Akinoriderさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

パリ13区(2021年製作の映画)

4.2

いかにもフランス映画らしいしょーもないセックスの話だけど、それを現代の移民の国フランスを表象するキャスティングで描いていてよかった。
カミーユはアフリカ系、アフリカ系は最強のふたり、ディーパンの闘い、
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トップガン(1986年製作の映画)

3.0

マーヴェリック観よかな〜と思ってるから予習。初めて観た。

1986年だから35年経つと流石に脳天気な映画だ。当時は東西冷戦中でシンプルな敵味方な考えがまだ有効な時代。ああいうわかりやすい米軍のプロパ
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ほぼ前情報入れずに臨んだら本作のヴィランがワンダ…もといスカーレット・ウィッチ…

ワンダ・ヴィジョンがとても好き、そしてとても辛いテレビシリーズだけにずっと複雑な気持ちで観てた。盲目的な母親の愛、と
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.2

池松壮亮と伊藤沙莉、どっちもあんま好みじゃないんだ…ということがわかった

成田凌とか鈴木慶一とか國村隼はとても好きです

人数の町(2020年製作の映画)

3.5

たしかにイカゲームを彷彿とさせる感じ。面白かったし、ディストピア感あるけど笑える感じがあってよかった

ロケ地がいわきのスパリゾート・ハワイアンなのが良くて、ああいうバブル期のリゾートとディストピアは
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ファーゴ(1996年製作の映画)

4.0

初めてようやく観た。
いわゆる「矮小な悪がドツボにハマっていって取り返しのつかない悪をおこなってしまう」映画のはしりなんですかね。

そんな話だからもうしょうもな…って気分で観るしかないけど、ロジャー
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メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

3.5

レジェンド達がどんどん登場。
モータウンは偉大だよなぁ…


そしてベリー・ゴーディーとスモーキー・ロビンソンがめっちゃイチャイチャする笑

ドリームプラン(2021年製作の映画)

4.0

黒人として、女性として、テニスプレーヤーの歴史を塗り替えたウィリアムス姉妹。
その父親のユニークな教育法。

オープンスタンスへのこだわり、ジュニアでの燃え尽きを防ぐための試合禁止、引退後のキャリアも
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

いかにも感動映画って感じで観る気なかったけど、観た知り合いが全員大絶賛、号泣メーン!とのことで観ることにしました。めっちゃ泣く気でハードル上げて。

音楽最高だったし、キャスト最高、そしてオープンな下
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マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

3.5

オードリー主演のロマンティック・コメディミュージカル。

教授が典型的なマンスプ男なので現代にも通じるテーマだなと思いながら面白く観れた

あと曲がどれもめっちゃいいですね

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.2

めちゃ面白かった。
トゥルーマン・ショー×レディ・プレーヤー1みたいな感じ。

とりあえず観たらいいおすすめ!

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.5

そんなうまくいかんやろ…と思いながらも楽しめた。サマー可愛いなぁと思ったらミランダ・コスグローヴで、あとの子役の子たちがほとんどこれ一作だけしか出てないってのがまたいい。

成績表には残らなくても人生
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月曜日のユカ(1964年製作の映画)

4.2

とにかく加賀まりこが可愛い映画。

ドラマ自体は面白くないけど、演出もコミカルだったり斬新なところもあるし観てて楽しい。

横浜の街と、加賀まりこと、加賀まりこのファッションを観てるだけで幸せになる。

独裁者(1940年製作の映画)

4.5

名作ですね…
普通にめっちゃ笑える。

ポーレット・ゴダードかわいい。

そして何より、ヒトラーが生きていてこの映画のようなことを行っているリアルタイムで映画制作したのが信じがたい。

最後の演説はあ
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ベティ・ブルー/インテグラル 完全版(1992年製作の映画)

4.0

ジャン=ジャック・べネックス監督死去の報で思い出したので。
フランス映画のクラシック。

女は女である(1961年製作の映画)

3.5

ゴダール2本目。
喜劇か悲劇か?みたいなのがあったけど思いっきり喜劇だったオモロかった。

アンナ・カリーナあんま顔タイプじゃないけど、rの巻き舌が出来ないとこ可愛い。

フランスっぽいアホみたいなN
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さがす(2022年製作の映画)

