Joeさんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

Joe

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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.4

感情移入して観るにはキツいです。辛すぎて途中で何度も観るのを止めたくなるんですけど、どうしても映像の美しさに魅せられて観続けてしまう。2度目は観ないけど、ずっと心に残り続ける作品です。

スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.5

色んな言語、国籍、アイデンティティがないまぜになってとてもカオスなんだけどカッコイイ。光も闇も内包して進んでいく、大都市特有の刹那的な美しさみたいなものを感じた。

ロブスター(2015年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

個人的に監督最高傑作だと思っている作品。
どうしてああまで恋人との共通点に拘るのか少なくとも私にはチンプンカンプンでしたが、それが徹底的な教育によって育まれた意識なのだとすればとても恐ろしい。
人と一
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

飛行機を投げるお母さんという神的な発想力。流石ヨルゴスランティモス監督。急にセックスが始まるのは不条理劇の鉄板みたいな感じしますよね。
超強権的なパターナリズムの元で育った子供が自由を求めつつも、最終
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.3

あの少年はあの少年なりに正義を全うしているんでしょうね。正義の重要な側面として公平さ、公平な分配がありますけど、それを貫徹した結果ああなったというか。家族がだんだん弱っていくのは、医者自身が手を下す(>>続きを読む

劇場(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

山崎賢人演技が上手いことは確かなんだけど、いまいちこの役にはハマってない感じがした。ナレーションの声に重さが感じられないし、身勝手な演技のなかにもどうにも人の好さが残ってしまっている感じ。
ただ、最後
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式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

3.9

物語はすごい面白いわけではないんですけど、前作に引き続きカメラワークと演出は良かったですね。あと岩井俊二がなかなか役にハマってたのと、藤谷文子の演技が凄まじかったです。

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

4.2

エヴァ旧劇場版実写パートの撮影で手ごたえを感じたらしいですけど、庵野監督本当に撮影が楽しかったんでしょうね。物語としてはやや重めではあるんだけど、カメラワークからは色んなことに挑戦したい少年心のような>>続きを読む

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