RyoSさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ラスティ・メン/死のロデオ(1952年製作の映画)

3.6

まず第一にロデオという競技を深く知ることができる。ロデオの良い面悪い面をそれぞれの役者がセリフと演技とメイクで説明、そして実況者による丁寧な解説と迫力満点の映像、舞台裏までしっかりと描かれている。ロデ>>続きを読む

上海から来た女(1947年製作の映画)

3.7

この尺に対して話がややこしすぎだなと思ってたけど、裁判からの遊園地までのラストで突然面白くなる。ラスト10分のためにお金払っているようなものだが、それでも十分満足できるのずるい。

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

3.6

キキの横顔がナウシカとそっくり...?

ジブリあるあるの活発な少女が主人公なの、観ていて気持ちいい。そしてこんなにも人間の温かみあふれる社会、行ってみたい。

A.I.(2001年製作の映画)

3.6

母の愛を求めるようにプログラムされたAIが主人公なのだが、親の愛を求めるように遺伝子的にプログラムされている人間も同じなんじゃないかと。

AI、特に機械学習は、何かしらの指標に対して最適になるような
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火垂るの墓(1988年製作の映画)

3.9

小学校のシーンでの節子の視線。随所に出てくる泣き方。ラスト、唐突に出てくる夜景。どこまでもアニメと声優の表現力を感じさせる。

今後ドロップをどんな気持ちで食べていけばいいのか。

グーニーズ(1985年製作の映画)

3.5

「草」って270回くらい呟いたらいつの間にか終わっている、そんな映画。

『スタンド・バイ・ミー』が現実に寄り添った成長を描いたのに対し、こちらはよりシンプルな子どもの夢体現映画。

「草」ってのを無
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麻希のいる世界(2022年製作の映画)

3.3

麻希がみちょぱに似てるというレビューを見たが最後、90分ずっとみちょぱが出てた。

冒頭視線だけのやり取り、見せ方が露骨でベタだけどさすが。ラスト外からの干渉なしにちゃんと作れるのは監督が監督だからな
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ある歌い女(うたいめ)の思い出(1994年製作の映画)

3.5

歌手が主人公なので歌うシーンを期待したのだが全然少なかった。。。

(登場人物はそうだが)カメラも王宮の外には一切でないので、デモとかの情報も全てラジオと噂話から。このラジオや噂話を繰り返し出すことで
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ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート(2022年製作の映画)

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IMAXの大きい画面を画面分割して映す贅沢さ良き

ルーフトップコンサートがほぼリアルタイムで進んでいくのでこれといった面白さはないけど、その場にいて静かに歴史を見ている感覚になるのは激アツ。

タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

3.4

最初のクレジットでポール・ニューマンとスティーブ・マックイーンが出てお、豪華だなと思ったら次のクレジットにフェイ・ダナウェイとウィリアム・ホールデンがいてもう言葉が出なかった。映画何本分のキャストだよ>>続きを読む

グッドモーニング、ベトナム(1987年製作の映画)

3.6

主人公をロビン・ウィリアムズが演じている時点でまあヒーロー的立ち位置なんだろうなと思いつつ観ていて、表面上はヒーローっぽくさせておいて実際はやっぱりアメリカ人だというのがちゃんと回収されてて良かった。>>続きを読む

岸辺の旅(2015年製作の映画)

3.6

最初に向かう場所がもろ前回自分が撮った映画のロケ地候補の本命だったし、3番目のロケ地も最後のロケ地も以前撮った映画のロケ地のすぐそばだったしで、めちゃ共鳴してる。

話自体はそこまで惹かれなかったが、
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

2.3

カット割りすぎてエモーション続かない代表例。露骨に決めにかかってる超望遠ショットとか、照れ隠しのように2~3秒で割っちゃわないで露骨に決めちゃえよ!

カットの繋がりが雑なのと、今から思えば無駄なシー
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.6

しょーもない殴り合い長すぎだろと思ってレビューみたらみんな言ってた。でも主演の本業がプロレスラーなんですね。

エンタメとして楽しめる上に資本主義に生きる我々の価値観を揺さぶってくる。資本主義に限らず
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ガートルード/ゲアトルーズ(1964年製作の映画)

3.3

恋多き女。最初はハリウッドライクな舞台やセリフで0.8倍くらいのスピードだったが、終盤には0.5倍くらいになってた。

視線の不一致が甚だしい。セリフ山積みだけど始めのワンショットで人間関係がすぐに分
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奇跡(1954年製作の映画)

