Airconさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ハロウィン・キラー!(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ずっと自分が普遍的な正しさだと信じてるリベラルを揶揄しつつコメディにしてるのかと思っていたけど、最後のノートでゲイの夫婦や大麻合法化をカバーしてるのを見た感じ、もしかして真正面から教義の啓蒙をしてた?>>続きを読む

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.7

悪夢のよう。
わりとシリアスなんだよな。。。
下手にシリアスなプロジェクトベースだから、要素のコメディが浮くし、シリアスなベースがただでさえB級なのに、コメディでよりグダグダになってる。

さらに物語
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マレーナ(2000年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

わかる。。。
美女(持つ者)が、必ずしもイージーでポジティブかと言うとまったくそんなことないんだよな。
集団は中央値から離れたところから中央に奪おうとする力学が常に働く。
持つ者は「守り」が足りないと
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黒猫・白猫(1998年製作の映画)

3.8

すさまじい。
死体の扱いとか微妙にブラックではあるんだけど、「生と死」や「若さと老い」、「恋愛や結婚」を下手に道徳のフィルターを通して善悪を規定せずに、ありのままに受け入れている感じ。

普遍的。
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

3.8

半分幻想の中にあったような感覚。
あのアンダーグラウンドも国も。
実際、「これ幻想のシーンかな?」と思えるところが現実だったという演出?が何度かあった。
現実離れした歴史の感覚を表すのにこの感覚は合っ
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ヘイル、シーザー!(2016年製作の映画)

3.7

いつものコーエン兄弟の感じ。
一番重要な主張が何かと考えると、主人公の立場に表れている様な、実務とかミクロの複雑さや煩わしさ、個人的な悩みや選択が人間のほとんどで、それが大切だということかと思った。
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屋敷女 ノーカット 完全版(2007年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ニューウェイブフレンチホラー

こういう「ヤバいヤツに目を付けられちゃった系スリラー」では構造上大抵、優しい人、助けてくれる人は排除される。
「全員が排除されたり、助けられる状態でない」「とうとうヤバ
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.6

ウォーレン夫妻回と見せかけて娘ジュディ回。
もはやダニエラも主役級の扱いだし、メアリーも同じくらいで3人が主役。
内容はほぼなくて、夜中のお化け屋敷(自宅)で3人がひたすら複数のお化けに脅かされる話。
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

あいかわらず敵が弱すぎる。
わかりやすい勧善懲悪もの。
しっかり積み上げていって解消する。


脚本はシンプル。

シチリアでマフィアから「何か」を回収。
子供に撃たれる。(すべての原因にしては「なぜ
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.7

原題、ザ・ファミリーマン。

「ウォール街の金持ちが人間の本質を失っているので、庶民の生活を味あわせ最初は困惑するが人間の本質を取り戻していく」という流れを、特に理屈はなく神的なパラメータいじれるヤツ
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ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男(2014年製作の映画)

3.7

曲はすごく良いけど、そこまで人生がドラマチックでもない。
いろいろ問題は起こるものの割と順調。
マフィア映画的な成り上がりストーリーだけど、マフィア映画のような大きい悲劇がない。

ジェームスブラウン
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ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

3.6

前半は、「フィンランドの村という舞台」で「メタルバンドという要素」のビタミンムービー的な、逆境の中での自己実現を2、3個組み合わせるやつ(夢、恋愛、部活、仕事、家族とか)。
後半、ノルウェー国境警備隊
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ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)

4.0

マクドナーの。
セブンサイコパスが複雑で良かったので。

すごい。
ある種の芸術。
芸術的な脚本。
頭の中のマッピングが凄いことになった。

これは30個くらい全部回収されたような。
つまり、全部2回
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パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.5

『セブン』『ゲーム』『ファイトクラブ』と来て次。
フィンチャー復習期間だったので回収。

ウィテカーの鈍臭いけどお人好し感を生かしたドラマ部分と、時間だけ使って結局たいして既定路線からは離れられないス
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

大きな家に住む人形職人夫婦の娘が事故死、12年孤児院として多くの孤児を引き受けることに。
ポリオで片足が麻痺してるジャニスと仲良しのリンダ、病気で孤児たちとの接触を拒む奥さんと、立ち入り禁止の娘の部屋
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最‘狂’絶叫計画(2003年製作の映画)

3.3

シンディめっちゃ覚えてる。
友達んちで深夜に見た記憶。
寝落ちした友達の目を無理矢理開けたらREMで動いててびっくりした記憶。

もはや笑えないどころかゾッとするシーンもある笑
たぶん当時でも笑えなか
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

全然関係ないけど、あれだけのメディアに顔晒してトリックプレイをしてでも犯人をあぶり出したいっていうのはわかるんだけど、整形して顔替えてやる分には全然できる気もした。
「自分と考える顔」、看板が毀損され
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.7

