Midoriさんの映画レビュー・感想・評価

Midori

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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.9

ずいぶん昔に見た。主人公を演じた俳優の演技が艶やかですごかったけど、確か途中で友人が帰ってきて目の前で腕立て伏せし始めたせいでそっちに気を取られて最後の方あんまり入り込めなかった。。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.5

かなり前に見てあんまり覚えていないが、面白かった記憶が….!!!

RRR(2022年製作の映画)

4.8

疾走感あふれる3時間!スケールのデカさも面白さも桁違い。面白かった!映画館で見て良かった。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.9


最高。今まで見た映画の中でトップ5に入る。
エマストーンの演技がとにかく光ってる。脳の発達の段階に合わせて、動きも、目の輝きも、話し方も、ボキャブラリーも。昔のイギリスの黒いドレスもすごく似合ってい
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます


過去イチの映画といっても過言ではないかも。2時間半があっという間だった、期待値を大幅に超えてきた。

金持ちで何一つ不自由なく、乗組員たちを虫けらのように扱う豪華客船の客たちが、思わぬ出来事に混乱し
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.9

ジェニファーロペスの存在感とかっこよさがたまんない!初めはそんなに面白いと思わなかったけど、徐々に変わっていくビジネスの形に目が離せず、二人の愛に溢れる友情に涙。
記者の”I don’t feel s
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国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

4.8

韓国旅行の勉強(?)として見た。歴史や政治、人々の暮らしがよくわかる映画で、泣ける映画を、というリクエストに見事なまでに応えてくれた友人に感謝したい。

朝鮮戦争やベトナム戦争、貧困といった時代や社会
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.1

本格的に働き始める前日の夜に見た、記念すべき映画。主人公のサイコパスぶりに驚く。初めの数秒でそれを伝えられる俳優の力量に脱帽。
普通の人なら「道徳心」から逃げ出すであろう時にそこに留まるという選択肢を
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.9

叔母との脆くもある関係と二人のstruggle, 宿命のために自らを犠牲にする二人、主人公の自己犠牲的な愛、自然災害によって失われた人々の命や日常や想いの重さが胸に迫る。故郷•神戸や、過去1年間に訪れ>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.2

明らかに性的なシーンはまったくないのに、非常に官能的な作品だった。多義的な言葉の使い方、足を差し出す女性とそれを優しく触る男性の体と距離の微妙な距離感、あまりにも美しいが悩ましく寂しい雨に濡れた東京の>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.6

最初から最後まで何が起こっているのかよくわからない作品だったけど、シリアスな役を演じることが多いミシェル・ヨーのコミカルで混乱した姿を見れたのは新鮮でよかった。メインキャストがアジア人で、サブ役に白人>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.7

登場人物が多くて頭がこんがらがりやすい原作をもっとわかりやすく、でっも原作の躍動感と登場人物の心の機敏はそのまま伝えた素晴らしい一作。たCarey Muliganの演技が特に良かった。声を上げることを>>続きを読む

ステイ・フレンズ(2011年製作の映画)

3.6

リアクションとかお喋りとか急に歌ったり踊り出すところとかすごくアメリカンだった。騒々しくてやけに明るくて、登場人物が人の話すぐに遮るしみんなめっちゃ自己中心じゃね、って思った

ジャスティン・ティンバ
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.3

ひたすら「??」が続いた映画だった。
さとうほなみ(美しかった、眼福!!)の役柄以外誰にも何にも共感できなかったし、展開が謎すぎた。成田凌みたいな発言する人、おらんやろ…..大倉くんが自分を持てて、よ
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マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

3.6

設定のユニークさ、色やデザインの美しさ、ロマンティックな雰囲気は素敵だが、話自体はそこまで面白いと思えなかった….