3.6

1分に30秒しか流れていないようなゆったりした時間の流れ。歩き方一つとっても上品で丁寧で、映画観たあと歩くスピードが半分になりそう。

スタンダードサイズでの人の写し方。子どもの表情の演出素晴らしい!
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世界の涯てに(1936年製作の映画)

3.4

う~ん、あんまり乗れず。少佐の役者がいまいちだったのが大きいのかもしてない。少佐の行動へイライラする、そのイライラがサーク作品っぽさのか。

空気人形(2009年製作の映画)

3.4

平日の最寄りの路線に乗ってる人8割くらい空気人形。

心を持ったラブドールが主人公とかいう設定をどうやって現実世界に適用させるのかと思ったけど、案外普通だった。その異常な設定を普通に現実世界で扱うとい
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.3

切り返しの時のディカプリオの姿勢(手の位置とか)ちょっとおかしくない?

この手の作品は否応なしに二度見させたくするから憎いよな。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.2

史実に忠実に敬意を払ってる感が演技を通して伝わってくる。コンピューター無しには考えられない仕事をしているのでアラン・チューリングには大変お世話になっているのだが、映画としては可もなく不可もなしという感>>続きを読む

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.8

若者の、若者による、若者のための映画。キャストの半分くらい同い年じゃん、、、
社会人一年目を終えようとしてる一番いいタイミングで観た。

主人公、あの後どう生きるんだろうという気持ちはそのまま自分が今
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黄昏(1951年製作の映画)

3.3

不倫ものメロドラマで薄情な人ばかりだが、ラストのガスの演出が些細なんだけどどこまでも素晴らしい

エクソシスト(1973年製作の映画)

3.3

割とホラーよりも物語主体で怖いシーンは少なく、また物語主体なためCG無しでも美術がその分頑張ることで十分に世界を作れるという、技術と映画がうまく噛み合っていた。が、今から観ると前半の物足りなさがどうし>>続きを読む

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.6

家の周りの草っぱの追っかけっこシーン、文字通り追っかけっこしてて文字通り草。

レザーフェイスの最初の登場シーンのてきぱきとした感じ好き。やっぱ悪役はこうでなくっちゃ!

主人公がいつまでも叫び声上げ
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食人族(1981年製作の映画)

3.7

あなたが夕食で食べたそのハンバーグも同じように動物殺してるんですよね

動物のシーンはすべて本物だそうだが人間のシーンだってすべてヤラセとは限らないのが恐ろしいところ。第二次大戦のこととか思い起こさせ
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

3.6

セリフがめちゃめちゃ多いのにみんな黙って空気読んでうまく行動してるの映画と相性が良い。そしてピエールの報われなさも現実って感じがして良い。

フランスのバカンスってみんなあんな感じなのかってのと、フラ
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

2.0

映画なんか観てないで生のミュージカルを観に行きなさい、ということなんでしょう

開始30分頃のアン・ハサウェイの歌が、さすがのノーカットで明らかにクライマックス感あったのだが、やはりあのシーンが一番だ
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.0

エンドロールで監督ロブ・ライナーと出てきて、なんか納得した。

某友人が「逃げ恥を見ればわかる、大抵のことはお金で解決できる。だから私は稼ぐ」ってツイートしてたのを思い出した。

非現実的な死を常に考
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偶然と想像(2021年製作の映画)

3.7

映画というより演劇、小説だった。

どれもこれも話として面白く、また映画館で笑い声が聞こえるというのも珍しくて、映画体験として嬉しかった。

どの作品もロケ地が非常に少なく、ワンルームで長回しも多かっ
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結婚式、10日前(2018年製作の映画)

3.4

イエメン初の商業映画。

たしかコテコテドタバタコメディで普通に面白かった記憶。

以下、当時のメモ
ストーリーは学生映画感が強いがキャラの配置が良い。人数が多い割にそれぞれうまく機能している。

手遅れの葉一(2020年製作の映画)

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Filmarks登録おめでとう!

シェーク監督の映画はこういうシュールな笑いが上手い

ダーク・アンド・ウィケッド(2020年製作の映画)

3.1

う~ん、野菜切るとこが一番だったな
ラストはなかなか良かったけどやっぱりオカルト系はびみょい

自分はもっと人間の心理面から来る恐怖の方が好き。

彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

3.6

こういう映画観るたびに自分の来世が楽しみになってくる。

話とか演技とか場の空気感の作りとかめちゃめちゃ良かったけど、いかんせんいらんセリフとフラッシュバックが多すぎる。脳死で観れるやさしさ。

例の
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