ボギーパパさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ボギーパパ

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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

2.1

中田秀夫監督らしいといえばらしいが、らしくないといえばらしくない。誠に中途半端な作品。

そもそもタイトルから構成は各物件ごとにできるからオムニバス的にそれぞれ仕上げられる。そしてそれぞれゾッとする所
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浅田家!(2020年製作の映画)

3.0

『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野量太監督作品。試写拝見いたしました。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

これが、まさに現代のアメリカン・グラフィティなのか?今ココのアメリカの青春映画なのだろう!

さすがアメリカ🇺🇸の高校生!
LGBTQ、ジェンダー、多様性、下ネタ全部含めて受容して、新たなスクールライ
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狂武蔵(2020年製作の映画)

2.0

坂口拓さん。
ここ数年貴方を、貴方の殺陣を色々な作品で拝見しており魅了されているファンの一人です。

77分1カット、の殺陣。お疲れ様でした。武蔵のクレイジーなケンカ剣法堪能させていただきました。これ
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マルモイ ことばあつめ(2018年製作の映画)

3.6

このところの韓国映画は特に脚本が素晴らしいものが多い。ドラマもそうだけど、ドラマは一つの物語を叩いて伸ばして薄くしているものも多く、その点やはり映画の魂は濃い塊の様なものだ。

この魂の塊の様な作品が
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グッド・ワイフ(2018年製作の映画)

2.1

🇲🇽メキシコ映画。
事前情報全く入れず鑑賞。
雰囲気からして、女性エンパワータイプのモノかと思っていたが、ちょっと違った。

鏡に映る主人公の姿を多用する演出は印象的だが、国情、慣習もよくわからなかっ
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みをつくし料理帖(2020年製作の映画)

2.1

試写拝見する機会をいただきました。
原作は読了。テレビドラマは北川版も黒木版も未鑑賞。
原作からは映像化しやすそうなイメージを感じていました。どちらかというと黒木華とイメージかな。

御年78歳 角川
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.6

高校演劇最高賞受賞の脚本を映画化した作品。
本作はまずこの脚本が素晴らしい、いや素晴らしすぎるという点に注目しなければならない。

青春小説の、とある章の、そのうちの1ページの、更に隅に記された一瞬の
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.7

Netflix作品
シャーリーズ・セロン主演

まず、一言言いたい、これはズルい!設定がズルい(^^)でも凄い、なかなか無いぞこんな設定。

ぶっ飛んだ設定の中に人種、男女、LGBTQまで織り込む現代
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

新聞の映画評読んで観に行きました。
エメリオ・エステヴェス主演の映画鑑賞って『セントエレモスファイアー』以来かも(^^)

寒波が押し寄せるシンシナティ。シェルターが満員で行き場のないホームレスたちが
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.9

マ・ドンソクのマ・ドンソクによるマ・ドンソクファンの為の映画(^^)

『新・感染』での超・良い人から、今度は悪人!
とはいえ、悪人である事は紛れもない事実であるものの、どこかほんわかと良い人オーラを
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.0

静かな中に、隠されたそれでいて溢れ出る愛を綴った作品。なんの気なしに観たのだが引き込まれた。

映画は社会の窓だから、今の社会のおかしなところ、昔から引き継がれた変なところをその窓から見ることができる
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劇場(2020年製作の映画)

2.8

同時 配信・公開というコロナ禍が生み出した苦肉の策。行定監督の執念か。

原作未読
演劇青年(ダメ男)と上京ガール、典型的シチュエーション。個人的にはイライラする。あくまで個人的な好みの問題として好き
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.8

ブルース・スプリングスティーンの楽曲が聴けるだけで観る価値ありと出陣。

1987年、イギリス🇬🇧ルートン
主人公ジャベドはパキスタンからの移民。

社会は移民排斥、経済格差、閉塞感など諸問題で市民を
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ライド・ライク・ア・ガール(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

競馬関連映画、これも久しぶり。
2003年『シービスケット』以来の鑑賞か。

映画としては艱難辛苦を乗り越えてビクトリー!って形になっちゃうのは仕方なし。もはやジャンル映画の一つと言えましょう。

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透明人間(2019年製作の映画)

4.4

今日の今日まで全く観る気無かった作品。
予告編観てたのだけど、どうなんでしょう?
ってしか感じなかったのですが、ちょっと引っかかり観る事にしました。

個人的には巨匠ボール・ヴァーホーベン『インビジブ
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.5

ダー子ちゃんファンとしては見逃せない一作。
試写伺いました。

このシリーズ、気を抜けないこと他の作品の比では無く、冒頭から、いやシリーズ全作を通じて俯瞰して観ないといけない。何処に何が隠されているの
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イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

3.5

宇宙最強ドニー・イェン(^^)

細かいことはヌキにして楽しめました。
とにかく細かいことはヌキにしましょう。
そしてドニー・イェンのドニー・イェンによるイップマンを楽しみましょう!

