明石ですさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

4.2

全ての始まりとなったラクーンシティでの運命の一夜。クリスとウェスカーのBSAA側がスペンサー邸に向かい、クレアとレオンが警察署から脱出するというバイオ1,2のストーリーを同時進行で進める心意気。ストー>>続きを読む

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

4.7

研究所のメンバー皆で量子世界の研究をしていたら、誤って量子世界に飛ばされてしまった!そして量子世界には「量子人」が大勢住んでいて、その中に量子世界の覇権を目論む悪いヤツが!!てなわけでアントマンとワス>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.6

量子世界に消えた博士の奥さんを連れ戻すべく、新たな冒険に出るアントマン。羽の生えた新スーツを手にしたヒロイン、ワスプが見ものの今作ですが、個人的には、ハナ・ジョン・カーメン演じる美しき宿敵ゴーストに見>>続きを読む

カイジ 動物世界/動物世界(2018年製作の映画)

4.7

いやあ、、ざわざわしたぜ。

定食につかず自堕落な暮らしに耽っていた男が、同僚に騙され借金を背負わされ、アヤシイ船へ乗船を余儀なくされてしまう!ついでに植物状態の母親と、結婚を心に誓った幼馴染を養うべ
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

5.0

NYで捕らえたヤクザの大物を、日本の警察に引き渡すべく大阪へやってきたアリメカ人刑事2人。ところが極道組織の策謀に嵌り、ヤクザを野に放ってしまう!てなわけで大阪を舞台に、血で血を洗う抗争に巻き込まれる>>続きを読む

アンロック/陰謀のコード(2017年製作の映画)

4.0

CIAの女性尋問官が裏切りを疑われ、組織に追われつつ、旧ソ連式のウイルス兵器のパンデミックを食い止めるスパイアクション。スウェーデン出身のドラゴン・タトゥーの女ノオミ・ラパスに、元貴公子顔のムキムキ俳>>続きを読む

アメリカン・プレジデント(1995年製作の映画)

4.8

大統領が銃規制のロビイストと恋に落ちてしまった!そしてスキャンダルが勃発し云々という、シリアスなジャケットからは想像もつかない軽妙洒脱な、茶の間で楽しめる大統領ラブコメディ。後半は意外とよくできた胸熱>>続きを読む

アントマン(2015年製作の映画)

4.7

娘の養育費を工面するために億万長者兼お偉い博士の家へ押し入った凄腕の強盗がアントマンにされてしまう!そして世界を救う話。主演はいくつになっても老いないどころかどんどんセクシーになるポール・ラッド。『フ>>続きを読む

ウォール・ストリート(2010年製作の映画)

4.4

インサイダー取引により服役していた80年代の証券業界の大物ゴードン・ゲッコーが出所、失いかけていた家族との愛を取り戻そうと奮闘。かつては金の亡者だった彼が家族のために知力とカネへの嗅覚を生かして活躍す>>続きを読む

ソリタリー・マン(2009年製作の映画)

4.3

還暦を迎えて孫が出来ても、いつまでも若い男のままのつもりで日々を過ごし、下半身に支配されたハッスルな生活を送っているうちに家族や友人が離れていく孤独な男の物語。マイケル・ダグラスにスーザン・サランドン>>続きを読む

ローズ家の戦争(1989年製作の映画)

4.7

貧乏時代から寄り添い、成功者となったローズ夫妻の離婚の顛末をめぐるドロドロの闘争劇。離婚が決まった後も、どちらも家を出て行かないので、ホワイトハウス並みに大きな豪邸を舞台に、バリケードを張り合って本物>>続きを読む

ドク・ハリウッド(1991年製作の映画)

4.2

凄腕の整形外科医がキャリアアップを志してLAに向かう道すがら、田舎町で事故を起こし車が大破。その町で医者として働くお話。マイケルJフォックス、ブリジット・フォンダ、そしてそこそこ若き日のウディ・ハレル>>続きを読む

