Araraさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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香港の流れ者たち(2021年製作の映画)

3.6

終始暗く、香港特有の問題でもないように思え、良作なら今後公開劇場増えるだろうな、と思ったが、観終わった後それはあまり期待できないかな、、と思ってしまった。

話も後半わかりにくく、あの坊主の青年に何が
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ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

キッチンに入る木漏れ日や、キラキラとした日差しをうけた庭など映像がとても素敵な作品だった。

冒頭からなんとなく話の流れが予測できてしまったが、設定というかこの人たちってどこの階級に属する人たちなの?
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いますぐ抱きしめたい 4Kレストア版(1988年製作の映画)

3.4

これ絶対メインビジュアルも邦題も違うでしょ、と思ってしまった。
マギー・チャン思っていたより出てこないし3番手ぐらいで、なんなら主演ジャッキーだった気がする。

ジャッキーがもうクズすぎてなんで頭も悪
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ラスト、コーション(2007年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

女優さんすっごく綺麗で魅力的だし、主演2人の駆け引きがハラハラして結末が気になる展開だったが、最後トニーレオンの役が一枚上手だったのを期待していたのに、結局事実としてはただ若い綺麗な女に走った中年で残>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

戦争の惨さを伝えていたり、水木しげるの大切なメッセージが描かれていてそこはよかったが、25年ぶりぐらいに鬼太郎を見たのでビジュアルだったり声優が変わっていてやっぱりそこは違和感だった。
猫娘がアイドル
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.7

平均評価4.2はおそらくファンが引き上げているのだろうな、と思う。
小学生ぐらいまでの小さい子向けの作品だった。

クリスマスの季節のパリならこんなファンタジー要素やCG必要なかったのに、と思った。
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ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)

3.0

燃えよドラゴンよりは人間味があって親しみのあるキャラクターをブルース・リーが演じていたが、やっぱり演出がチープに感じられてしまい、これブルース・リー変な演出無しでも勝てるんじゃない?勿体ない、、と思っ>>続きを読む

花の生涯〜梅蘭芳(メイ ラン ファン)〜(2008年製作の映画)

2.0

本当に「さらば、わが愛」と同じ監督??と思ってしまうほど、断片的な事実のつなぎあわせで楽しめなかった。

まず、キャスト豪華なのに子役の時代が長すぎる、、

主人公が京劇の概念を変えた、と全編を通して
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燃えよドラゴン 劇場公開版 4Kリマスター(1973年製作の映画)

3.5

いつか見たいと思っていた作品を初めて劇場で鑑賞。

本当に4K加工されてる?と思ってしまうほどの画質の荒さで酔ってしまったが、
ブルース・リーは最初の引きのシーンから別格のオーラだった。

映画見たこ
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宋家の三姉妹(1997年製作の映画)

3.0

事実をただ追っているだけで、おそらく言葉も吹き替えているし違和感あって、そこまで楽しめなかった。

メインビジュアルにある、権力と国を愛したのってどっちが誰だったのかも映画を見てもよくわからなかった。
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ラヴソング(1996年製作の映画)

4.0

数年に渡る男女のラブストーリーがここまでノスタルジックに感じられるのは、あの時代の香港が舞台だからだなぁと思った。

大陸から香港に出てきて、人の目を気にしながら北京語を話していたり、株に踊らされたり
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

評価が高く、ずっと観たかった作品をやっと配信で鑑賞。

前半は役所さん仲野さんの演技に引き込まれていったが、よくある前科者が出所後生きにくいって話でしょ?と思っていたが、途中からタイトルにもある「すば
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.8

ポスター見る限り女子2人のシスターフッドものかな、と思ったが、メガネの子が主人公で、ティーンエイジャーとおじさんの恋物語みたいだった。

若さゆえだけでは許されないほどメガネの子身勝手だな、と思った。
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熱のあとに(2023年製作の映画)

3.0

主人公がこんなになっちゃったきっかけは、最近でも事件になっていたような話で、ホットなトピックなのになんだか哲学的なストーリーになってしまっていてうまくのめり込めなかった。

でもまぁ発端は、娘が結婚さ
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.8

芸達者な方々が揃いも揃って演技がポンコツすぎると主人公に怒鳴られてるのが面白かった。

ポスターからして窪田さんなんか顔違くない?と思っていたが、目が死んでいる変人役で、でも隙さえあれば主人公に好きと
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僕と幽霊が家族になった件(2023年製作の映画)

3.0

コメディ要素が強く、最後感動的なところもあまり響かなかった。

冥婚や紅包を拾ってはならない等、台湾のしきたりをもう少し勉強してから見たらもっと楽しめたかもしれない、と思った。
冥婚は、あんなのされた
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初恋のきた道(1999年製作の映画)

3.8

亡くなった人が辿った道をちゃんと帰れるよう、遺体を車ではなく皆で運ぶって、素敵なしきたりだなぁと思った。

お母さんがそのしきたりにこだわる理由も、お父さんが亡くなって学校の前から一歩も動かない理由も
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アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

3.5

とっても可愛らしい作品だが、内容はとても不思議だった。

いちご色がこんなに似合う映画ってないだろうな、と思うぐらい可愛らしい世界観で、アメリの服装・お家のインテリアは全て真似したいぐらいだった。
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正欲(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