4.8

早くも今年ベスト級の作品に出会った気がする。感触としてはポン・ジュノ監督「パラサイト」を観た時に近い。と思ったら片山慎三監督はポン・ジュノの下で助監督をやった経験があるそう。なるほど。

まず、キャス
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.5

「羅生門」形式という形は取っているが、それぞれの真実にほぼ解釈の差がないようにつくられてると感じた。さらにダメ押しする様に第3部冒頭に「truth」と。

つまり第2部の男2人の真実の時点で、あれをレ
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.5

めちゃおもろかった。

ファッションあまり詳しくないけど、人間ドラマとして最高だった。カッコいい服を作る人たちだけど、醜くて愚かしくて愛しい。

トム・フォードの登場シーンはあがった。
映画好きにとっ
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

とてもよかったし感動した。
客観的にみて本作はウィンターソルジャー、シビル・ウォーGotGなどのMCU史上屈指の名作に匹敵する作品だと思う。

ただ、自分がその作品のポテンシャルいっぱい楽しめたかとい
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0

DCは全然観てないんだけど、ジェームス・ガンってだけで観た。最高だった。子どもを傷つけるやつは絶対に許せないよな!!

ねずこもかわいかったけどやっぱハーレイ・クインかわいい。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

美術や音楽などはとてもよく、エンタメとして楽しめる作品だし、しっかりサスペンス映画としても怖い。
トーマシン・マッケンジー演じるエリーとアニャ・テイラー=ジョイ演じるサンディ、2人が鏡合わせのように、
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

5.0

紛れもないシスターフッドについての映画。
「日本って女を分断する価値観が普通にまかり通ってるじゃないですか。女同士で対立するように仕向けられる」

この映画ではさまざまな分断が描かれる。
男と女。上流
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軽蔑(1963年製作の映画)

4.0

面白かった〜。
ゴダール映画のレビューだと、ゴダールについて何かを語らないでいけない雰囲気だけど全力で無視して内容について。

ポール見てると本当にイライラするし、男の情けないとこを凝縮させた行動なん
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ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

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全部観る前にしんどすぎて途中でギブ・アップ
というか現実の「騒音おばさん」の件もネットで実はいい人だった!!みたいな話が何年後かに出てたけど、それすらもネタでしかない。、


キャバクラの女の子が
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素直な悪女(1956年製作の映画)

3.8

ラスト・ナイト・イン・ソーホー観る前に、少しヨーロッパの古い映画を観ようと思って、そしたらブリジット・バルドーの映画は何個か観ときたいなぁと思って鑑賞。

いいシーンがたくさんあった。ウサギを追っかけ
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

かなり前に観たけどレビュー書いてなかった。とても良かった、とても良かったけど映画としてすごく面白かったかと言われると…
レディ・バードよりはよかった

ライド・ライク・ア・ガール(2019年製作の映画)

3.8

女性騎手として初めてメルボルンカップを勝ったミシェル・ペインの実話を映画化。

実話が既に映画みたいな話なんだけど、オーストラリアのメルボルンカップは日本でいえば有馬記念とジャパンCと天皇賞を合わせた
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.5

男子校ノリ嫌いなんだよな…と思ってみたけどそういう映画ではなかった。

内山拓也監督か〜この映画撮ったあとに、これに出演してる荻原みのりと結婚したのか〜と思いながらみたけど笑

とにかく起用されてる若
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.8

実はめっちゃ豪華キャストなのになんでこんなに配給がショボいんやろ…

「カメラは撮る者の魂を奪う」とはユージーンの言葉だが、もし奪われる実感がないとしたら、むしろ被写体のなにかを奪っているのでは?と写
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エターナルズ(2021年製作の映画)

4.2

疲れすぎてて前半結構寝ちゃって話があまり分からなかった笑
とこもあるけどこれ完全にエヴァンゲリオンだよね笑


IMAXで捉える雄大な自然と、あの新しい生き物が起き上がってくる絵面の組み合わせは今まで
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

1.0

正直本当にヒドい映画だった。
原作はある意味での軽薄さが感傷的な部分をマイルドにしてたというか、薄っぺらい部分がまだよかった作品だと思うけど、あれをそのまま映画化したことで本当に薄っぺらい感傷しかない
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

5.0

IMAX鑑賞。
ナウシカ+ラピュタをこんだけ金かけて実写でやってくれるんだからそりゃあ5億点じゃん