もりあゆむさんの映画レビュー・感想・評価

もりあゆむ

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シークレット・ヴォイス(2018年製作の映画)

3.5

「自分の人生」を生きるのは難しい
母娘の愛憎が観ていて悲しい

途中でダルくなってやめようかと思ったけど、観ているうちに引き込まれる不思議な魅力の映画。
わけわからん、、、と思っていた断片たちもきちん
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ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

3.5

王道の筋書きやなぁ、と思いながらそれなりに感動しつつ鑑賞。
最後の最後に実話だった事に気づく。
そういえば最初にそう出てたな・・
そうか、実話なのか、それはスゴイ。
全員では無いが、役者さんの再現度も
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ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

3.0

けったいな印象の映画でした
若かりしデカプリオがとても魅力的
お相手の女優さんもいい味出してる
ティルダ・スウィントンの若い時を見れて良かった。綺麗

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.5

マンティコアの予習で観たけど、一度目は訳が分からず(これ誰?の連続)半分ぐらいで挫折。
マンティコアもやめとこうかな、、、などと思いつつ、もう一度始めから見直すと、2回目はグイグイ入って来て、最後まで
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(2018年製作の映画)

3.5

幼少期に傷つき、心に闇を抱えて育ったであろう青年だが、なんとか日々折り合いをつけて生きていたようだ。そんな彼が銃を拾った事で次第に理性が崩壊してゆく。それまでは受け身で成り行きの折り合いに過ぎなかった>>続きを読む

アンチヴァイラル(2012年製作の映画)

3.8

先日観た「インフィニティ・プール」がイマイチだったのであまり期待せずに観たが(と言いつつ、配信に無かったのでわざわざレンタルしてるのだが...)→→→→ ええやん!
フェティシズムとインモラルを圧倒的
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

とてもレベルの高い映画です。観る側にもそれなりの理解力というか、映画リテラシーが必要。大人向けの映画ですね。
かと言って、むやみに敷居が高いわけではなく、素直に受け止めればちゃんとストーリーは入ってく
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あつい胸さわぎ(2023年製作の映画)

3.3

導入でいきなり不自然な関西弁が気になったが、観ているうちに惹き込まれる魅力のある映画だった。
男性なので乳がんの事とか感受性に乏しいが、主人公の心の内やその変化などうまく見せていると思った。
問題が解
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ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

4.2

リリー・ジェームズがすごく良い。
美貌だけでなく、溌溂として凛々しくて、表情で見せる演技も上手い。
見とれてしまって、途中ストーリーを追い切れず巻き戻しながら観た。
女性の精神的自立や恋愛、読書愛、コ
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パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

3.8

なかなかのクセ玉。一筋縄では理解できない。
「愛」について思いを致すことはできたが、二人のシングルマザーの顛末とスペイン内戦に由来するお話の接点が伝わって来なかった。
でも、全部ひっくるめて「愛」に関
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COUNT ME IN 魂のリズム(2021年製作の映画)

4.2

若かりし頃、バンドでギターを弾きながらも、ずっとドラムに憧れてた。
この映画に出てくる名ドラマー達はみな純粋にドラムを叩く事を心から愛していて、それを仕事にできて最高の人生だ!って言ってたけど、ほんと
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

2.5

もう一度観直そうとは思わないけど、皆さんのレビューを読んで少し理解が深まった。タイトルの意味もなんとなく分かった。お金さえ払えば無限に続く広い海で気持ちよく、且つ安全に泳ぐことが出来るんですね。
とは
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シンデレラ(2015年製作の映画)

3.0

ただただリリー・ジェームズを眺めたかった。
ただそれだけ。
堪能した。


ブルーレイのボーナストラックに舞踏会シーンの撮影裏話があって、一から全部作り上げたセットと知り驚いた。観ている時に、こういう
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スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間(2013年製作の映画)

3.5

展開は予想できるものの、意外と見た事ないパターンのゾンビ映画。
身体が崩れていくに伴い、心も壊れていく過程の描写はなかなか良かった。
母親との関係に何やらわだかまりがありそうで、自立を目指して頑張って
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

凄かった。。観終えて4時間経つけど、まだ余韻に浸ってる。
Part1は、分かってはいたものの、途中で終わった感が強かったけど、そのモヤモヤを一気に吹っ飛ばしてくれる出来栄えで大満足。
しかも!、まだサ
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.5

これって3部作なんかな?3部作にありがちな2作目の中途半端感は否めないが、やり過ぎのアクションシーンはそこそこ楽しめた。ただ、「やり過ぎ」な割には印象は「そこそこ」。怒涛過ぎて各シーンについていけず、>>続きを読む

死を告げる女(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

サスペンススリラーと思って観たが、違った。
子供を見ごもらない男の身では解らないものがあるだろうが、観終えてとても重いものが残る。
種明かしとしての解離性同一障害とか、スリラー仕立てはあくまでも手法で
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