正直なんでここまで評価が高いのか全く理解できなかった。
みんなアブノーマルさを抱えていて、この映画を見て肯定された気持ちになっての評価なのかな?と思ってしまった。

不眠症には川のせせらぎやビーチでの
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

2.0

男の自己中さとメンタルの不安定具合にイライラし過ぎて、見てて絶対白髪増えたし途中から白目剥きそうになった。

そこまで難しくない英語が使われてるため(ほとんど暴言)英語字幕見ずに原語で聞いていたが、な
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

2.5

原作へのリスペクトとして最高のキャストと監督で望んだのだろうが、冒頭こそアイルランド移民などアメリカらしさを織り込んだ内容になっていたが、途中から原作と全く一緒でリメイクする意味ってなんなんだろうと、>>続きを読む

夢翔る人/色情男女 2K デジタル・レストア版(1996年製作の映画)

2.5

なんかこの時代のレスリー・チャン、こんなテーマの作品じゃなきゃ映画館で人入らない状態だったのかな?と心配になってしまう内容だった。

映画の中で、駄作だが監督が自殺し、その後作品がヒットする、といった
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インファナル・アフェアIII 終極無間 4K(2003年製作の映画)

3.9

時間が戻ったり幻覚だったりとシリーズ1、2作目とは少し雰囲気が違ったので最初戸惑ったが、ラウの精神状態を思ったらどこも不思議ではないし、違和感なく楽しめた。

後半にかけても、え!?と思う展開があり、
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風再起時(2022年製作の映画)

2.5

何だかどのジャンルにカテゴライズすればいいのか全然よくわからない映画だった。

1940-70の香港の様子が観れるのは興味深かったが、汚職にまみれた警察だったりの社会が徐々にマシになっていった、という
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インファナル・アフェアII 無間序曲 4K(2003年製作の映画)

3.9

1作目が話完結しているように見えるため、1作目のヒットを受けての制作だと思うが、とってつけた感も全くなく、登場人物の過去など話に奥行きが生まれ、楽しめた。

ちょうど97年の中国返還の時期を描いている
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ロアン・リンユィ/阮玲玉(1991年製作の映画)

3.6

冒頭、あれ?これってドキュメンタリー映画なの?と思ったが、ドキュメンタリーと映画を織り交ぜたような不思議な作りの映画だった。

マギー・チャンが本人としてもロアンとしてもとっても綺麗で、惚れ惚れとして
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インファナル・アフェア 4K(2002年製作の映画)

4.2

こりゃぁハリウッドリメイクするわ!
脚本家天才か!と思うほど面白かった。
主演2人の若い時含め、キャスティングも最高だった。

公開当時は、幼く、面白いけど中々グロい部分もあるから見ない方がいいかも、
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成功補習班(2023年製作の映画)

4.0

今年の東京国際映画祭ハマれるの無かったな、、と残念に思っていたら、最後の最後にこの作品を見れてテンションすごく上がった。

コメディーとシリアスのバランスがとてもいい映画だと思う。
前半は劇場みんなで
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夏至物語(1992年製作の映画)

-

ところどころ汚らしいシーンが多く、苦手だったが、最後のオチが好きだった。
でもあの傷はじゃぁどうして、、と思ってしまった。
後、エンドロールで血液型と年齢出てたのが、血液型に変にこだわっていた一時代前
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わたくしどもは。(2023年製作の映画)

1.5

自分のこと「わたくし」と呼んでることも、登場人物の名前が「色」なのも、全て冒頭から嫌な予感だったが、予感的中であまりハマれない映画だった。

冒頭に戻るシーンで腑に落ちたところもあったが、現実離れした
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烈火青春 4Kレストア版ディレクターズカット(1982年製作の映画)

1.0

今のところ平均評価3.9は高過ぎでしょ、、と思ってしまうほど、近年稀にみる駄作だった。
レスリー・チャンファン以外にもおすすめできる彼の作品って、本当に少ない気がして、非常に残念だなと思う。

途中か
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.9

噂通りナタリー・ポートマンが伝説的に
可愛かった。

ストーリーとしては今や結構あるあるな展開で、結局人間らしさは取り戻せたけど1人で生きていってた方が良かったんじゃ、と思った。

あれだけ好き好き言
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バイタル・サイン(2023年製作の映画)

3.6

MERの香港版かな、と思い見ていたが、それよりだいぶポップな感じがして、少し真剣みが薄いように感じてしまった。
確かにMERは医者なのに対してこちらは救命士なので出来ること限られているのだろうな、と思
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ムービー・エンペラー(2023年製作の映画)

3.6

前半凄く皮肉が効いていて面白かったのに、後半にかけてスターである葛藤のようなストーリーになってしまい、残念だった。
ただ映画タイトルはセンスあって良いと思う。
東京映画祭で鑑賞したが、この作品を映画祭
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

3時間半があっという間に感じられるほどには自分はハマれなかった。

ただ、全てのアメリカ人は見てほしいと思ったし、エンディングにかけて丁寧にストーリーを追っていくにあたり、省けるシーンは無かったのかな
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.8

自分は前作と今作一気見してしまったが、公開当時続編を心待ちにしていた人は、映画内で前作の誰もが気になっていた部分に触れてくれていたり、デジャブのような台詞があったり、本当に楽しめただろうな、と思った。>>続きを読む