プーさんの映画レビュー・感想・評価

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余命10年(2022年製作の映画)

4.0


・これがいつまで続くんだろうっていう漠然とした大きな不安
・周りは大人になって働いて進んでいるのに自分だけ止まっている感覚
・薬がないと生きていけない(映画では薬以外にも酸素とか)、でも表面では楽し
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.0

ユージン・スミス
ジャーナリズム
加害者と被害者の共存
チッソの存在
写真は撮るものの魂を奪う

子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.8

「虐待」(大阪二児置き去り事件)を読んでから視聴。
本では母親目線や母親の生い立ちから、この事件が何故起きたのか書かれていた。母親も子供の頃に十分な愛を注がれず生きてきた過去があったようだ。
映画では
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.5

子供は母親にとって唯一の「自分のもの」
そして子供は親がいなければ生きていけない。
だからお互いに依存する。

親が子供を捨てた時、子供は誰を頼ればいいのか。どうやって生きていけばいいのか。
そこに手
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.5

とっても心温まる栄華だった。登場人物それぞれが自分の人生をちゃんと歩もうとしている姿がかっこよかった。
完璧に見える人もみんな悩みながら生きているんだよね。

娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

4.2

私がこれまでみてきたドキュメンタリーの中でも「娘は戦場で産まれた」は1.2を争うほど見ていて辛く残酷であった。このドキュメンタリーはジャーナリストが何かを調べる為ではなく、一市民(母親)目線で撮られた>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

1.5

ぶっちゃけ私には理解も同意もできなかった。
世間的に共感を得ていたから少し期待していたけれど、現実的じゃない(映画だから当たり前だけれど)なぁと思ってしまった。
ずっと一緒にいたら、少しずつずれていく
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.5

まさに共依存。どこまでも母を庇う彼の姿が苦しかった。自分の人生を犠牲にしてまで。
それほど子供は親に対して愛情を求めてる、存在を肯定されたいんだ。
だって幼い子供にとって親だけだから、自分がどんな姿で
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最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

3.5

フィンチを救ってあげて欲しかった。お互いがお互いを助け合える関係でいて欲しかった。
フィンチはずっと本当の自分を探していたのかな。本当の自分なんて私も分からない。
どうしたら彼を救えたんだろう。
al
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幼い依頼人(2019年製作の映画)

3.8

これが実話で、今この瞬間もダビン達のように虐待されている子供がいると思うと、身近な社会問題なのにそれを他人事のように見聞きしている自分も、傍観者の1人なんだと思った。

何の罪もない子供の命を奪って、
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思春期ごっこ(2014年製作の映画)

3.5

あの感じ、、と思い出すことばかりだった。
思春期「ごっこ」だなんて思われたくないだろうし、思いたくない。

いなくなれ、群青(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます


なくしたものは何なのか、考えながら見ていたら
見入ってしまってあっという間に終わっていた。こんな映画は久しぶり。
映像の写し方もとても私好みだった。
飯豊まりえの切ない表情、真っ直ぐな性格、とっても
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

4.5

ずっと見たかった映画の一つ。

しのかよ、2人だからやってける。二人で一つ、みたいなの憧れてたなぁ。

2人の練習という名の青春、キラッキラしてて羨ましかった。
友達なんて沢山いらなくて、本当に心を曝
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

-

青春すぎて眩しかった。
自分にないものは羨ましく思うし、出来ないことをしてる人に対して羨ましく思うよなあ。
自分の心に正直になって心の赴くままに動ける人って素敵よなぁ。

ユリゴコロ(2017年製作の映画)

3.5

ユリゴゴロ、私の中にもあるなぁと思ってしまった。誰にも気持ちをわかってもらえない彼女、孤独で孤独で仕方なかっただろう。罪を犯すことで満たされる彼女、罪の意識に苛まれて人生が狂った夫。2人が過ごした時間>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

どうして陣治は十和子をあそこまで、自分を犠牲に、もう犠牲どころじゃない、人生をかけて守り抜いたんだろう。陣治の十和子へのそれほどの愛がどこから湧き出ていたんだろう。ほっとけない、俺がいないと生きていけ>>続きを読む

グラスホッパー(2015年製作の映画)

4.0

あの子が言ってたのわかるよ。
私も蝉。相棒ずーっと探してる。飛行機に乗った時の耳のボアンボアンが取れなくて、だから自分が話す声がどのくらいの音量か分からなくて。
自分が生きているのかの証明は他人からの
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贖罪(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

やっぱり罪を犯した、傷を負わせた人間は償いを受けるべきなんだな
じゃないと最終的に自分に回ってくる
この作品では4人の人生を狂わせたけど、結局自分が全ての原因だった。皮肉すぎる。
さすが湊かなえの作品
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

泣きすぎて目がおかしくなるかと思った。
法学部生として見ても、とても勉強になった。
結局無罪だと確定しても、お父さんはどうしたってもう戻ってこない。

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.0

選曲、映し出される映像、全て良かった。

スティーブとダイアンの愛の形は少し歪んでいるようにも見えるけれど、彼らなりの愛の形なんだろう、脆くて少し危うい愛。でも永遠に離れることはない2人。

ダイアン
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きみはいい子(2014年製作の映画)

4.2

親の育て方は連鎖する。
小さい頃の記憶がフラッシュバックしてきて沢山泣いた。
子供はどこまでも親の味方で、親の為に嘘をつく。なんで真っ白で純粋なんだろ。
親に愛されなかったり、家庭環境が悪いと子供の人
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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.5

やっぱりみんな、こんな感覚だよなって安心した。これが現実に近いよね。
ここは退屈迎えに来てって誰しも思ってるんじゃないかな。
無い物ねだり。
フジファブリックの曲とっても良かった〜

ハローグッバイ(2016年製作の映画)

3.9

青春の友達関係のことに特化した映画だと思ってみたら、それだけではない要素も沢山含まれていて心が温かくなる映画だった。
はづきを取り巻く3人組みたいなのは私の中では友達と呼べない。
はづきにとっても葵に
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