内戦により故郷を追われ、家族で唯一残った妹とも生き別れ、流れ流れてフィンランドで難民申請するも却下。審査官の同情は得てもどうにもならないお国事情。「自分の事は関係ない!」と必死で妹を探そうとする主人公>>続きを読む

シンデレラ(2021年製作の映画)

5.0

何これ!?最高やん!!
この映画、別にカミラ・カベロのファンでもない人が観てどう思うかなんて知ったこっちゃない。
ポップでキュートでエネルギッシュで、めっちゃ楽しいミュージカルに仕上がってました。選曲
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ビニールハウス(2022年製作の映画)

3.0

それなりに練られたプロットだとは思うが、あまりグッとは来なかった。ところどころに無理があって入り込めない。主演の女優さんは表情も演技も良かったけれど。

レベッカ(2020年製作の映画)

3.0

ベイビー・ドライバーの女優さん綺麗やなぁ、と思い、出演作を探して鑑賞。凛としていて良かった。映画の方はと言えば、映像や舞台設定の雰囲気は良かったけど、ストーリーはあまりピンとこなかった。

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.5

「市子」の余韻醒めやらぬまま、立て続けに杉咲花さんの主演作。
原作を読んでとても良かったので期待したけど、結果的にはちょっと残念な印象。あらすじをなぞっただけのように思えて、原作の全てを盛り込むのは無
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.3

よく見る設定だけど、これモンの韓国映画は好物なので鑑賞。
特別なものはなかったが、主演とその友達が可愛くて、そこがこの映画の魅力か。
圧倒的に強いのはワクワクするけど、傷や骨折が一瞬で治ってしまう点は
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コットンテール(2022年製作の映画)

4.5

とても良かった。いっぱい泣いた。
リリーフランキーはたくさん映画に出ていて食傷気味だったが、素直に良かった。演技に対する力の抜け具合が名人の域でしょうか。
ロードムービーのような作りになっていて、ちょ
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怪物(2023年製作の映画)

3.5

去年映画館で観てよくわからなかったので、配信で再鑑賞。
まあ、構成などさすがに分かりましたけど、それでもモヤモヤは消えず。
是枝監督とドラマで著名な坂本裕二氏の脚本という事ですが、このタッグは成功した
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

ジムで運動後に観に行ったため、幾度か寝落ちた。ちょっと長いかな。
展開は面白く、結局真相は明確にはされないけど、自分的には息子の証言通りに一票。正解はともかくも、映画の狙いは巧みに演出されていると思う
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.0

静謐で美しい映像、ゆったりとしたテンポ。
監督は小津安二郎の信奉者らしいが、小津映画はどれも観ていないので、共通点はわからない。
でもとにかく、映像、音楽、進行が心地よい映画だった。

メモリーに残さ
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.0

気まぐれに推理ものがみたいと選んだけど、結果的にあまり推理の余地は無く、あーなるほどね、って言う結末感。
セットもキャストも豪華だけど、ジョニデって演技上手いなー、が唯一のポジティブ感想。
ウィレムデ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

あのえげつない演技と役作りを見せられたら低いスコアはつけられないけど、感想としてはネガティブ寄り。確かに狂気の演技は凄かったけど、配役としてホアキンがはまっているとは感じなかった。
あと、前日譚として
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そんなの気にしない(2021年製作の映画)

3.5

レア・セドゥが好きで、「アデル、ブルーは…」を観なければたぶん出会わなかった作品。アデルの自然な演技がとても良かった。一人の女性の内省と変化をこういう形で映像化できるってすごいことだと思う。主人公と共>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

2.5

無理でした。。
グランド・ブダペスト・ホテルを観て良かったので、フレンチ・ディスパッチ…も観たところ途中で寝落ち。映像の綺麗さには感激しましたが。
で、懲りずに本作。
一体何を見せられているのかずっと
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

すごく面白かった!
エマストーンがとんでもなかったが、ウィリアムデフォーもマークラファロも負けずに素晴らしかった。
前ニ作と比べると内容はストレートで分かりやすく、でも過激さは増し増しに。
テーマはシ
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ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

4.8

ただただもう最高。
40年近く前の感動が今でも色褪せない、のみならず、その舞台裏や苦労話、そして当事者の熱い気持ちまで聞けて、本当に奇跡のような事が起こったんだ、とわかった。
マイケルの歌声、ダイアナ
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

「哀れなるものたち」の予習も兼ねて鑑賞。もともとドロドロした英国王室ものは好きだし、下品さを強調したこの監督の演出はよくハマっていて良かった。映像やカメラワークもすごく良かった。
観終えてからこの時の
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「街の上で」や「12人の死にたい…」など脇役ながらも確かな爪痕を残す古川琴音さん目当ての鑑賞。
などと、、、評判悪いようなので予防線を張りつつ観ましたが、なかなか見応えありましたね。
ややもすれば陳腐
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.3

「ロブスター」が好きな映画なので、同監督の新作「哀れなるものたち」を観に行く前に他の作品も観ておこう、と、監督のクセを予習するつもりで配信で鑑賞。
ロブスター同様、不条理極まりない映画でした。
ストー
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