動く標的(1966年製作の映画)

4.3

蒸発した夫を探してほしいという富豪の夫人からの依頼。動く標的とのタイトル通り、事件を追ううちトカゲの尻尾切りの要領で探す対象が変わっていき云々という話。世界1セクシーなナイスミドル、ポール・ニューマン>>続きを読む

最高の人生のつくり方/最高の人生の描き方(2014年製作の映画)

5.0

妻を亡くして以来人間味を失くしてしまった初老の男(マイケル・ダグラス)のもとに、存在さえ知らなかった孫娘が転がり込んでき、同じく配偶者を亡くした隣人のお節介焼き(ダイアン・キートン)と一緒になって孫の>>続きを読む

彼女について私が知っている二、三の事柄(1966年製作の映画)

3.9

娼婦として働く”彼女”について綴る男の独白。作中に「お決まりの話だ。男に騙され、子供が生まれ、捨てられる。1年後、別の男と同じことを繰り返す。母子院では更生を誓うが、同室の女たちから教わったことは、い>>続きを読む

ロマンシング・ストーン/秘宝の谷(1984年製作の映画)

5.0

手違いで届いてしまった宝の地図を手に、コロンビアの秘境へ宝探しに出る女流作家の冒険活劇。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でメガヒットを飛ばす前のロバート・ゼメキス監督の1作。頭から尻尾まで作り手の若>>続きを読む

男性・女性(1966年製作の映画)

4.8

シャンソン歌手として売れ有名になっていく恋人と、うだつの上がらない自分にフラストレーションを溜める青年の話。121本のうち3~4本しか完成していない映画という触れ込みで上映される、ゴダールらしい断片の>>続きを読む

ディスクロージャー(1994年製作の映画)

4.1

性悪だけどスタイル抜群の美人上司(デミ・ムーア)にハニートラップを仕掛けられ、窮地に立たされた男(マイケル・ダグラス)が訴訟を起こす話。逆セクハラというフェミニズム関連で議論を呼びそうな一触即発のテー>>続きを読む

ダイヤルM(1998年製作の映画)

4.3

資産家の妻を謀殺しようとした男に降りかかる悲劇。そして殺人を共謀する相手が妻の浮気相手の男というまさかの筋書き。ヒッチコックの同名作のリメイクで、何重にも織り込まれた騙し合いがお見事でした。オリジナル>>続きを読む

007は二度死ぬ(1967年製作の映画)

4.8

いつも通り美女とベッドで戯れている最中に、彼女の裏切りで殺されてしまう!ところが実は生きていて、死んだことにした方が動きやすい、とのことで公式には死亡したまま日本に潜入するジェームズボンド。ショーン・>>続きを読む

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

5.0

聖なる夜に、部屋を真っ暗にして恋人か誰かとしっぽり鑑賞しようという予定を立てていたものの、7年くらい連続ですっぽかしてしまったので、何でもない平日の夜中にひとりで見た。これは、、噂に違わぬ名作でした。>>続きを読む

さらば愛しき女よ(1975年製作の映画)

4.1

7年間のお勤めを終えて出所した男が、かつての恋人を探すのを手助けする私立探偵の数奇な物語。レイモンド・チャンドラーの3作目の映画化作品。フィリップ・マーロウを演じた歴代俳優の中で最もマーロウに近いイメ>>続きを読む

とっくんでカンペキ(2012年製作の映画)

3.5

初デートに向けてキスの練習をする少年をじっとり描いたラブコメ。ショートフィルムというよりCMみたい。チョコレートとかアイスキャンディのCM 笑。唇にキスをする妄想(練習)を散々しておいて土壇場で頬に、>>続きを読む

バイオハザード ヴェンデッタ(2017年製作の映画)

4.7

結婚式の最中に政府軍の爆撃を受け、妻や親族を皆殺しにされ、復讐の鬼となった武器商人が、新種のウイルスをばら撒いてして世界の支配を目論み、その野望を、クリスとレオンとレベッカが共闘し阻止する話。

