ShinAkibaさんの映画レビュー・感想・評価

ShinAkiba

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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.5

なんも考えないで観て面白い。
ありきたりと言えばありきたりの展開にしても全然退屈しないのは俳優の演技が妙にリアリティがあってこそなのかなと(この設定におけるリアリティは想像でしかないので"妙"とは言っ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

戯曲と乾いたロードムービー。
原作読んだことあったはずだけどリンクせず。でも、それで全然良かった。
村上春樹、ほぼ全て読んでるけど、映像化された作品は初めて観たかも。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.0

『行き止まりの世界に生まれて』も好きだったけど、また違って良い。
主人公が子供の間で成長していく姿、グッときた。親や家族とは別のところでしか学べないことはある、確実に。
メンター役のレイが好きだったな
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市子(2023年製作の映画)

3.0

もちろんこんな生い立ちは無いけど、踏み込まれたくないような場所にジトーっと入ってくる映画だった。

杉咲花さん、凄すぎません?ちょい引くくらい凄かった。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.5

TVプロデューサーの佐久間さんがラジオで薦めていたので、観てみたけど最高。
コメディってそもそも知的なものなんだろうけど、言葉選びも展開も面白いし、全くダレない。
最後のハンドサインの意味だけわからな
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.5

じゃあ、訊きますが、他人のことが分かるっていうのはどういうことなんですか?

ってのがキーフレーズで、考えたけど確かに分からなかったな。分かる気になってるだけな気がする。あの人のこともこの人のことも。
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.5

最近観た中ではダントツに好きな映画でした。アメリカのベストセラー小説が原作なんですね、知らなかった。

トンネルのシーンがやっぱり良くて、エマワトソンもとても綺麗なんだけど、チャーリーが言った
『あの
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パレード(2024年製作の映画)

4.0

泣いた。とっても素敵な映画でした。
なんか観る前に斜に構えてたことが恥ずかしい。

出ていた役者さん、全員すごい演技でした。引き込まれた。

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.5

面白かった。
みんな嘘つきだし、少しは複雑なこともある。自分もそうだと思う。

プロムの夜、いつもの古着屋で買ったドレスをカイルの友人達が車の中で『ダサいドレス』って言った時、な心がキューってとなった
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.0

1996年にオーストラリアタスマニア島で起きた『ポート・アーサー事件』

35人が殺害された銃乱射事件の犯人の半生を描いた映画。

犯人に感情移入させることなく、どこまでもフラットに描くことを大切にし
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.0

文句なしに面白かった。
マット・デイモンってこんなに凄い人なんですね。

お前と一緒にバカやるのは好きだ。
でも俺の一日の最高な瞬間は、お前が家を出るのを待つ10秒間。ドアをノックしてお前が出てこない
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.5

ずっと綺麗で明るくて、ずっと狂ってる。
マジでイカついなこの映画。笑
もう見たくない。

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.5

クソな人生を選んだのは俺自身だ。って言ったザックの言葉は芯をくってるし、その後だって人生は続く。

3人の人生や風景、めちゃくちゃ綺麗だったな。私小説なのになんでこんなにスッキリまとめられるんだろ。凄
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Summer of 85(2020年製作の映画)

3.0

真夏の南仏らこんなに退廃的なのに瑞々しい。綺麗な写真を見てるようでそれはそれでとても楽しかった。
物語も心理描写も素敵だけど、なんかイマイチグッと入り込めなかったなぁと。

みんな、相手に幻想を抱き、
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くるりのえいが(2023年製作の映画)

3.5

大学時代、くるりばかり聴いてた。
※今でも聴いてるけど、当時ほど熱狂的ではない。

当時のくるりには既に第五期と言われる2人体制でもっくんも達身もいなかったが、その頃のくるりが僕はとてつもなく好きだっ
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マネーボール(2011年製作の映画)

4.0

断トツに良かった。断トツ。
野球が好きで良かった。
最後の歌とシーン、辛くなったら絶対もう一度観る。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

ずっと観ようと思って観れていなかった。
いや、すごい作品ですね。別にアメコミがどうのとか、背景知識無しで十二分に楽しめる。

それが人生さ。人の夢を踏みつけて小躍りする奴らもいるけど。

SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.0

端的、展開もよし。
無駄が一切なく起承転結が美しい。面白かった〜。

流浪の月(2022年製作の映画)

3.5

原作の小説がかなり好きだったので、映像化されたのは嬉しくもあり、怖くて観れてなかった。

結論『人のセックスを笑うな』『悪人』と同様、原作先行で映画も好きになれた作品になりました。

広瀬すずさんの演
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.0

最後が良かった。
途中離脱しないで最後まで見て欲しい。
やっぱり良い曲だし、これが流れるの楽しみにしてたので。

松居大吾、クリープハイプ、池松壮亮の組み合わせ、何回も味わってるけど、やっぱり好きでし
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.5

埋められない悲しみや、やり場のない怒り。
途中観てるのが苦しくなるくらい、主役のトーマスホーンの演技が素晴らしい。

絶対に好きになれないような性格のはずなのに、応援したくなり、抱きしめたくなり、胸が
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

3.0

絶望からの回想。
広州事件での軍事経験をキッカケに壊れていく人格や、壊していく人間関係。

悲しくもあり、もどかしくもある、同情もある、全ては推し量れないけど、人の弱さを見ていき、もっと強くあれば良い
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.0

随所のオマージュが分かるとより楽しいんだと思う。

物語を追っていくことに集中すると結構しんどいというか、難しいので、あんまり力入れて観ない方が僕みたいなタイプは良いのかなと。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

それが長いか短いかは別にして、人生には限りがある。

『逃げる』ことは時に自分を守りもするよなぁ。あと、それは人に押し付けるものではないのかも。と思い、それは少しだけ考え方が違う気もした。

だけど、
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

乗り越えるのではなく、抱えて生きていくこと。物語の中ですらスカッとはさせてくれないのだから、人生で見たらもっと生々しいことがこれからあるのかもしれない。

和解に至れないほどの苦しみ。
重苦しいほどの
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

誰からお勧めしてもらったのか忘れたけど、見れてよかった。

画がとにかく綺麗で、マフィン食べながらの朝帰りのシーンでグッと引き込まれた。

勧善懲悪、ストーリーは読めるけど、受け手による響き方が違う映
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

3.5

もっともっと舞台裏が観たい!って気持ちとあったけど、もうホントにリアルが最高のドラマなんで。

怪物(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

同じ時間軸を異なった3つの視点から進めていく展開。
『怪物、だーれだ?』のコピーの意味を感じると怖いですね、ホントに。
劇中に怪物を探してしまう自分自身なんだと僕は思ってます。
最初、『親と先生の話ね
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.0

やたらネタバレ注意を周りがしてる意味はよくわかった。

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.0

原作と良い距離感。
駆け離れてるわけでもなく、独立しても楽しめる。
親子の絆がいろんなところにあって、僕は個人的にヤソップとウソップの話に泣けてしまいました。

街の上で(2019年製作の映画)

3.0

しっとりとした『モテキ』
前の職場が下北沢だったので、場所とか人の雰囲気とか懐かしい感じ。
なんかいろんな伏線があった気がするんだけど、全然理解が追いつかなかった気がする。
結局、誰も誰のことを好きで
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.0

監督の前作が凄く好きで、期待し過ぎたのかあんまりの印象。
断片的かつ、パラレルなストーリーについていくのが大変でした。

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