有ると便利くんさんの映画レビュー・感想・評価

有ると便利くん

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写真家 ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと(2012年製作の映画)

3.1

街に息づく人々の生活。
何気ないウィークデイのふとした瞬間。

そんな日常の情景を独特な手法で撮影するNY出身の写真家、故ソール・ライターのインタビュー形式記録映画。

雨粒の滴る窓越しを撮影したり、
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.3

ドン・シャーリーとトニー・リップが過ごした1962年アメリカ南部ツアー。
当時、黒人への差別が色濃いエリアを弾丸で行くツアーで2人が手にした尊厳と自由。

その価値観や感情は、その後の2人が死別するま
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プロジェクト・グーテンベルク 贋札王(2018年製作の映画)

3.0

先程、試写会で見てきました!
上映前にfilmarksスタッフさんの挨拶/公開情報のお知らせが有ったんだけど、
なんと48名当選して48名全員が試写会に参加!
参加された皆さん、忙しい中、最高の出席率
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.7

🎞本当の名作🎬とは、この作品のことを指すと思う。

映画への愛情、映画と過ごした青春が詰まっている。この作品を観たら映画がもっと好きになる。

エンニオ・モリコーネの音楽が泣けます。

夢を見る全ての
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バッド・ブレインズ/バンド・イン・DC(2012年製作の映画)

3.4

bad brainsという唯一無二の存在について。途中までとにかくカッコいい。

しかし、
HRがラスタファリアンになってから、完全に怒りの感情が削げ落ちてしまい、もうbad brainsの音楽は彼に
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.1

はっきり言って最高級の映画である。
そしてトコトン痛快。
映画がエンタメの最高峰であるためには、こういう作品は限りなく大事。

ティーンエイジャーと、
ティーンエイジを忘れられない子供な大人たちに捧ぐ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.7

2019年最大の話題作と言える本作。
ダークヒーロー爆誕物語。
劇中の音楽の使い方が素晴らしい。
ストーリーも勿論素晴らしい。
伏線の張り方もハンパじゃない。

この作品は映画に何を求めるかによって評
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.5

不思議な気持ちになる作品。
そして不思議な魅力を持つ作品。
庭から観る広大な土地の先に拡がる悲哀感。情景や心情の儚さを巧く捉えたカメラワークが素晴らしい。短編小説をこのような映像表現で可視化するという
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.9

事実この作戦が実行されたということが何よりの希望。絵コンテ一枚自宅に持って帰っちゃうとこ。良いシーン。

[リミット](2010年製作の映画)

1.0

個人的にワンシチュエーション(ソリッドシチュエーション)ムービーを初めて観た作品。

主人公の気持ちにどれだけなれるかどうかだが、少なくとも1人で映像に没頭できる環境で無い場合、この世界観に入り込むの
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フィルムエイジ:ザ・ストーリー・オブ・ディセンデンツ/オール(2013年製作の映画)

3.6

ALLとDESCENDENTSという2バンドは人間の持つ両面性を良く表していると思う。
2バンドを取り巻く環境の違いは皮肉なものだが、そもそも「マイロでは無いとDESCENDENTSではない」という考
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アリ・G(2002年製作の映画)

3.8

20代になったばかりの頃、この作品を見て我が人生は狂った😜💥マジで超バカ作!
サシャバロンコーエン長編映画初主演作。

その後のブラックユーモアを内包したスタイルとは異なり、ただ単にアホなサシャを見れ
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ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(2006年製作の映画)

3.7

問題作。笑

とんでもない役回りでも完全に自分の色に染めるサシャ・バロン・コーエンという男。コメディを観る時に、このブッ飛び俳優の作品は外せない。
笑いのプロフェッショナル。
徹底的にアホ。本当に凄い
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WALKING MAN(2019年製作の映画)

3.4

201910/01
フィルマ試写会にて見て参りました!ANARCHY初監督作品。

現代を象徴するようなシングルマザー家庭に様々なトラブルが訪れる中、
廃品回収中に出会ったウォークマンに入ったtria
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フリーソロ(2018年製作の映画)

3.7

2019.8.27 フィルマ試写会枠で一足お先に見させて頂きました!(アリガトウゴザイマス!)

本年度のアカデミー賞ドキュメンタリー部門受賞作という事でお客さんも大入りでしたね〜。

まず第一に言え
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.1

全編を通して"PC画面上"という設定で作られているサスペンス作品。

いや〜、面白いすよ!サーチ!
Filmarksのド真ん中にあるのもSearch!

舞台は
若くして病死してしまった最愛の妻、
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.1

映像を楽しむというよりも読書やラジオドラマ的な没入感に近い作品。

映画を観ている自分はスクリーンを見ているのに、頭の中では事件の描写が徐々に具体的に描かれていく。

暗い部屋でどんどんとマイワールド
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Tribe Called Discord:Documentary of GEZAN(2019年製作の映画)

3.9

多くのバンド・ドキュメンタリーとは一線を画す内容の作品。

肌の色の違い、産まれた境遇の違い、全ての点と点が繋がっていく全感覚祭でのライブ。

そして最後に奏でられる名曲"D.N.A"と
オフィシャル
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.3

自分もしょっちゅうスマホを落っことすタイプなので、どんな風なもんだろ〜。
と見てみましたが色々と無茶苦茶な設定&ドタバタの連続で楽しく見れました。(笑) 主要な役どころは狂人ダラケです(^_^;)
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セメントの記憶(2017年製作の映画)

3.0

理不尽な環境は正にこの瞬間も存在している。レバノンの今を映画にすることは報道の道を進んだ人たちにとってある種の必然なのかも知れない。

映像も音も凄まじい。
特に中盤の「ある乗り物」に乗った視点でのシ
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ユーリー・ノルシュテイン《外套》をつくる(2019年製作の映画)

2.5

切り絵アニメの巨匠が30年以上に渡り新作を出さないもんだから、熱心なファンで有る今映画の監督が本人に直談判しにロシアに行き、その時の様子を中心に映画に纏めたというもの。

外套の作品映像一部が見れたり
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.3

1985年、失業/不倫/貧困。アイルランド・ダブリンから見るイギリス。暗雲立ちこめる生活を送る十代半ばの男子たちの青春物語。年上の女の子への淡い恋、カメラワークや全体の質感もネオロマンティックな雰囲気>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

是枝監督の集大成的な作品と言われる今作。

演者全員のナチュラルな演技が物語にリアリティをもたらしている。子役も含め適役をうまく割り振って出来上がった奇跡の家族と言えるだろう。

不幸のオンパレードの
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ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた(2018年製作の映画)

3.8

出演者全員が良い温度感を持っている。派手さは無いけど、日常の奇跡と小さく儚いハピネスをうまくまとめた内容が◎。

大人に成れない父親。
父親よりしっかりとしてる娘。
歌詞やメロディにそれが上手く反映さ
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.8

前作見ずに"オンライン"から鑑賞。それでも抜群に楽しめました。ディズニープリンセスや各種ゲームキャラが好きな人には出てくるキャラクターだけで胸アツ、否 熱盛りッ!!な作品。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

とにかく最後のLIVE AIDのシーンが興奮し涙が止まりません。
伝説のバンドQUEEN。
時代が違っていたら、もしかしたらTHE BEATLESと代わっていたかもしれない。
それだけの偉業を成し遂げ
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