RyoSさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ダーク・アンド・ウィケッド(2020年製作の映画)

3.1

う~ん、野菜切るとこが一番だったな
ラストはなかなか良かったけどやっぱりオカルト系はびみょい

自分はもっと人間の心理面から来る恐怖の方が好き。

彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

3.6

こういう映画観るたびに自分の来世が楽しみになってくる。

話とか演技とか場の空気感の作りとかめちゃめちゃ良かったけど、いかんせんいらんセリフとフラッシュバックが多すぎる。脳死で観れるやさしさ。

例の
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

自分も60's最高!って人なので、オープニングの一曲目からもう幸せな気分だしロンドンについた日の主人公の絶妙な陰キャ感もドンピシャでよく共感できた。

ミステリアスな話かと思ったらなかなかガチなホラー
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マイリトルゴート(2018年製作の映画)

4.0

比喩とアニメと表現のバランスが絶妙!
個人的にもどいつもこいつも系は好みだった。

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

3.6

冒頭の1939年度イタリアというだけでもう展開は見えているようなもの、そんな中で喜劇的に振る舞えば振る舞うほど悲劇になる、そのギャップが前半部の喜劇が喜劇であった時代をしっかり描いているからこそ生きて>>続きを読む

Candy.zip(2017年製作の映画)

3.4

ゴリゴリの理系で毎日.pdfとか.zipとかに触れてる自分からは何回生まれ変わっても出てこないであろう発想。こういう子どもみたいな遊び心、妄想力を大切にしていきたいし、柔軟に考えられるようになりたい。

あたしだけをみて(2016年製作の映画)

3.7

こういう毒のある描写好き。ものの喩えがうますぎる。あと日本語っぽいけど日本語に聞こえない感じの言葉、好き。言葉から意味はわからないけど感情は分かるという絶妙な塩梅、こういうところが海外でも変わらず楽し>>続きを読む

私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

4.2

2000年代って『博士の愛した数式』『50回目のファーストキス』『世界の中心で、愛をさけぶ』等、記憶系病気系映画が多い印象。

カットの割り方、カットとカットの隙間の感覚がとても良い。テンポよく反復を
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.2

原作を読んでないと難しいとの話をよく聞いたが、少なくとも表面的な物語を追うのは簡単なので、わけわかめで眠くなるということはない。『スター・ウォーズ』を観ていればどういうテンションで観ればいいのかなんと>>続きを読む

赤線基地(1953年製作の映画)

3.8

米兵相手にやむを得ず売春する女性、だけじゃないのが良い。その女性に対する周りの眼差し、基地周辺の経済の仕組み、"米兵だから"ではない性的搾取の状況、女性の自立...奥深い背景をしっかり描いている。特に>>続きを読む

絶頂姉妹 堕ちる(1982年製作の映画)

3.3



畳の妹と死んだ人の二人の切り返し、副島との食事の切り返し
ズームやアップなど切り返しの工夫に富んでいた。

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

3.6

田舎町の少年が偏見を乗り越えて自分の好きなことをやる!みたいなハッピーサクセスストーリーなはずなのに、どこまでも哀愁と寂しさ漂うの、素晴らしすぎる。小学校卒業して誰一人知り合いのいないみんなとは別の中>>続きを読む

幕が下りたら会いましょう(2021年製作の映画)

3.0

舞台挨拶が上映前にある回を買ってしまったのはちょっとミス。

エンドロール後までちゃんと観てねって念押しされたけど、ちょっと冗長な気がする。もっとシンプルにまとめたほうが良かったけど、多分エンドロール
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ひらいて(2021年製作の映画)

3.7

山田杏奈の甘みと濁みのある声が良い!!!そして眼の力が素晴らしく良い!美雪とのツーショットでの表情といい雰囲気といい、もう何も言わなくても伝わってくる両者の気持ちにスクリーンが張り裂けそうだった。>>続きを読む

プリテンダーズ(2021年製作の映画)

3.6

観終わった第一印象は、嫌いだけど良い、という不思議な感覚。そんな感覚が作品テーマともリンクしているのがまた粋。

ストーリーの展開が割とコロコロ転がっていくので展開、流れを楽しむという点では良い。手持
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最悪は友達さ(2021年製作の映画)

-

『宮本から君へ』みたいな男臭さと雑さを感じる。結局セリフで言っちゃってるのを雰囲気で頑張るみたいな。『宮本から君へ』が嫌いなのでこちらも好きではないが、演技が良かったところも両者一致してる。

魚の目(2021年製作の映画)

3.7

ロケ地への愛が感じられる映画で良き。多分京都だと思うのだが、その土地その空間の物語、という空気がさり気なくしっかりと感じられる。廊下の写し方、自分も以前同じように廊下を撮ったけど、何度観ても気持ちいい>>続きを読む

無常(2021年製作の映画)

