泉さんの映画レビュー・感想・評価

泉

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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

日常に入り込む非日常の度合いが前章と比べてだいぶ過激。

ポップな音楽に乗せて絶望を劇的に表現する大爆発のシーンは圧巻。
その頃は大好きになっているキャラ一人一人のその瞬間が映し出され、知らず知らず涙
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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

4.5

Opの入り方が最高。なんて贅沢な同窓会。
懐かしさが込み上げる。

今思えば、世界中の子どもたちが、小説の発売日をあれほど心待ちにしていたことって他にないのでは。
改めてハリー・ポッターという作品の偉
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.0

ちゃんと自力でフランス語を理解していて、編集泉くん実は努力家で有能なんだなと思った。

そしてフランスの屈強な消防士に楽々勝っちゃう露伴先生。
この漫画家そういえばめちゃくちゃ鍛えてたな。

漠然とし
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聖☆おにいさん(2018年製作の映画)

3.0

何も考えたくない時にちょうどいい。
2人の空気が原作と合っててよかった。
佐藤二朗の炸裂するアドリブに松山ケンイチ堪えきれてない笑

途中で何度か挟まる製作総指揮×監督のパートは映画館でも流れたのだろ
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.0

因果応報。
戦後の時代背景もあって、それぞれの人物の感情や行動に説得力がある。
アクションシーンの作画がよすぎた。
墓場鬼太郎を見返したくなる。
なぜ猫娘のデザインは定まらないのか。

マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

4.5

小さきもののドキュメンタリー。
音がいい。ヘッドホンして観てよかった。

おばあちゃんとふたり、とても素敵な生活をしているマルセル。
大冒険だ!!と思ったら車で出発するのね。
ダッシュボードの上で吐い
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.5

日常と非日常の絶妙なバランスと不穏な感じ。
空を見上げれば巨大な母艦。
途中まで高校生の日常にはあんまり関係なくて、女子高生って最強!と思いながら観ていたのに、突然ぬるっと入り込んでくる非日常。日常が
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

映画館の音響で重低音が身体に響いているのを感じ、自分もこの星に生きる人々と同じく水でできてることを認識した。

貴族のボンボンという感じだったポールが1.2作を通して成長していく様がとてもいい。決闘の
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.0

移住するためにサンドワームと戦う話かと思ってたら全然違った。
サンドワームでかすぎて勝てる気がしないや。
1作目は時間をかけて世界観や勢力図を理解していく序章という感じ。さて、準備は整った!というとこ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

あっという間に1年の月日が経つほどじっくり時間をかけた裁判を見届けて、自殺か他殺か?の真相よりも、終わった…という感じ。

夫婦喧嘩のシーンは夫のほうに感情移入してしまって話通じなさすぎてしんどくなり
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コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)

4.0

ナイトメア・ビフォア・クリスマスのダークファンタジーが引き継がれててとても素敵。
じわじわと異世界に引き込んでいくのがうまいし怖い。
今でこそ物語を楽しめているし大好きな世界観だけど、小さい頃観てたら
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

ヒトラーかぶれなパパかと思ったらイマジナリーヒトラーだった。
まだ10歳なのに、日常が重すぎる。戦争、洗脳怖い。

重いテーマではあるものの、
ママの仲直りの仕方が好きすぎるし、お腹のちょうちょのシー
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

4.0

優しくて美しい、心が温まるお話だった。

登場シーンを見て、ちゃらんぽらんな主人公かと思っていたら優しいし漢気があるし頭がいい。イケメン。
賀来賢人の声もとてもよかった。

あと、初見こいつ絶対悪いや
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.5

まさか映画館で見れるとは!
試合前から泣いてた。
推し対推しの師弟対決もちゃんとかっこいいし、それぞれのここまで関係性の集大成、お互いへのリスペクトが感じられてより泣けた。

最後のラリーの演出とカメ
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紅の豚(1992年製作の映画)

5.0

好きなシーンしかない。
悪いやつが出てこない。それぞれ自分たちの美学に従って生きている。
ジブリ作品の中でやっぱり一番大好き。
フィオの交渉術を見習いたい。

ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

岩をボリボリ食べる巨人とか、沈む馬とか、カメのくしゃみとか、小さい老夫婦とか、昔々に観た記憶の断片がやっと繋がった。
こんなにもワクワクしながら物語にのめり込めたら幸せだな。羨ましい。

古本屋のおじ
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.5

悲しい。けど何回も観ちゃう。
映画館で歌を全身に浴びながら観たかった作品。リバイバル上映してください。
コゼットが希望の象徴のような形で描かれていて、この悲しい世界の中で愛を注いでくれる人の元へ受け継
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セブン(1995年製作の映画)

