暖さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

さがす(2022年製作の映画)

3.8

遡ること"湯を沸かすほど〜"で初見だった伊東蒼ちゃん、この子すごい。
この幸薄感、私的第二の池脇千鶴である

オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.0

母がオーガニストで、食卓にお肉が出たことがなければ家族で焼肉なんて行ったこともなかった子供時代。今となってはたまにお肉を頂くことはあるけれど、まだ躊躇う時もある。

お肉を食べることが悪、だとは思わな
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

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インスリン狂いすぎラストシーンホラーすぎ
何を信じるかを間違えると途端に狂い出すのが人間なのね

整形水(2020年製作の映画)

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他人を犠牲にした上での美なんて存在しません

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

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鈴木亮平に本気で死神が取り憑いていた.......がしかし、やはり闇深くに君臨しているのは県警本部、結局堅気であるというね…

TENET テネット(2020年製作の映画)

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首傾げながら漁った解説で

『未来人が生きる遠い未来の地球は、環境破壊により破滅間近の状態にある。
ノーランの過去作、インターステラーで、人類は滅びゆく地球から逃れる為宇宙に活路を見出したが、TENE
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.5

「いや絶対無理やろ」
映画化するという記事を見た時、原作が大好きだったので、真っ先に顔を顰めたのを今でもおぼえている
数年経って思い出したように観てみたけど、端折ってるところがあるのは目を瞑り、かつキ
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星の子(2020年製作の映画)

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公開当時、映画館で観ようと思っていたもの。

親ってやっぱり絶大で。
傍目と両親。自分では何が正しいのか分かってはいながらも、親の信じるものと、傍目のそれ、との葛藤。まなちゃんの表情にそのせめぎ合いが
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下女(1960年製作の映画)

3.8

ポン・ジュノが、パラサイトの制作において大いにインスパイアされたと言っている、コレ。

偏頭痛になりそうなほどじっとり重い湿り気が、画面越しに伝うこの感じ。
たしかにあの半地下のジメっと感だわぁ...
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プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵(2020年製作の映画)

3.7

これがフィクションだったなら、あー面白かった( ◠‿◠ )で終わるところ、なんのなんの実話なんだから凄すぎる。
ドッキドキしながら106分間釘付けだった。体感1時間なり

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ラストのシーン、みさきが韓国であの車に乗っている。
あれは一体どういうことだったんだろう、とふと思い返しては考えた。あのシーンでのみさきの表情は180分中一際明るいように思えたし、清々しささえ含んでい
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イカロス(2017年製作の映画)

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超恐ろしい......
真実はその姿形を見せたにも関わらず、それでも国家関与完全否定するこの図太さ、どんな生き方してどんな人間性してたらそう出来るん。
プーチン、ほんとうにイカれている。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.6

少し期待しすぎたなぁ....という感じ。

いろんなことを、ちょっと思い出しながら、生きていくんだよね

友罪(2017年製作の映画)

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瑛太のラスト数分の表情が、目に見えない彼の内側がその表情によって可視できるものになってゆく、そんな感じがして、思わずじっと見入ってしまった。反面、生田斗真の悔恨の雄叫びはなんかちょっと、、違う気がした

るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

4.0

1作目が出たのは10年前、当時高校生だった私。ハマったなぁ、るろ剣。青春の僅かな片鱗でした。
10年の時を経て、あまりに見事な完結を目の当たりにできた幸せ。
ここまで大成功した実写化は、恐らく後にも先
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

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蒼紫様に操、瀬田宗次郎、懐かしメンバー勢揃いで堪らんな。瀬田宗次郎の寝返ったところが一番堪らんかった......

ファーザー(2020年製作の映画)

3.9

97分間の中に漂う、切なさ、やるせなさ、なんなら屈辱も。
だけどその中に、"人間"を見た気がどうもする。生物学上の"ヒト"ではなくしっかり"人間"で。あたたかくて。
観ているこちらが、訳分からんがな?
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

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すんごい。実話というのがマジやばい。
なんとVICEに、主人公のモデルになった稲葉圭昭さんのインタビュー記事があった。警察署でセックスしていたところ以外、この映画はほんとうに忠実だそう。
えらく昔かと
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

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予想以上に面白かった(全然期待していなかった)
「あなたを一番愛してゐました」かぁ

人間失格は背景理解していたが、"斜陽" "ヴィヨンの妻"は、こういうことだったのか、となった。すぐに読み直したい

Girl/ガール(2018年製作の映画)

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ビクトールポルスター、なんてなんて美しいんだろう。性別云々の次元を超えている

トゥルーノース(2020年製作の映画)

4.4

これが北朝鮮のすべてではないことは確か。だけど、これが北朝鮮の一部であることも確か。

出来るだけ沢山の、全世界の人々にこのアニメーションが届きますように。
そして彼らに、どうか、彼らの求める変化が齎
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

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すんごい出演者豪華だったなあ...と思いながらFilmarksでこのキャスト一覧見てみたら坪倉だけ顔写真ありなのおもしろすぎる

心のカルテ(2017年製作の映画)

3.7

自分と重なる点は、特にない。
これを見て私はそう思ったけれど、「関係ない」と言い切った人ほど、ここまで極端でなくとも、少なからず可能性を孕んでいるのかも、とも思った。

どうしてだろう
なんだか、とて
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罪の声(2020年製作の映画)

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140分があっという間に終わった。

"マスゴミ"が蔓延っているけど、やはりマスメディアの本質はこれだから。『スポットライト 世紀のスクープ』にしろ『新聞記者』にしろ。芸能人の不倫だの不仲だのそういう
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

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恥ずかしながらkkkを初めて知った。
19世紀半ばに発足、その思想が現在も燻り続けている事実に愕然とする。

レイシストが最も醜い。最も醜いよ