VFXシーンに関しては文句無し。海上シーンの素晴らしさは勿論、ハリウッド作品でさえ散見されるCG隠しの為の夜間シーン多用が無かった事も高評価。
ドラマパートに関してはややクサく感じてしまう部分も有った>>続きを読む
主人公チーム早期退場により残された仲間達の奮闘と言う、長く続くシリーズだからこそ描ける内容が興味深い。速度の出せない戦車でスピード戦を行う為にまだこんなアイデアが出せるのかと感心した。
『君の名は。』以降の所謂セカイ系の現代アップデート作品として屈指の成功例と言っても良いのでは。メイン男女の役割を入れ替えても成立しそうな辺りにも現代性を感じた。
ただ、主人公の父親の造形は単に不快なだ>>続きを読む
原作に触れた事は無いが後発のファンタジー作品に多大な影響を与えたゲームだけに、慣れ親しんだ世界観ですんなり入り込めた。
ダンジョンシーンは意外と少なめだが、エンタメ作品かくあるべしと言いたくなる様な要>>続きを読む
監督のDC移籍や大多数のメインキャスト降板等メタ的な背景も有り、非常にスッキリ綺麗に締め括ってくれた完結編。前作ではやや過剰な迄に描かれた「家族」と言うテーマを、家族だからこそ離れ離れになっても大丈夫>>続きを読む
文化祭を舞台にしているせいかちょっと「ビューティフル・ドリーマー」味を感じるストーリーと戦隊ヒーロー集合映画の様なワクワク感。
そしてクライマックスでオーイシマサヨシが流れれば無条件でアガらざるを得な>>続きを読む
前作で不評だった人間パートが大分削られたがやはり退屈。いっそゴジラとコングが他の怪獣を倒し勝ち進みながらクライマックスで激突・乱入したメカゴジラを協力して倒す、位バカに振り切った方が潔かったのではと思>>続きを読む
クーデター物と言うある種のジャンルともなっているテーマに、南北朝鮮の対立と有事の中で生まれる友情を描く事で本作の個性を出すと共に、エンタメ的なアクションやサスペンスもたっぷりと見せてくれたリュ・スンワ>>続きを読む
俳句やレコードとSNSやライブ配信と言った新旧のガジェットを上手く使った王道のボーイミーツガールの良作。
但し脚本的に勿体無いと感じた部分も有って、ビーバーにストーリーに絡む落書きはともかく窃盗行為ま>>続きを読む
戦争未亡人の家政婦が憧れのディオールのドレスを購入する為に英国からパリへ旅行する話。大人のお伽噺とも言うべき可愛らしい作品ではあるが、夢を見るのに年齢は関係無いと言うテーマや当時のフランスの社会情勢、>>続きを読む
179分の上映時間、かなりの部分が車内での会話で構成されているにも関わらず卓越した脚本・演出力に依り全く長さを感じさせない傑作。
作品の魅力に大きく寄与した外国人俳優含むキャスト陣の中でも特に岡田将生>>続きを読む
「わたてん」の子供描写とギャグ演出、「恋アス」の異常な迄に細部に拘ったハイクオリティ作画、「セレプロ」の経験を活かした圧巻のステージシーンと、動画工房×平牧大輔監督の集大成と見るのはややこじつけが過ぎ>>続きを読む
ジャンル映画として見ると「普通に面白かった」位の出来だとは思うが、そこにジョーダン・ピール監督お得意の人種問題を絡めた社会風刺的なメタファーであったり映画史やエンタメ業界の功罪みたいな目配せを読み取り>>続きを読む
相変わらずの下品・不謹慎な内容ではあったが、前作よりも政治色強めのストーリー仕立てになった結果ドキュメンタリー的なスリリングさは減少した印象。
とは言えペンスの集会への乱入やジュリアーニに仕掛けたドッ>>続きを読む