バイ
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

4.0

ズル休みの口実に母親が死んだと出まかせを言い、親にバレて叱られ家出する少年の話。少年時代はとにかく不愉快で、早く大人になりたかった、と語るトリュフォー自身の原体験が織り込まれた彼の自伝的長編デビュー作>>続きを読む

SKIN 短編(2018年製作の映画)

5.0

子供にちょっかいをかけた、と言いがかりをつけ黒人をリンチした白人至上主義者の男が、黒人グループに拉致され、衝撃的な方法で復讐される話。作中で起こることの一部始終が子供の前で(なんなら子供の手で)起きて>>続きを読む

007/サンダーボール作戦(1965年製作の映画)

4.7

1億ポンド用意しなければイギリスに原爆を落とす、という史上最悪の恐喝を阻止すべく、スペクターのNo.2の本拠地に殴り込む話。ショーン・コネリー主演のシリーズ4作目。今作では、下手をうった部下を生贄に捧>>続きを読む

恐怖と欲望(1953年製作の映画)

3.4

森の中で孤立した中隊が、生き残りをかけて放浪する1日を切り取ったお話。キューブリック最初期の作品ということで見たけど、これは一歩間違えれば与太。監督自身が出来に満足しておらず、フィルムを回収し劇場公開>>続きを読む

007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

4.5

世界で唯一「殺しのライセンス」を与えられた007がゴールドフィンガーこと名うての金庫密輸業者を追い詰める話。ショーン・コネリー主演のシリーズ3作目。

今作で新たにボンドカーとして支給されたロールスロ
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

4.3

銃乱射事件に巻き込まれ娘を亡くした夫婦の心の穴をビジュアライズした12分間のショートフィルム。子供を失った夫婦の離婚率は図抜けて高いというのをウィル・スミスが誰かが出てる映画で聞いたことがあるのだけど>>続きを読む

欲望という名の電車(1951年製作の映画)

4.7

名家に生まれながら、歳を重ね落ちぶれてしまった自分を直視できず、真実であるべきことしか語らないうちにいつしか嘘で塗り固めたおとぎ話の住人となってしまった哀しきオールドミスと、厳しい現実を直視し生きてき>>続きを読む

007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

4.6

南国の孤島を舞台に荒唐無稽なヒーロー劇をやってのけた1作目から一転、イスタンブールに舞台を移し(もちろんソビエト政権下のロシアでは撮れない)、盗聴や爆弾の暗殺、スパイの送り合いなど、リアリティのあるス>>続きを読む

宇宙戦争(1953年製作の映画)

4.1

宇宙空間で唯一の肥沃な惑星である地球を乗っ取るべくやってきた火星人と戦争。SFの父HGウェルズの原作の映画化作品。宇宙戦争と銘打ってはいるものの、宇宙を舞台にした戦争ではなく、地球にやったきた宇宙人と>>続きを読む

007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

4.5

ショーン・コネリー主演の007シリーズ第1弾。90年代生まれの私としてはジェームズボンド=ピアース・ブロスナンなイメージなのだけど、やはり初代ボンドの格式高さは別格でした。南国の孤島で渦巻く陰謀、唐突>>続きを読む

エデンの東(1954年製作の映画)

4.2

厳格で清らかな倫理観を持つ父親に育てられた双子の兄弟。片方は清書のように清く正しい善人に育ち、もう片方は生まれながらの悪。その兄弟がひょんなことから、幼くして亡くなったと聞かされていた母親が実は生きて>>続きを読む

SF/ボディ・スナッチャー(1978年製作の映画)

4.1

町の人々が一夜で別人に!姿形は同じなのに、中身が変わってる!という話でお馴染み、かの有名なドン・シーゲル監督の『ボディスナッチャー』のリメイク作品。

アメリカの古き良き田舎町が舞台だった前作から一点
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