『トゥルーマン・ショー』という虚構のショーを作り出した企画が素晴らしい。彼の人権や出演ギャラ問題は何処へ?
人間という生き物は、怖いものが一つぐらいあった方が逆に安心だということですな。
指導者としての真価が問われるのは、物事が順調に進んでいる時ではなく、不運が積み重なって窮地を迎えた時。J・F・ケネディには、軍隊時代からリーダーとしての素質が充分にあったということか。
どんな状況に>>続きを読む
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「アメリカン・ニューシネマ」の要素を全て揃えている。この時代の作品は印象的なラストシーンが多いが、これは格別。
情けない登場人物、ベトナム戦争、ヒッピー、クスリ、そして衝撃的な結末・・・。「アメリカ>>続きを読む
壁に阻まれた両家を繋ぐ、物干し線&電線を使ったアクロバット芸が驚異的。3人肩車で救出&逃走する連携プレーには、ただ目を見張るばかり。
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株価と帽子の落とし合いゲーム。「買った!」馬鹿の一つ覚えで大活躍するキートン。なんだかんだいって、子供に甘い大金持ちパパが素適。
「彼女に結婚を申し込むとは生意気な! もう少し金をやらんといかんな。>>続きを読む
溺れる息子を救う前に水温を測ってみるキートンがイカす。 このオンボロ船で家族揃って船出する目的って一体!?
キートンのシュールな笑いてんこ盛り。「キートンだらけでSHOW」に始まり、猿の形態模写などサービス満点。その分、ストーリーはあってないようなもの。
こんな終わり方でいいの!? 都会の警官達にやたら嫌われているキートン。『モダン・タイムス』を彷彿とさせる船尾の巨大水車シーン等、アクションは見るべきものが多い
キートンこそ最高のアクション・スターの一人です。
ボクシングなのにダンスの構えをして、見事なまでの運動音痴を“絶妙の運動神経”で披露するキートン。序盤は少々だるいが、このオチはなかなかどうして、鮮やかなもんだ。
彼女は元彼への当てつけ結婚なのに、惚れた女には命懸けで尽くす主人公が泣かせる。陸地では割とおとなしかったキートンが、海上に出た途端に一転して体を張ったアクロバティックなギャグマシーンに変身!!
大女と特訓する格闘技のような必殺キスは最高だが、キートンのハスキー声は笑えない。中身はまんまサイレント喜劇でトーキーの意味が全くない(というかマイナス効果)。誕生間もないトーキー映画の試行錯誤期だと思>>続きを読む
酔っぱらったダンボが見る白昼夢は、サイケデリックそのもの。
この時期のディズニーアニメのイマジネーションは、確実に時代をリードしていた。
原題はフランク・キャプラ監督の、一連のヒューマニズム映画「Mr.** Goes to Town」(『スミス都へ行く』とか)のパロディだね。
人の自然破壊で住む場所を追われた彼らが理想郷として目指す場>>続きを読む
ちょっと、押井守の『うる星やつら ビューティフルドリーマー』に通じる世界観で、そこも好きな理由の一つかもしれない。
今敏が描くオタク像は、本当に気持ち悪い。
アイドル、オタクカルチャ-にサイコサスペンスを組み合わせた題材を、(実写向きかと思われるが)アニメ作品として映像化したのも画期的だったと思う。
湯浅作品は、コンビを組む作画メンバーが変わろうが、ダンスシーンに代表される、軟体動物のような登場人物の動きに凄い特徴がある。
そして、私はこの動きが大好きである。
和製『ラストタンゴ・イン・パリ』
樋口可南子は不良外国人に弄ばれたイケイケ姉ちゃんとしか思えなかった。
お前は虎だっ!虎になるんだ! プロレス的なショー演出で盛り上げる痛快プロ野球ムービー。 ライバル駒田が現役時代よりカッコいい! 神様、仏様、バース様の登場に涙がチョチョぎれる(と共に爆笑)! 何気に檜>>続きを読む