排路さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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時代遅れの最先端 ー風の谷幼稚園の子どもたちー(2022年製作の映画)

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わたしは結構身体偏重の保育園生活で、10キロハイクや滑り台の下に毛虫を集めて、触らないようにギリギリでとまる遊びとかやってた。作品としては、ぼくたちの哲学教室と同じくカリスマ指導者の魅力一辺倒で、作者>>続きを読む

ナンバー・ゼロ(1971年製作の映画)

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おばあちゃんのマシンガントーク、眠くならなかったけど、半分以上は話聞けず、灰皿を回して、テーブルクロスのゴミを手で払うのを追うのが楽しかった。カメラマンに姿勢直してと言われてと自然にあの姿勢に戻ってそ>>続きを読む

アリックスの写真(1980年製作の映画)

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テキーラもってリラックスしてもらうのが面白かった。

一晩中(1982年製作の映画)

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黒に作者のわかってたまるかの野心が現れてた。今日はユスターシュとアケルマンを見れた

ゴールデン・エイティーズ(1986年製作の映画)

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全くもって襟を正してみる必要がないと思ちゃうことすら、なんかこの映画を文化のうちに閉じ込めることになってしまうのではないかと…。でも、デパートにいくときのルンルンな気持ちと、演者になってしまう観客性が>>続きを読む

わるい仲間(1963年製作の映画)

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これもあまりにも適当すぎる。歴史の一部として受容することすら、バカバカしくなるくらい。たぶんこれでいい。

サンタクロースの眼は青い(1965年製作の映画)

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適当すぎ、ゴダールの未使用素材を繋いで、ナレーションをつけて、一本の映画になってしまうこと。less seriousのお手本だった。どうして、サンタの格好したら女性の肩だけでなく、腰付近にも手を回せる>>続きを読む

ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

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労働者の町にあって、残念なことにインテリの空言の印象がいなめない。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

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アナ雪とおなじ問題構造が隠蔽されている。
GTアカデミー自体が、エリート養成機関だから好きでゲームやってる庶民とは縁遠い世界だし、家族にも恵まれている。その点、しがないゲームオタクがレーサーに成り上が
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

途中までマヒト=ハヤオのPOV以外のシーンも主人公も見てるような感覚になって、引用元とかマヒトがいないシーンなどの他人のものがどんどん超越した存在に私物化されると危惧してたけど、ちょうも大叔父さんから>>続きを読む

日本侠客伝(1964年製作の映画)

5.0

田村高廣がかっこいい!
あと深川総動員して木材を運ぶミュージカルみたいなシーンが最高だった

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

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小学生か中学生の頃延々とみていた黒人と中国人のラブロマンスありのカンフー映画を思い出した。その時から愛国心が肌に合わなくなった。多分これも小さい頃だったら繰り返し見てたと思う。

善魔(1951年製作の映画)

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こういう映画は見てる時の感情がピークで、そのあとはどんな映画だったか忘れてしまう。でも、森雅之がよく使ってた自分のハンカチで、部下の三國連太郎の額を拭いてあげるのは覚えてる

昭和残侠伝 死んで貰います(1970年製作の映画)

5.0

このシリアスじゃない感じ…!!血!!
cf. ジョルジュ・フランジュ、リヴェット

E.T.(1982年製作の映画)

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これはジョーズとかジュラシックパークより、ターゲットが限られてる感じがした。

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

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人間の繁殖のテーマが恐竜との共存になる。
共存のテーマはセリフまわしのなかでしか描かれてないけど、イアンがプレカリアスというバトラーの用語を使っていたのは注目すべきことだと思う。それにしてもテーマとス
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

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動物愛護の問題は難しそうだからわかんないけど、さらに恐竜の存在が現実的なものになって人間の住む場所との境界がなくなっていて、それに連動して人間に恐竜っぽさとその逆も感じる。

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

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物語そのものが触覚的なアトラクションになってゆく!ガールフレンドと感動的な別れをした兄がパークで一目ぼれしまくるのが面白い。

ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

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ジュラシックパークシリーズは人をむかつかせる。大きな声出すなと言ってるのに、主に無知な女性や素人が大きな声を出す。男の子的な想像力が幅を利かせてる。海軍の空軍が総動員されるのがアメリカだなと感じた🇺🇸

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

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これは映画というより、ゲームだ。どうやって生き延びたのかわからないし、たぶん一回死んでもライフが何個かある

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

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恐竜の活動に人間の繁殖が邪魔されないようにするお話。わたし子供好きだけど、ここに出てくる子供は無理だった。サトラー博士が母親の眼差しを供することにおおきな矛盾がある。

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

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少年が殺されるまでのビーチのドキドキと注意散漫がアントニオーニのリズムを思い出させるけど、被害者家族とか署長の家族のことが切り詰められてシンプルにサメとの闘いに進んで、労働者階級でも知識階級でもなく庶>>続きを読む

破戒(1948年製作の映画)

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クロースアップの美しい俳優たちへの演出に感動するのは不謹慎か?池部良の前髪はかっこいいし、桂木洋子は周到に計算された角度から撮られてるし、案外そうでもないかもしれない。
部落のことは封建的な差別構造を
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野菊の如き君なりき(1955年製作の映画)

5.0

ある事象の名前がつけられる以前の状態、たとえば近親相姦とか不倫とか同性愛とか、が混沌としていて、弱いもの同士の連帯なのか傷つけ合いなのかわからないような得体の知れないものというより、案外シンプルなもの>>続きを読む

永遠の人(1961年製作の映画)

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そんなに高潔だと生きていてつらくなる。一生許せないこともあるし、許すことがゴールでもない。佐田啓二はいくつになっても美しい。

肖像(1948年製作の映画)

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頭じゃどうにもならないことが好きだったけど、これはすっごい頭使う。黒澤明は苦手だ…。停電してでも月なんていいもんあるの思い出した!から2階のの窓辺に上るのは良かった。