一夏さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

一夏

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嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

3.3

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インフルエンザの時の夢みたい
人の一生見る系 
テレビとかで情勢交えてくれるので平成感じられていい そこらへんの時代の見せ方、オマージュ?考えすぎかもだが

松子の人生悲惨で辛い。生きてるうちに報われ
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犬王(2021年製作の映画)

3.1

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全体的な雰囲気は好きなんだけど、
パフォーマンスが現代すぎて乖離が激しい。犬王の新しい表現って、きっと0→1である必要があるのに、現代のオマージュばかりでそれは違うんじゃ?となる。
正直、琵琶法師をバ
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.0

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こんなに素晴らしいラストシーンがあるなんて…

シチリア島の田舎の美しい情景。
小さい頃のトトとアルフレードの交流、愛らしくたまらない。

トトが恋をして女の子とデートをしているシーン、冗長ではなく、
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

3.9

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舞台が良すぎる!
80年代と50年代のカルチャーがぎゅっと詰まっていて、本当にラブリー。服や背景、小物、たまんない。

始まり方もお洒落。ここは発明家の家なのか?でも失敗してるのか?不在なのか?とか色
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.3

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うーん。



序盤の、ターの指揮に対する気持ちは良いなあと思えた。(授業のところ)
芸術に向き合うということは、外面からの解放でもあると思うが、SNSが普及し人が人を見張るような現代ではうまくもいか
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.4

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主役お2人の演技良かった。何というか、アンニュイで雰囲気ある。
別々の人間だった2人が、じわりじわりと寄り添い合い心を通わせ家族になっていく様が良い。

キャラクターやストーリー展開、日本の小説!!っ
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.9

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始まりがめちゃ良い。
陰鬱としていてどこにも行けない現代の雰囲気を丁寧に描写してくれていて大変好み。働いて、物買って、眠れない日々。毎日がコピーのコピーのコピーのコピー。
前半の主人公の言葉選びはかな
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.7

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過激〜

前半がとにかく嫌〜〜〜な感じで、特に意味のない性暴力が見るに耐えなくてキツい。一気に観る元気なくて3日に分けて観た。

服や部屋、全体的に前衛的な芸術の雰囲気でおしゃれ。うーん、お部屋かわい
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.6

懐かしい〜!
マリオの音楽のアレンジとか、マリオカートのカスタムするとことか、レインボーロードとか、ゲームやったやった〜!ってなる
ゴールデンウィークに家族と吹替で観たから、4DXとかで字幕で観たいな
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.9

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最高のエンタメミュージカル映画。

衣装が華やかで良い。劇中劇のミュージカルも、平場のミュージカルも、コミカルで明るく、目を引くダンス。
映画シーンの転換期を楽しく描いてくれている。

コズモ、面白す
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千年女優(2001年製作の映画)

3.6

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大物女優にインタビューする形で、過去の出演作と彼女の今までが交錯し、現実と虚構の線引きが曖昧となる映像表現。

画面の色合いが絶妙で、華やかなシーン、不気味で不安感積るシーン、どれも絵になるものでした
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.1

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フォレストガンプの人生を通して、人生ってなんなんだろーなあ、と考えさせられる。

フォレストは知的障害があるが、とにかく成功する。やりすぎだろーってくらい成功するんだけど、なんかそれはそれで知的障害の
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セブン(1995年製作の映画)

3.7

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メッセージ性のかなり強いチャレンジングな映画。

ずぅーーーーっと雨なのが良い。そんな話だった。救われないし。

定年間近のおじさん刑事と新米調子乗り刑事のバディが、連続殺人事件に挑む話。
↑のバディ
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.9

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映画的な映画。

モチーフとしての蛾、羊たちの鳴き声、好き。

殺人鬼とFBI主人公の対比が良い。
殺人鬼が自分の記事を飾っているのがとても印象的。FBI見習いの主人公が自身の「切望」により認められた
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.5

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絵画的な映像表現。

歌を中心として描かれる御伽噺のような映画。人魚姫の話を借りつつ、2人の人魚が人間社会でどう揺れるのかが描かれていく。

とにかく画面が絵画的で素晴らしい。色に統一感がある。鈍い寒
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.9

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画面がすこぶるお洒落。
映画の雰囲気イタリアっぽくもあるが、ここはニューヨーク?と思っていたらなんかそうっぽい。

生意気で背伸びしてるマチルダが可愛すぎる。それに振り回されるレオンも可愛い。キャラク
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.8

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映画というか、ジャズの新しい表現方法でした。

ジャズシーンにとにかく圧倒される。
演奏も本物だが、セリフも説明もない、映像表現が一瞬芸術の域に達していた。現代美術のようで、没入感が強かった。
サック
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

優しい映画でした。

宇宙は無限に広がっている。人間は所詮粒子の組み合わせなのだから、宇宙には自分と全く同じ粒子の組み合わせの何人もの自分がいるのではないか。

上記の考えを何かの動画でなんとなく見か
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.1

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大変閉塞感がある映画。
チャーリーの部屋のみで展開されるワンシチュエーション系。舞台が元なんですね。

まず、太っていることにフューチャーする創作物って少ないので、大変見応えがあった。私は200キロに
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.3

軽く観れるコメディ映画。疲れない。人間ドラマとしては深みがないので、そこを期待して観るといまいちかも。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.1

ショーン良すぎたなあ。

王道といえば王道だけども、各々キャラクターが様々なバックグラウンドを持ち、各自思い悩んで変化する様が丁寧。

エンディングとても好き。語りすぎず、爽やか。

GO(2001年製作の映画)

3.4

映像が変わってておもしろかった。
オープニングの感じ好き。
お父さんよかった。
テーマ重いからもうちょい掘り下げてもらっても、って感じだった。

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.0

2-3年ぶりに観た。

初めて観た時から空気感がとても好きで、いくつかのシーンを今でも何度でも思い出せるほどの残り具合だったこの映画。

今見返してみて、私は何にそんな心を動かされたのだろうと思ったけ
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RRR(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

相対する2人の友情の物語
これはもう、元気でハッピーなシェイクスピア(?)

ロミジュリレベルで運命に引き裂かれてる2人が、互いの身の上を知らないうちにめちゃくちゃ仲良くなっちゃうのが、たまらん。
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

何でも一人で完璧にこなそうとするバズが、仲間と出会い人を頼れるようになるところも、
最後には自身の失敗(と強く感じていること)を受容できるようになるのも、
変化として綺麗で普通に感動した。

宇宙恐怖
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