Airconさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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グレイマン(2022年製作の映画)

3.8

『ボーンシリーズ』をよりエンターテイメント感出した感じ。火力。


あのドアから入ってきたときのウインクまでの絶妙な間ー。
やっぱりゴズ良いな。
カッコつけ方のさじ加減というか。
男には、「照れ」と「
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.2

「未来の戦争に送り込まれる」というSF構造は物語にほぼ生かされていない。
よくあるドラマに終始していた印象。
あとアクション。

そのSF構造(=違う時間)は唯一、「大人になった娘と再会する」という部
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桜桃の味(1997年製作の映画)

3.7

97年のパルムドール。
前情報なしで観たほうが良い。



『ライク・サムワン・イン・ラブ』でも観た、車の中、かつ状況が掴めないまま進む。

声だけ先出し、状況や画は後出しも何度もやる。
この小さい推
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サード・パーソン(2013年製作の映画)

3.8

群像劇。
ネタバレ、感想、前知識無しで観たほうがいいかも。




さすがポールハギスな脚本。
まさに脚本の人って感じの脚本。

『クラッシュ』『告発のとき』よりインパクトは少ない、というかより難解な
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オールド(2021年製作の映画)

3.6

シャマランは、見終わった後の少し残念な感じも含めて、彼の味な気もする。
ネタバレ厳禁。



ヴィッキークリープスひさびさ。

顔をなかなか映さないで、声だけで溜めるの良い。

後半、超常現象に対する
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機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)

3.4

劇場版の割に絵がシンプル。
アンソロジーの中ではB級感漂う。

やはり、ユニコーンでのインフレはやり過ぎだったな。
それのさらに3号機というフェネクス。
構造的に、ドラゴンボールみたいなアイテムを巡る
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機動戦士ガンダムUC/episode7 虹の彼方に(2014年製作の映画)

3.6

インダストリアル7のメガラニカに向かうネェルアーガマとレウルーラ。
唯一の連邦&ビスト側のバンシィが一機で来た。
リディに構ってる場合じゃないのに。

北米のシャイアンのグリプス2のコントロールセンタ
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機動戦士ガンダムUC/episode6 宇宙と地球と(2013年製作の映画)

3.6

ゼネラルレビルに狙われたネェルアーガマとガランシェールを助けてくれたのはシナンジュとローゼンズール。
リディは完全に闇堕ちして敵になる様子。
ジオンと連邦が揃ってネェルアーガマにいる。



アクシズ
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機動戦士ガンダムUC/episode5 黒いユニコーン(2012年製作の映画)

3.7

ビスト財団所属らしき黒いユニコーンに捕獲されたバナージとユニコーン。
ユニコーン、バナージ、バンシィ、再調整済みマリーダ、リディ、アルベルト、ブライトはラーカイラム。
オードリー、ミズマーサはガルダに
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機動戦士ガンダムUC/episode4 重力の井戸の底で(2011年製作の映画)

3.8

連邦の首都ダカールに陽動攻撃している間、ジンネマンの偽装貨物船ガランシェールとともに地球に降りたバナージ。
今回は、ネオジオン側と行動を共にしていくうちにこっち側の理屈を知る回。
ミネバ様はマーセナス
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機動戦士ガンダムUC/episode3 ラプラスの亡霊(2011年製作の映画)

3.7

わかりやすい往復で双方の言い分がわかってくる。
ユニコーンごとネオジオンに奪われたので、パラオを奇襲して取り返す作戦。
負傷マリーダさん、バナージまとめて連邦側へ。
リディ、ミネバを連れて地球へ。
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機動戦士ガンダムUC/episode2 赤い彗星(2010年製作の映画)

3.8

完全にサービス回。
「見せてもらうおうか?~」で笑った。
さすがにサービスしすぎ。
過ちを認めるのが大人の特権、当たらなければどうということはない、蹴り・・・。
シナンジュ、ハチみたいで可愛い。

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機動戦士ガンダムUC/episode1 ユニコーンの日(2010年製作の映画)

3.8

これはガンダムシリーズの最初にはちょうど良いんじゃないかな。
かなり観やすい。
コロニーで争いに巻き込まれ、少年が偶然にガンダムに乗ることになる、というガンダムマナーには則りつつ、ボーイミーツガールを
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わたしのトーチカ(2021年製作の映画)

3.1

絵はかわいいのにモチーフが陰湿で闇が深い、が凡庸。
直接的な人間関係悩んでますの先が急に抽象的。
「くるしい」
わかり合いたいとかわかってもらいたいも、他人への自己同一化のエゴとの見分けがつかない。
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ミッちゃん(2021年製作の映画)

3.6

物理的な接触に伴うデメリット、耐ハラスメント、匿名性を考えて、安全性への欲求が高まることとしてのバーチャルリアリティ化がある。
東浩紀原作のアニメ『フラクタル』もそんな設定だった。
それと引き換えに失
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機動戦士ガンダム第08MS小隊 ラスト・リゾート(1999年製作の映画)

3.4

ラサでの戦いの後日談。

本編でのベトナム戦争的な過酷な環境(凍傷になったりも)、現地の村やゲリラとの関わり、新兵器を巡る政治的な駆け引きとそれぞれの哲学、などのトピックに対して、「戦後」。