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

少し前に見たけど、よく覚えてる作品。エンディングの方の女優の演技が素晴らしかったし、プロットもよく練られていたと記憶している。

パリ13区(2021年製作の映画)

3.9

白黒にした理由はわからなかったけど、それで登場人物がイキイキしててよかった。特に、中国系の子が主人公だった点が嬉しい。珍しい。そして、登場人物みんな衝動的で、ちょっと自己中で、人を傷つけて自分も傷つき>>続きを読む

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

4.0

映画だということを忘れさせるぐらいリアリティと没入感が凄まじい映画。一息もつけない、というのはこのこと。次々と振り返ってくるトラブルも、レストランならでは。ワンカットで撮ったからこそ、この緊張感あふれ>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.3

「あの子は貴族」というチープ(?)なタイトルの割に、中身は凄くおもしろかった!東京の女性たちの間に存在する格差と、格差さえ彼女たちを分断することはできないという力強いメッセージが込められた作品。乗り物>>続きを読む

わがままなヴァカンス(2019年製作の映画)

4.1

IMDbのレビューはひどいのに、Rotten Tomatoesのスコアは95%と非常に高いことから興味を持った作品。「あの子は貴族」に関するブログ記事の中で
紹介されていた。カンヌノミネート作品。
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.4

わたしは最悪、っていうタイトルの割にはそこまで悪い人じゃないじゃん、とは思ったけど、たしかに考えようによっては身勝手な悪い人にもとらえられる。でも、自分含めてその「悪さ」はあって、共感できるストーリー>>続きを読む

ひまわり(1970年製作の映画)

3.8

何年もずーっと探してたのに、割と別れ方とかがあっさりしていて、「ほぉ、、、」という感じ。タイムスパンもちょっとよく分かりにくかった。

とは言え、ジョヴァンナの強さと逞しさ、戦争や別離といった暗い話な
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.1

レビュー見る限り、評価がわかれる映画だということはよくわかったけど、私は全然好きじゃなかった。多分登場人物に自分を見たい(共感したい)私にとって、最初から最後まで、意味不明でなんかしっくり来なくて、面>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.7

3時間があっという間だった。静かなのに飽きない。演劇のアーツインプロジェクトというニッチな題材にまず驚く。三浦透子の俳優の暗く、モノトーンに見える、でも純粋で徐々に優しげになっていく表情と、西島秀俊の>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.3

ヒロインの疾走感と今を生きてる感じはよかったが、何を伝えたいのか全体的によくわからない映画だった。大々的なことが起こるというわけでもなく...ヒロインもGary、どっちも応援したくなる、共感できるタイ>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.9

エンディングにびっくり。途中でプラン変更かと思いきや、最後まで突っ走ったんだ。しかも精巧に練られてる。よくできてた。

ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

3.9

最初から最後までラリってる話で大笑い。何もかもぐちゃぐちゃ、正気じゃないのに何もわからない、の状況にウケた。それよく運転も仕事もやるわ...ジョニーデップ顔違いすぎて、誰かわからず、、、

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

お前評判通り良い作品だった。前半からあの後半に繋がるのが意外だった。普通にコメディーで終わると思っていたら、ホロコーストの話だった。だが、悲しく、センシティブな話なのにも関わらず、グイドのユーモアに満>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.2

映画館でチラシを目にした時に興味を持った映画。
アイディア自体は面白いし、映画に込められたメッセージ(階層に別れた牢獄=資本主義社会、管理者=政府、ゴレン=資本主義社会を壊そうとする革命家的な?)など
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おとなの事情(2016年製作の映画)

4.1

夫婦と友人たちのディナー会中に携帯を見せ合うという話。予想がつかないハラハラドキドキする展開がクセになる。まさかそこがそうなる...!?という最後のシーンが特に秀逸。

携帯はなんでも知っている、だか
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

最高の映画。その一言に尽きた。

目に映る光景と切り取られるシーンの1つ1つが、穏やかでリラックスできる、でもやることなさすぎて色々考えてしまう南欧の夏を本当にうまく映し出していた。私が高校時代を過ご
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