完結しちゃって
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.6

『カイロの紫のバラ』『ハンナとその姉妹』『ラジオ・デイズ』の頃はハマりにハマったウディ・アレン監督作。『ミッドナイト・イン・パリ』以来かもしれない劇場鑑賞。ご無沙汰しております。

さて、本作。アリゾ
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はちどり(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

なぜタイトルが『はちどり』なのか?
小さい命ながら、精一杯羽を動かしている姿か。

中2の中2病の女の子。
自分の存在、将来、生きる意味に悩み、家族の中での立場も複雑。幼さと成長しつつ心と身体のバラン
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.0

元グリーンベレーの大人の『HOME ALONE』(^^)
ランボーよ永遠に!

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.5

今年最高作、いや人生でもかなりベスト級の作品。あとでゆっくり噛みしめながら備忘録書きます。

本作は、言わずと知れたオルコットの自伝的小説『若草物語』が生まれた経緯を次女ジョー=作者の視点から、時を行
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ライト・オブ・マイ・ライフ(2019年製作の映画)

3.7

本日グランドオープン キノシネマ天神。
お待ち申し上げておりました。
約90席のシアターが1〜3まで(^^)
福岡におけるミニシアターLIFEの拡充は嬉しい事であります。心よりお祝い申し上げます。
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.3

旧作1100円にて鑑賞。劇場鑑賞5回目かな。
コロナ禍の今だからこそ観たくなり、馳せ参じました。

ゴジラ=禍い、災害、未知の恐怖。
これらに出会ったときの人間、
どう振る舞うか。
どう立ち向かうか。
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.7

帰ってきたリュック・ベッソン(^^)
しかも、『LEON』『NIKITA』っぽい匂いのする作品という事で期待大(^^)

騙し、騙され、KGBとCIAの間を時制の葛折りにして構成されており、ついていく
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

2.8

奇才ジム・ジャームッシュの作品って実は私、氏の作品観るの初めて・・・お恥ずかしい。ご高名は予々伺っておったのですが、初めまして。『stranger than paradise』くらい観とけよって話です>>続きを読む

21世紀の資本(2017年製作の映画)

3.5

コロナ禍による映画館営業自粛明け鑑賞1本目。
今年31作品目。

自分は絶対読みきれないだろうトマ・ピケティ著「21世紀の資本」をなんと映像で分かりやすく解説してくれるというので、怠惰な私として珍しく
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ナイチンゲール(2019年製作の映画)

3.0

コロナ禍による映画館営業自粛明け鑑賞2本目。
今年32作品目。

オーストラリア映画。

①アイルランド人とイギリス人
②白人とアボリジニ
③支配者と被支配者
④征服者と被征服者(③とほぼ同義ながら、
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どら平太(2000年製作の映画)

4.0

今は亡き日本映画界の重鎮や
まさに今の日本映画界を支える役者陣
一瞬たりとも気を抜けない!
それを束ねた市川崑監督
なんと素晴らしい!

この作品今まで観たことが無かったとは不徳の致すところ。

毒の
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CURED キュアード(2017年製作の映画)

4.0

社会派ホラー類 ゾンビ目 足及び感染スピード速い科 生息?地・アイルランド🇮🇪
始祖は『28日後』か?イギリスからの派生と目される。

とはいえ、これは新ジャンルの感染映画。
そもそもこのジャンル、「
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

2.0

『スーサイド・スクワッド』の中で唯一「生き残った」ハーレイ・クインが華麗に覚醒するっていうから、マーゴット・ロビーが出ているから、観に行ったのに〜・・・DCどうした?

個人的には大変残念な作品としか
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.6

ヴィクトル・ユゴーの小説と同名作品。
舞台はパリ郊外モンフェルメイユ。ユゴーの小説でジャン・ヴァルジャンがコゼットと出会った地。テナルディエの安宿屋のあったところ。もともと無法者の巣窟?と言った設定。
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ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

4.2

これはドキュメンタリー作品でありましょうが、崇高なドラマ『天地創造」とでも言おうか、のようなものを観ているような気になる作品。ストーリー仕立てにしても十分大作として成立し得るとも思われる。生命サイクル>>続きを読む

ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

4.2

23分加えてのディレクターズカット版

正味はっきりしたのはクリスチャンの自分勝手さ
と夜の儀式。

話のつながりはわかりやすかったけど、そこまで価値を感じられなかった。

通常版を2回、そして今回D
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