woodchuckさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

記憶捏造もの。映像ならではの叙述トリックと言ってよさそう。ミッドポイント付近の驚き!
作品としては、「美化されてない、なんなら"昔はよかった"で表現されるような過去ではそもそもない、本当に大事なものは
>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.6

うっひゃー。古典的な青春ものっすね。クラシック。主人公の、痛みを経た成長。
これ、最初の教室での指輪のシーン、かなりBLじゃなかった?
まあ良かったは良かったんだけど、そして上記のように評価もしている
>>続きを読む

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.4

前作より重い話で驚いた……。「ファブル」は2作とも面白かったんで、また続きがほしい。

かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

3.6

かぐや姫が走るシーン、躍動感ある墨絵の演出がカッコよかった!

ゾディアック(2006年製作の映画)

3.4

実はあんまり覚えていないんだけど、犯人との対峙めっちゃ怖かった気がする。映画館…か何かにいたよね…?
これと「ソーシャルネットワーク」はあんまり覚えていないものの作品は「ファイトクラブ」「セブン」「ド
>>続きを読む

ソナチネ(1993年製作の映画)

5.0

オールタイムベスト級に好き。
俳優としてのビートたけし、すごい。あんなに「空っぽ」な存在を表現する。まさに一寸先は闇というのか、何をしでかすかわからない乾いた空虚。「バトル・ロワイヤル」でもすごくいい
>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.6

正直、岡田さんの印象が「ジャニーズ俳優」からアップデートされてなかったので(私の無知蒙昧によるものです…岡田さんに申し訳ない)こんなにちゃんと殺し屋としていそうな感じのタフな身体を表現できるのだなあと>>続きを読む

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.8

『コンフィデンスマン』シリーズはダーコがちょっとクィアっぽいのが好き。
心が弱っている時も見られる明るい良作。脚本の安定感◎

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.7

アメリカの田舎のことすごく興味があるから見た。
家庭内暴力の再生産を目の当たりにして、ちょっとなんとも言えない気分になってしまった…。

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

4.2

これかなり好きだったなー!作中現実と作中フィクションが交錯する、みたいな。
黒木華さんは、なんだか独特の存在感があるよね。これでファンになった。

まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

5.0

これぞ映画、と思った。私は映画を観たんだ、と思った。いいものを、あったかいものをもらって、帰ってくる。そういうよさ。人生をラッピングしてくれる、これが映画だって。
無料だからという理由でなんとなく観に
>>続きを読む

ホワイト・ホット アバクロンビー&フィッチの盛衰(2022年製作の映画)

3.8

アパレル業界のことが少しわかった。
ファッション業界のルッキズムと選民思想、なんとかならないものか。
しかし美意識は大事だ、って私自身も思ってしまう、どうしても。だからどうやって折り合いをつけるか、だ
>>続きを読む

BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

4.1

すごく残酷で、美しい。
シビアなラスト。しかし、作品からはやはり、「負け犬」であり「挑戦者」である主人公への寄り添いを感じる。

心と体と(2017年製作の映画)

4.2

私の抱えている問題に強く接触し、共鳴した作品。何度か観ている。
セクシュアリティ、孤独、他者に触れること。
私は性嫌悪が強いのだけど、「肉の塊」や「静謐な森」と絡めながらここまで丁寧に描いてくれること
>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.4

なんか、想像していたより暗かった。これ、観に行った日すごい雨で、雨に当たって靴のなかビショビショで寒くて、映画の中でも洪水のように雨が降っていたなあと思い出す。フィルムノワール、でいいのかしらん。

愛のように感じた(2013年製作の映画)

4.2

共感性羞恥で終始「ウ………ウワア……ワア……もうやめてくれッ」となりながら見た。元・思春期女子だった私にはとてもよくわかる感覚で、もう……うぅ……。痛気持ちいい作品です。
ジャケ写の、主人公のなんとも
>>続きを読む