90年
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トエユモイ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます


変なヤツが変なやつと共同生活を始める話。
コンビニの商品とか雑巾とか、変でかわいい。
三木聡みたいな。
手羽先ナチスみたいなノリ。
アイデンティティの時代だけど承認飢餓問題にいかないのは良い。
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.8

ポールトーマスアンダーソンの映画って、個人的にはそんなに面白くないのも多いんだけど、とにかく独特の後味が残って単純に面白さでの評価はしづらいんだよな。
今作は『ブギーナイツ』的な70年代子役”業界もの
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

最近、色即是空空即是色(Form is emptiness, emptiness is form.)を少しだけ身体的に「これか~~」って理解したんだけど、ラストでは諸行無常を感じられた。
何と言うか、
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ホームワーク(1989年製作の映画)

3.7

問うに落ちず語るに落ちるというか、子供たちへの宿題に関するインタビューを通して――子供たちはみんなアニメより宿題が好きと答えるのに――次第に問題が見えてくる。。

まず、この(子供の)言葉というものに
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.8

前作の記憶がほぼ消えてたので、WIKIPEDIAの長いあらすじを全部読んでから観たけど、ほぼ別作品として独立して観れる。
軽くあらすじおさらいしておくくらいでOK。



前作の抗争の3年後、広島仁正
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EXIT(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

さすがに、ここまで根拠のないご都合主義で展開されると狂気を感じる。

クライミング経験者の主人公ヨンナムが、親戚のパーティで大学時代の後輩ウィジュと再会。
一方その頃、謎のガスによるテロが起き、パーテ
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整形水(2020年製作の映画)

3.2

グロ多めの韓流ストーリーランド。
これ系の、業に対して自由度が高まるとどうなるかという思考実験系はショートショートじゃないとキツい。
風呂敷は畳むほうが大変なのだから、ショートショートであっさり放り投
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

日本で唐揚げ専門店が多く出てきたのは、フライヤー技術にイノベーションがおきて、バイトでも簡単に美味しく揚げられるようになったからっていう記事を数年前に読んだ気がするけど、韓国ではチキン屋さんが普通に多>>続きを読む

溺れる魚(2000年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

なんでこんな風にコメディとシリアスをむちゃくちゃに挿入できるのか謎。
何も考えていないのかわかっていないのか。
編集のときに気づかないのかな。
流れがおかしいって。
あえてのスカシとかあえてのカオスじ
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

脚本も演出もアクションも全部◎
ダニエルクレイグボンドで一番良かった。

個人的には、しっかりと終わらせに来たストーリーのまとまり具合と、短かったけどアナ・デ・アルマスが良かったのと、アクションはラス
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エッシャー 視覚の魔術師/エッシャー 無限の旅(2018年製作の映画)

3.8

どうしてもエッシャーの作品ありきの評価ではあるんだけど、ドキュメンタリーとして、
ある意味別の概念を2dに落とし込んだと言えるような作品を、その別の概念に戻そうという映像表現が、映画内でもエンディング
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スーサイド・ショップ(2012年製作の映画)

3.4

「人生は楽しいはず」とか「生きていれば幸せは必ず訪れる」という思想から導き出される、自殺志願者への「この人の考え方(認知)に問題の原因がある」としてしまう”解釈”というのは、「あなたは自殺したほうが良>>続きを読む

パスワード:家(2018年製作の映画)

3.3

情報系の人たちが専門的な話をしている、と見せかけて割と常識的な話。
IT関連に疎い人は退屈、IT関連に強い人は楽しめる、というのがあまりにもIT関連に疎い人の感想。
確かに、ジュリアンアサンジとか16
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.7

フレンチアルプスでのスキー旅行に来たスウェーデン人家族。
眺めの良いテラスでの食事中、人工的に起こす雪崩が多少大きくなりテラスまで飲み込まれるのではとパニックになる客たち。
子供を置いて全力で逃げるパ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

前半いろいろあって、2年後、広島での演劇祭のレジデンスアーティストに。
12月までの2ヶ月間滞在。
専属の運転手、韓国人夫婦、若手俳優との関係。

言われてるほど面白くなかった記憶。
後半で、傷ついた
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人数の町(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

大きな構造としては、本末転倒というか、何も解決していないはず。
蒼山は普通の生活ができないから「町」に連れてこられたのだから、「チューターとして真面目に生活していきました(バッドエンド)」みたいな終わ
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タンポポ(1985年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

タンポポの話は3.6、トータルで3.9って感じ。
タンポポの話は、宮本信子がかわいい、シンプルなプロジェクト映画。
最後見つめ合う時間が長めなの良い。

真ん中にメインのタンポポの話があって、"あるか
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.7

優秀すぎて上司から疎まれて田舎へ移動になったニコラスエンジェル巡査。
田舎の村社会的な、ネイバーフッドウォッチアライアンスという謎の集まり。

小気味の良いボケ。
真顔でボケてスルーする感じのやつ。
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キャンディマン(2021年製作の映画)

3.7

アヴァンタイトルからのアーキテクチャなオープニングですでにかなりワクワク。
土着の呪いみたいな話。
BLMでホラーやった感じ。
普段のジョーダン・ピールよりBLM感は強い。

影絵という、人が黒で現れ
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