排路さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

排路

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チョコレートな人々(2022年製作の映画)

5.0

昨日今日と聞いていた坂口恭平+千葉雅也のトークで、経済の発生の話をしていたのと繋がった。パン屋さんからより儲かるチョコレート屋さんにあっさり転身したところとか、仕事内容よりシステムとか外側のことを考え>>続きを読む

あなたの微笑み(2022年製作の映画)

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180°の切り返しがシークエンスを跨いで繰り返されていて、エンドロールには最後に映画館の座席で館主たちと渡辺紘文が2人並んで話す後ろ姿があった。目指すことがテーマのようだった。

ドラブル(1974年製作の映画)

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イギリスの映画だ〜と感じたことしか思い出せない

真昼の死闘(1970年製作の映画)

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後半の3つは相互不信が観客の方にも広がってるようだった。

幸運を!(1935年製作の映画)

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洗練されたセリフそのものというより、個人的には会話の中で、いつソレを口にするんだという期待と煽りを持って楽しんでいると思った。もちろん2人でいれば楽しいねみたいなところに着地することでお互いの性欲が逆>>続きを読む

カドリーユ(1937年製作の映画)

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警備員を振り払って着陸したハリウッドの俳優の方へ向かうファンたち(Hello, Parisのみじかいひとこと)、俳優がシャワーを浴びるまでの一連のシーン(靴が放り投げられるショットもあった)はサイレン>>続きを読む

十字路の夜(1932年製作の映画)

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こういう映画もっと見たい。手錠の掛け方やブガッティの追走が良かった

赤い夜(1974年製作の映画)

5.0

ジュデックスがあまりにも面白かったので、新文芸坐でたまたま上映してた本作を!
これもジュデックスと全く同じ類のじわじわ笑えるおかしさがあった。特に詩人探偵。なぜ弾をいれておかない!注射されてもう死んだ
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偽れる装い(1945年製作の映画)

5.0

パリの一画の数フロアの中にあれだけの人が詰まっていると想像すると、、。

ドアを開けると大量の女性たちが社長のデザインした服をせっせと作っていて、一方の社長室には過去に関係を持った女性たちのためにデザ
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セザール(1936年製作の映画)

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没頭、病床にいるオノレを司祭が訪ねているシーンから最後までずっと時間が停滞していた。あんなに大勢人がいるのにみんな座っていて動きがない上に、ルーズなツーショットで捉えられる人物たちの喋る内容もいかにも>>続きを読む

怪盗ルパン(1957年製作の映画)

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屋外が作り込まれていて残念だった。アラブの盗賊もそうだった。

モラン神父(1961年製作の映画)

4.5

エマニュエル・リヴァ!
視線にリズムがある。訪ねる伺う、受け入れる反復との重奏。
モンタージュのリズムは最高潮になる前に鎮まる感じ。親ドイツ派の同僚にビンタする速さ、その後に頬に手をそっと添える優しさ
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いぬ(1963年製作の映画)

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途中まで誰が誰の話してるのか全然わからねーって思ってたけど、ベルモンドが出所したレジアニに全貌を伝えたあとから全てが面白くなった…!
レジアニ「俺は最悪なヤツだ。あいつがいぬかと思ってた…。」「仕方が
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賭博師ボブ(1955年製作の映画)

4.5

ボブかっこよかった…。子供のような存在だった2人の若者のしょうもないことで計画が台無しになって本当は哀れな老人だったはずなのに、どんな運命であろうと生粋の賭博師だった。

犯行のシュミレーションを原っ
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姿三四郎(1943年製作の映画)

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夢しか見たことない偏りを直そうと、第1作から見た足取り重い。
大げさな茶番にしか見えないのに、なんか本気でやってそうで恐ろしい。
どこか偉大な高尚さを目指しているところがあるみたい。ジュデックスぐらい
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(1960年製作の映画)

5.0

すごすぎる…!映像、言葉、音の響き、全てに吸い込まれる。特に下水道の行き止まりを見つけるまでのマニュとロランは、監房という狭い場所を起点にどんどん新しい室内を創造していっているみたい。監房という特殊な>>続きを読む

アラブの盗賊(1954年製作の映画)

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スタジオシステム崩壊期のハリウッド映画みたいだった

按摩と女(1938年製作の映画)

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子どもが出てくると面白くなくなると感じてしまうので、わたし清水宏と肌が合わないのかもしれない

現金に手を出すな(1954年製作の映画)

5.0

今日見たジュデックスは呆気ないくらいオーラのない人たちだったけど、こちらのジャンギャバン(ギャング引退間近)は覇気が立ってるだけで醸し出されていた。

メトロの真下にある地下室で敵陣の若者を恐喝するシ
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笑う相続人(1933年製作の映画)

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結婚問題とか競合他社問題とか、相続問題以外にも取り上げといて最後に解決するのが結局相続問題だけで、あとはどこいったー!と突っ込みたくなるような脚本だった。
しかし相続問題で、1ヶ月禁酒できたら会社の後
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ジュデックス(1963年製作の映画)

5.0

久しぶりに俗っぽくてオーラのない抜け感ある映画みた。人が多すぎてわたしには無理だったけど、童心に帰り肩の力を抜いてみようと思えた。

俳優も物語も白と黒のコントラストが美しい画面も一級品なのに、どこか
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赤い手のグッピー(1944年製作の映画)

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ベッケルの中では特に意外性もなくあまり面白くなかった。