乾いた花(1964年製作の映画)

4.5

最高の映画!何度も見返してる。加賀まりこさんほんとうにかわいい。冒頭の花札のシーンからキマってる。ちょっと退廃的というのか、自棄的なこの作品全体の雰囲気がいい。なんとなく、「聖少女」あたりに通じるもの>>続きを読む

(1932年製作の映画)

4.0

これ、めっっっっちゃ好き、ジョーン・クロフォードがカッコよくて、惚れる……。
登場シーンの、バンっ、と手を付いて、ガッ、ガッ!ってところすごい好きなんだよな(何を言ってるんだ)

結婚哲学(1924年製作の映画)

3.2

ルビッチ作品ってけっこういろんな人が高く評価してるんだけど、私はまだあんまりわからないかも

東への道(1920年製作の映画)

3.6

ラストの流氷のシーンはやっぱりインパクトあった。マジもんの川だったとか。寒そう……。

月世界旅行(1902年製作の映画)

3.6

だいたい映画史の一番最初に出てくるよね。
造形の雰囲気が好き。この不気味な月とか、人々の服装とか月の植物?とかたまらん。やっぱり映画はビジュアルだよなあ

群衆(1928年製作の映画)

3.6

JAIHOの「ストーリー・オブ・フィルム」で特集されていて気になったから見てみた。冒頭のめっっっっちゃ広くてスケールのでかい職場のカットが印象に残っている。

裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

3.6

これは私もちょっとわかりました!!拷問器具?が黒々として怖かった。なんというか、黒がすっごい黒。
画面に映るのはシンプルでミニマムな世界なのに(それとも、だから、なのか?)強い緊張感。

ガートルード/ゲアトルーズ(1964年製作の映画)

3.2

これもまだ私には早かったみたいで…、映画館で見たんだけど途中で爆睡してしまった。いつかリベンジするぞ!

怒りの日(1943年製作の映画)

3.4

私の大好きな「魔女狩り」テーマなのに、なんも覚えていない……。ちょっとまだドライヤーは私には早かった。

もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

3.6

これめっちゃよかった!あっちゃんってこんないい俳優なんだ。
人の営み、生活感みたいなものが画面に満ちていて、しかもそれが小綺麗な人たちではなくズボラなタマ子のものである。些細ななにかが起きて、些細な何
>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

5.0

マイ・ベストオブベスト映画ですこれ。
めっっっっちゃ泣いた。
こんなに弱者にやさしい視線を向ける作品、ないよ。
以前にも一度見始めたことがあって、その時は冒頭のカフェでのブスのウェイトレスへの扱いに悪
>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

3.5

きょうだい同士が憎み合う、というのは正直しんどい設定だった……。悲しくてよぉ………。
ニッチェの江上さんがいい味出してました。それにしても、姉妹の扱い格差というか、姉が割を食ってる感じがこう……すごく
>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

3.9

これも途中で長いなあとかなりつつ、ラストまで見たら「いいものみたな…」と思えた名作。まあ、この「いいもの」っていうのは、「明日からもがんばろっ」的なものというよりは、腹にズーンとくるタイプのやつなんだ>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.5

タワマンでのシーンがものすごく気まずかった!!!!あそこで一人片付けし出しちゃうあたりが、「だめだよしらけちゃうし空気読んで!!」となりつつ、すでに馴染めてなくて気まずいからそれやっちゃうっていうのも>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

3.8

会話劇、会話がすごく面白いなと思った。どこにでもある日常を面白く描いているという感じ。警官とのやりとりがめちゃくちゃ笑えた。コントを見ているみたいで。

救ひを求むる人々(1925年製作の映画)

3.2

画面がおしゃれだったなあという印象があるけど、これもあんまり覚えていないな…

暗黒街(1927年製作の映画)

3.2

ひたすらこの時期はスタンバーグ作品を見ていた。
しかしこれについては…あんまり覚えていないな