共産党が体制内左に、右の反体制にあった右翼諸団体が解散させられ、一つずつ左にズレた状況の中で、新右翼が新左翼に呼応する形で現れ、80年代にはサブカルチャー化していた事>>続きを読む
おいら、左翼ナショナリズムのことがもっと知りてえ
死を矮小化してるから二層目の死みたいなものを作る必要が出てきてしまうんですね。二層目の死を避けたいと死者は願うので、生者の政治に接続させられる。じゃあ死者なんか描く必要ないでしょう。
この映画しか知らないが、オタクというのはこれを「人生」というほど家庭への参与意識があるのか、というのは発見だった。アホ毛が小林よしのり風味で気になった。
風呂場に板をわたすと絵を描きやすい、夏場は公園で滝行がよい、数々のライフハックのようでライフハックではないような行為の背中。この映画を称揚できるほどに自分も自由であると一瞬錯覚させられてしまう映像では>>続きを読む