ありふれた事件を彷彿とさせる予告編やポスタービジュアルでだいぶ期待させられてしまった。
色々と雑な殺人犯の犯行風景を、退屈すれすれで淡々と見せつけられる。
犬がとことん無能なのが妙に気味の悪さを残す隠>>続きを読む
ヤクザがチャカでタクティカルな銃撃戦を繰り広げるという異質さが、妙に印象深い映画。
このレビューはネタバレを含みます
映画で最もやってはいけないこと…。
そんなの誰が決めた?
彼の嘘に騙された三人目の被害者は、
何を隠そう映画を観ていた僕であった…。
オムニバス形式の前衛映像集といった感じ。
所々おっとなる場面もあるが、結構退屈。
でっかいフィルムビデオカメラを装備して、
ライブ会場に突撃するねーちゃんがダサかっこいいです。
チャカチャカ目まぐるしい人物模様に我慢しながら今後の展開に期待してついて行ってるのに、あんな豆鉄砲な銃撃戦では満足出来るわけがなかろうて。
この映画で良かった所はベルトのバックルくらいである。
カムトゥーダディ カムトゥダディ…。
アレがおっ勃つからだ!と演者側が言って締めちゃうと、スナッフフィルムが存在する理由とズレちゃうような。
おっ勃ててるのは観る側でしょう。
このレビューはネタバレを含みます
むやみやたらと大爆発しない、非常に丁寧に作り込まれた硬派な戦争アクション映画。
ウルフェンシュタインを彷彿させるような、昔懐かしな心地良いドキドキも感じさせる。
ながーい注射器(?)を刺されて顔色が>>続きを読む
様々な人間の放つ、匂い?臭い?で充満した、実写すら見劣りする生々しさで溢れているアニメーション。
おしゃれっぽい雰囲気と、爽快なガムの吐き捨て。
かなり濃いめな二人が主演な為少々不安だったが、
そんな心配は全く感じさせない程に静かで、良い映画。
ちと江角マキコが美しく撮られすぎてて気が逸れるか。
血の影響を思わせる松坂桃李は完全にブラフな影の薄さだし、
過去と現在で話の濃密さに差があり過ぎて残念な気持ちになる。
鉄鍋でスパンスパンやるのって、ちゃんと真面目に考えたのだろうか?
Sicario=暗殺者。
重いBGMの相乗効果も抜群で、
暗黒の仕事人感がムンムンである。
平和なサッカー場のグラウンドに鳴り響く、街のどこで行われている殺人を意味する銃声。
殺し殺されのこの地獄は>>続きを読む
勧善懲悪で、くまのプーさん的なマ・ドンソクを愛でる映画。
女の子とのコンビが微笑ましい。
3部作予定ということで、キャラの掘り下げがメインか。
重いBGMは相変わらず健在。
このシリーズはBGMでの雰囲気作りがうまくて気持ちいい。
現代にも通ずる何かが…なんて深く考えてしまうけど、
オカルト女子の一声で処刑されちゃうような、魔女裁判という極端な例なのでそうでもないかと思ったり。
あ!あそこに悪魔がいるわよっ!!なんて大騒ぎして>>続きを読む
家に帰ると妻が必ず死んだふりしてるのはインパクト大なんだけれども、
それ以外は既婚者でもピンとくるのかどうかの地味でそれなりの展開。
妻の榮倉奈々が聡明でちょーいい子な点と、それに絡めた友人夫婦の一>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
誰の記憶からもいなくなり、忘れ去られると存在そのものが消えてしまうという設定の寂しさよ。
一方、デラクルスの方は死にたくても死ねなくなっちゃったけど。
某サイトからの流出動画を彷彿とさせる、冒頭でのビデオカメラのシーン。
兵士もまた被害者なのだが、
妙にフルメタルジャケット感のある形式めいた筋書きだけでは、
なぜここまで躊躇なく蹂躙するに至ったかの>>続きを読む
アニメでここまで鼻が高い絵柄は見たことがなかったのだけれども、
兎にも角にもまー人間臭くて素晴らしい。
ここまでシンプルに纏まってて、みんなを好きになれるってなかなか無い。
大人を懲らしめる為降臨した子供ザウルス大行進な映画だった、
とでも、言うのだろうか…?
話は割とあっさり。
ライブエイドは再現なのにちょーすごい臨場感。
曲作りのアイデアがほぼ思いつきなの、史実なんだろうけどちょっと拍子抜け。
観客の皆々様方。貧困層の日常を、まるで映画のように一喜一憂しちゃってたんじゃないですか?と突きつけられる、強烈なカウンターコークスクリューボディブロー。
ジャンシーが咄嗟に思い付いた親友を救いたいと>>続きを読む
白石晃士作品にしてはそこまでいかがわしさで押し通してない。
ドラマというより特撮っぽさが漂う。
幸せな内に死んじゃいたいわがまま。
踊って忘れる空元気。
が、やはり理髪店のお姉さんのおっぱいとシェービングクリームの香りに想いを馳せてしまう。
死に至るまでをチャットのネタにチョイスしてしまう、割とヘビーな中2女子、エヴ。
おじいの孤独も、彼女にとってはネタでしかないのか…と、ちと寂しさと悲しみ。
一番気になったのは、エヴ役の子が美麗過ぎて>>続きを読む
話運びはかなり大味。
アルバム一枚をまるごとMVに仕立て上げたような感覚。
バンザ~イ♫
おいおい、アメリカン・ニューシネマ。
なんか暗くねーかい?というおやじの優しさを感じる一品。
難しく考えないと、あれ、これって恋愛映画だったのかな?なんて思い返してみたり。