4.0

七つの大罪に擬えた用意周到な猟奇的殺人。
外は大雨。じわじわと嫌な予感を高めていく演出。たまに思い出しそう。
定年退職まであと7日、というところで運悪く起こる事件に対しプロファイリングしながら冷静に犯
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

戦闘シーンがとにかくわくわくする。
山崎賢人は杉元にしては細いのではと思っていたが、戦闘シーンうますぎるし安定感がすごい。あと顔が良い。これ以上ないキャスティングだった。
特徴的なキャラクターたちが、
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.0

上申制度に笑った。
目的を達するために信頼関係を築いていく過程がいい。
ループを繰り返すごとに成果物のクオリティ上がってるのは精神と時の部屋みたいで少し羨ましい。繰り返したくはないけれど。

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.5

大きな理由も重たい動機も必要ない。
1億5000万のダイヤがあるから盗むだけ。
シンプルですごくいい。
そして男達と違って、豪遊する訳でもなくその後の日常を生きる強かな女達はなんだかとてもリアル。
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オーシャンズ13(2007年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

11.12と観てきて一番わかりやすくて一番おもしろかった。
いつもの11人+ベネディクトとローマンで13人。

メキシコで任務そっちのけでストライキ起こしちゃう双子が好きすぎる。
作戦の空き時間にオー
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映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

3.0

アニメ→映画で観ました。
インタビュー形式で振り返っていくので、この時点でここが繋がってたのか!と、アニメで見逃していた時系列が繋がった。
白川さんのカポエラが好き。
アニメからもう一度見直したい。

オーシャンズ12(2004年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前作の11人にテスを加えて12かな。
ジョージ・クルーニーの渋さが増してた。

相変わらず取引とか俺もやりたいなライナスはかわいいし、
全員捕まってからのどんでん返しと種明かしが楽しい。

ジュリア・
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

ティム・バートン×ジョニー・デップの狂気は何処へやら。
とても爽やかイケメンなウィリー・ウォンカでした。
目も耳もずっと楽しかった。
ウンパルンパがまさかのヒュー・グラント。

ミュージカル調で初っ端
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ロビン・ウィリアムズ 笑顔の裏側(2018年製作の映画)

4.0

ジュマンジ、ミセスダウト、パッチ・アダムス…昔から何度も観るくらい大好きだった映画にはいつもいた。
そういえばジーニーもロビン・ウィリアムズだった。

初めてその「人」の部分を見させてもらった。常に人
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.5

懐かしい。
「相棒」なブラピはかっこいいし、勝手な行動してトラブル起こして帰ってくるマット・デイモンかわいい。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.5

ロビン・ウィリアムズがサンタみたいだった。見た目も、プレゼントをくれたことも。
エンドロールで、脚本ベン・アフレックとマット・デイモンだと知る。このコンビの関係性が最高でした。
辛くとても優しい映画。

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.5

すごくいい結末なのに、途中途中の展開のインパクトが強烈で、感情ぐちゃぐちゃ。結果落ち込んでいる。

「業界の常識」ってなんて便利な言葉。
MEGUMIのメイク、立ち居振る舞い、喋り方が知り合いに激似で
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.0

高校生のスクールカーストがリアルすぎる。
桐島は出てこないし、部活を辞めた理由は謎のままだし、桐島の影響力がひたすら際立っていく。

エンディングの陽はまた昇るの歌い方がめちゃくちゃいい。
原作もう一
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.5

ジェイソン・ステイサムをジェイソン・ステイサムとして認識してから初めて映画館にジェイソン・ステイサムを目当てに観に行った。

安心して観れるスパイ映画いいな。
ステイサムに出会ってしまった警備員かわい
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

アステロイド・シティを観て以来、私にとってすごく気になる存在となったウェス・アンダーソン監督。恋?

若き日の作家、見たことあるイケメンだと思ったらジュード・ロウか。
テンポも音楽も色彩も展開も楽しく
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シックス・センス(1999年製作の映画)

5.0

文句なしに大好きな映画。
若き日のブルース・ウィリスかっこいい。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.0

あらすじから意味わからなかったけど、観てても意味はわからなかった。
音と色彩とテンポが好き。
コミカルな宇宙人とエンディングの鳥ちゃんに釘付け。
全然わからんけどクセになる。もう一回観たい。

マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

3.5

MJと一緒にステージに立つために、世界中からオーディションを受けに来る。
一体どれだけの人の夢を背負って生きてきたんだろう。
音も演出も一切妥協せずに、より良いものにするために次々アイディアを形にして
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