素晴らしい作品
激動の時代のポーランドを舞台に、人間の剥き出しの性欲、欲望、恐ろしさを、捻った手法で、ずっと描き続ける。
あまりの、あさましさには、時に笑いも出るほど。
2度目、鑑賞。りゅうと
ラスト、余計な部分を付けないで、車が立ち去るシーンで終われば、想像力を掻き立てもっと良かった。
このレビューはネタバレを含みます
当時のアメリカが抱える問題提起があるので、ダンスだけではなく市民の歴史書として楽しめる。
長兄が牧師になったという事だけが、自慢で誇りの母。けれども失業などもあり、子供の前で暴力的になる毒親。父もだ>>続きを読む
素晴らしくて丁寧な構成です。
全ての謎が最後に解かれる。
いわゆる冤罪を裁判で、という話ではなく、強い心と知恵のあり方と美しい友情を描いています。
映画っていいな、と思わせる。
虐待なくても、毒親になるんだな。
子育てってなんだろ?
親子愛ってなんだろ?
母性ってなんだろ?
とは考えさせられますが、戸田恵理子のように母の愛を丸っと受け止めて素直に育つ子もいるんだな、と不思>>続きを読む
核を持つ国のブラックユーモア
1968年の作品とは思えない映像の作り込み、ビジュアルな出来栄え。
最後に考えさせられる意味深なストーリー展開。
私はハルのストーリーに泣けました。
ハルにも育った環境があり先生がいて、歌も歌った>>続きを読む
途中休憩もあるほどの、超大作。
半端なくお金をかけてるせいか、当時のリアル感がすごく出ている。
とても優れた描写と作品だった。
国を挙げて少子高齢化を理由に75才になれば安楽死を認める、のではなく推奨する、という法律が出来たというストーリー。
実際にそれに関わる色々な立場の人間の心も描く。>>続きを読む
安楽死を深く考えさせてくれた。
でも、愛してくれる母、妻、弟、そして仲間達に見守られながらの安楽死が1番、幸せじゃないかな?
日本でも早く認められて欲しいです
黒人奴隷が奴隷船てわ反逆を起こし、祖国アフリカに戻ろうとしたが、船長がアメリカに向かって、奴隷は法律で裁かれる事になる。
実際にあった話なので
考えさせられる
パーキンソン病という難病でも、人を愛して結ばれるのか?
そして、薬品会社と病院の癒着も描く。
この映画で、あるドクターがこんな話をして嘆いた。
回診なんて一日50人診るんだぞ。
おまけに、バカな>>続きを読む
精神病院での話し。
正気と狂気、ボーダーはどこなのか?
人間味溢れる同病の仲間を通して描かれる。
正義は勝った!
という感動的な、実際は珍しいドラマ。
現代では、逆にあっという間にゾラのような正義を振りかざす人間は、すぐに抹殺されてしまうのだろうな。
軍部=力には、敵わないのかもしれない。>>続きを読む
CGのせいか、逆にリアルだけども、サラッと観られる映画。
北朝鮮の内側(多分)をこれでもか、という程描かれてる。
映像の世紀よりも、迫力ある日本の戦争の姿。
何処で手に入れたのだろう?と思いながら鑑賞した。
日本人なら一度は観た方がいいドキュメンタリー。
最初から最後まで、とんでもない展開と台詞と、今なら法律違反?的な、波瀾万丈な展開。
昭和の映画として、是非、記録番組として残して欲しい。
百恵ちゃんの代役で水着の乗馬シーンを撮影してるかと思うが、>>続きを読む
この作品から、2人はお互いを意識し合ったと言われる作品。
純愛ゆえの悲恋もの。戦争や結核のむごさをこの時代背景ならではの描き方。
泣けてしまう。
百恵、友和コンビ初回の映画作品で、まだ2人は意識をしていなかったと言っているが、初々しく輝いていて、2人を観るだけでも嬉しくなる。
踊り子という日本ならではの芸能が差別されていた事を記録した作品でも>>続きを読む
虐め、自殺、毒親、虐待、、
暗いテーマですが、構成が良かった。
学校内裁判など、現実的ではない、という感想もありますが、社会への風刺だと割り切ると面白い、
キャスティングも良く、泣ける作品。
済州島の皆殺し事件を経験した母が、朝鮮の方がマシだと思い込み、自分と娘以外を朝鮮に送った。
そして、借金までして送金をする。
朝鮮に日本という国をあげて、送還させ、そして朝鮮がパラダイスどころか餓死>>続きを読む