-

監督とは知り合いで、前作『それでも、洗う』も観たのだが、他の作品とはちょっと違い、目の付け所がシャープなのでハッとさせられる。今回の作品もそうだが、監督の、多くの監督とは異なるバックグラウンドが強く表>>続きを読む

およげるネコ(2021年製作の映画)

3.5

家が豪華すぎて往年のハリウッドが描く"理想の家"(日本版)感が強かった。いやそんな理想の家は自分はもちろん好きだが。でもそんな家の中で描かれる内容はまさしく現代であった。途中7分の長回しがあるのだが、>>続きを読む

枯れた世界に花めいて(2021年製作の映画)

3.5

映画なのだから、まずは映像から気合いが感じられるのがやっぱ良いですね。

編集による時間感覚も良い、ちゃんと待つべきところで待てている。プロの映画でも最近はそういう映画が減ってきてると感じる中、そうい
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綯交ぜ(2021年製作の映画)

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コロナを過剰に意識or排除した作品が多い中、コロナを当たり前のように扱っていたのは良かったし、これからの時代の真っ当な姿だと思う。大学の検温シーンの反復に新しい日常がもはや新しくないことを実感させられ>>続きを読む

あの日(2021年製作の映画)

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ゴリゴリのサスペンスで自分は好きなタイプの映画だったけど、時間をむりやり引き延ばした感がどうしても拭えなかった。

ひっきりなしのブルー(2021年製作の映画)

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あらすじ以上のことがない。セリフで全てを説明していて、映像にも力がなく、登場人物の心情もTVドラマ以上に薄い。"大人から見た子ども感"が強く、総じて平たい印象だった。

メモリメモ(2021年製作の映画)

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発想が面白いし、3分なのに意外といろいろ展開あって面白い。

Final Deathtination(2021年製作の映画)

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映画というよりもはやCMなのだが、CMとしてみれば面白い。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.4

アメコミ何にも分からないのでその背景ありでの胸アツさみたいなものは一切分からないという前置きをしておく

後半の富裕層 vs 貧困層という対比がちょっと安直すぎる気もしたけど、前半は貧困層内の関係もよ
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Destiny(2021年製作の映画)

3.8

演出も面白く、美術も小洒落てて可愛くて、クスッとできる8分間
声を同じ人が何役もやってるんだけど、その絶妙な似てさ・似てなささがムズムズして面白い。

Smart Boy, Good Phone.(2021年製作の映画)

-

撮影、映像への意識の低さ、セリフへの気配りの欠如、それを補うような他の何かもなく、正直私には良さが一ミリも分からなかった。

わたしのトーチカ(2021年製作の映画)

3.4

ほのぼのとしてて温かみを感じる絵のタッチでありながらもなかなか退廃的でソ連映画っぽさを感じさせるのが好きだった

無法松の一生(1943年製作の映画)

3.5

オープニングからクレーンによる撮影が秀逸で、その後も車輪の演出、提灯、運動会など見どころ満載な撮影ですごいな〜って思ってたが、宮川一夫というカメラマンで、羅生門とか色々有名作を手掛けているらしい。>>続きを読む

ラ・ブーム(1980年製作の映画)

3.8

青春過ぎてメンタル吹っ飛んだ

実際この生活ってどこまで中流だったんだろう。何十人も招いてパーティできるくらいの家がある時点で日本的にはバリバリ上流だけど、フランスは価値の置き方が違ったりするんですか
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マラソン マン(1976年製作の映画)

3.6

一般人巻き込まれ型サスペンスというヒッチコック典型のストーリー設定、全体的に「このシーンちょっと長くない?」と思うとこが多かったが、歯と排水処理場は良かった。こういうトラウマになるようなシーンを作りた>>続きを読む

天はすべて許し給う/天が許し給うすべて(1955年製作の映画)

3.4

ロック・ハドソンはチェックシャツを着てもロック・ハドソン

「change your mind?」(気が変わった?)、ハリウッドメロドラマの魔法の言葉。

子どもの気が変わったり二人の関係が進んだりと
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アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.1

ポスター詐欺という話をちらほら見かけたが、確かにそうだった。老人を敬いましょうというザ・教育映画で説明も分かりやすく、描写が生々しいだけだった。いや描写が生々しいのと舞台が遊園地という二点はめちゃ重要>>続きを読む

優しさのすべて(2021年製作の映画)

-

マーサじゃなくてマアサなんですね。確かにマアサっぽい映画だったけど、個人的にはマーサの方が良かったなぁ

オープニングの演出、なかなかよかった。シンプルに端的に人間関係を表現していて、スマートだった。
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エリック・クラプトン/ロックダウン・セッションズ(2021年製作の映画)

4.0

ライブじゃないからこその繊細さがどこまでも魂に染み渡る

好きだった曲
For Kerry:スリーフィンガーの心地よい曲
Believe in Life:ボサ・ノヴァっぽくて好き
Got My Moj
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