まず本当に「アオラレ」なのか、邦題問題があると思うけど、つまり煽り運転が流行ってたから邦題でつけちゃっただけなのかという点については、割とアオラレ。
原題のunhingedのニュアンスに合わせると「無
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.5

これは無罪。
敵の魔女が上手過ぎて見せてくる映像的にも怖い。

久々のウォーレン夫妻シリーズ。
ヴェラファーミガ出てきた!
おばあさんみたいになってる。

もう出てきそうなところで音量半分くらいでいい
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

え、あのゾンビ少女の説明なし!?
ヤバ。。
ホントにこのシリーズヤバいな。
マジでその辺のB級スリラーより脚本としてはよっぽど酷い。

1が酷かった記憶はあったんだけど、観てみたらやっぱり酷かった。
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.3

顔が怖くておもしろい。
顔が怖いからそんなに怖くない。
死霊館フランチャイズで、エンフィールド事件で出てきた主役おばけのバラクの生い立ち、かと思いきや、すでにバラクが跋扈している今回の死霊館=ルーマニ
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

禊にしてもここまで媚びる必要あった?

マット・デイモンとベン・アフレックが脚本にいることで彼らの一種の禊としての主張なのかな、と嫌な感じはしていたんだけど、やっぱりといった感じ。
スコットランドのメ
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APPLESEED アップルシード(2004年製作の映画)

3.7

結局ときに人間は極端な発想で破壊的なことを合理的と考える。
それ自体を都度抑制する、というアニメで繰り返されてきた唯一の答え。

悪者が出てこない、最初からいなくする、とか人間に不安定さが無いのはそれ
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LIFE!(2013年製作の映画)

3.5

1つの価値観。
こういうのが良いという。
肯定的な捉え方をすると一歩踏み出す勇気みたいなものの重要性に関しては同意。
何が良いかに関してはそれはその人が見つけるしかないもので、教科書的に1つの価値観に
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

サスペンスとして普通に面白い展開。
悪と悪ぶつけてみましたみたいな。
でもなんとなくヒリヒリ感は少なくワクワク感が多めで楽しかった。


フェミニズム的に〇
本来はこういう、「野心高め」「独占欲」「独
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イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

3.8

良い。
マクロの善悪とかじゃないミクロの人間のドラマ。
イングリッシュペイシェントと呼ばれていることもなかなか皮肉が効いていて良いが、それくらいのちょっとしたギミックと、時系列の前後での過去にあったこ
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

3.9

『シンドラーのリスト』の「リスト」という部分から感じる命題感。

例えば、今小学生の間で流行っているyoutuberの面白さが理解できないとか、ギャルの間で話題の人物の偉大さが理解できないとか、地上波
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.8

田坂と宮内いいな。
わけわかんなすぎて。
ここぞというときには人間に戻るし。

脚本も、2人の殺し屋兄弟が主体的で、結構独特。
なんかわかんないけどドロヘドロっぽい。
同じ構造あったっけ。

アクショ
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.6

コミュ症の人間関係の悩み。
世の中のダルいことウザいことあるある。

脚本的にも、もう少し波があるのかと思ったけど、ピリつくほどでもなく最強の2人がほぼ一方的にヤクザファミリーを蹂躙して終わった。
2
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さらば愛しき大地(1982年製作の映画)

3.9

昭和の鹿島。
本当に幼少期のころに、まだ少しだけ名残りがあったような、絶妙な昔。。
古い旅館のゲームコーナーみたいな感覚。
昭和末あたりの田舎の生活をそのまま体験したような気分。
田舎のイエってこんな
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映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

スミコ、何かありそうな雰囲気出してたけど何もなかったな。

ゴーストライター(2010年製作の映画)

3.7

食事しながらテレビで観た。
ツッコミどころはあるものの手堅いサスペンス。

やましいことがあるなら、勘の良いヤツに自伝とか書かせない方が良いのでは。

ストレンジ・アフェア(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

そもそも論として、オチは破綻している、というかそのままだと割とバッドエンド、もしくはなんらかのポジティブな解釈やその描写が必要なんだけど、なんとなく解決した雰囲気にしてしまっているが当初の問題は全然解>>続きを読む

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.9

おもしろオフビートノワール。
バディもの+父娘もの。

面白い。

特に理由もなく毎回娘が好奇心でついてくる。

失踪した女をダメな探偵が調べていると巨大な陰謀に出くわしてしまういつものノワールフォー
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.4

普通にシンプルな悪魔。
ヴェラファーミガ出ないんかい。
人間を騙そうとする悪魔系で面白い。

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.7

『Perfect results count -- not a perfect process. Break the rules: fight the law.』
これが大陸の考え方。。。

「ルー
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