KREVA727さんの映画レビュー・感想・評価

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アシスタント(2019年製作の映画)

3.5

この映画はここ巷の会社のとある一例が映画化されたもののように感じる。
会社のアシスタントととして働く女性は上司の言うことをアシスタントの立場を気にして断ることができず、本来のアシスタントの仕事とは別に
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ぼくとパパ、約束の週末(2023年製作の映画)

4.0

題名とノンフィクションで気になったので新宿ピカデリーで鑑賞。
話はシンプルなのでとても観やすいです。このお話は自閉症がどのような症状でどのような特性があるかの一例を挙げていて家族の苦悩や演じている子供
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どうすればよかったか?(2024年製作の映画)

4.7

ポレポレ東中野で鑑賞しました。
映画のはじめにもテロップが流れて統合失調症がどんな症状なのかを拡める目的としていないこと、
家族の虐待を拡める目的ではないことが添えられてその上で題名の『どうすればよか
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ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US(2024年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

原作が気になり、上映後に書籍とプログラムを買うほど完成度の高い作品でした。原作作品の著書が実体験を基にした作品であることがわかり、これは文句なしの⭐︎5としてます。
映画のおおもとであるPTSD(心的
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画家と泥棒(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

実際の盗難事件を元に監督が再編集してできたリアルなのかフェイクなのかと観ながら答え(結末)はどうなのかと思いながら最初から最後まで濃厚な100分間でした。

主人公の画家と悪人になりきれなかった盗っ人
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サウンド・オブ・フリーダム(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

実話を元にした話で話題になっていてずっと気になって、ようやく時間が取れてキノシネマ新宿で鑑賞しました。

アメリカ自国の汚点を放映するのはどうかと言う論争がありますが、これは必見です。予備知識をあまり
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助産師たちの夜が明ける/助産師たち(2023年製作の映画)

4.5

フランスの産婦人科の現場を本物さながらに取り上げている作品。題名で気になり鑑賞しました。
1秒を争う現場での主人公の心情や行動に実際の現場も殺伐としているんだろうと容易に推測ができ、その完成度もとても
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私は憎まない(2024年製作の映画)

4.3

ガザ出身の医師が自身の辛い経験を元に平和を唱える映画。本人のドキュメンタリー映画に仕上がっているが、ガザの現状や歴史にも触れていてとても勉強になります。
主人公の医師が貧困の国に必要なことを懇切丁寧に
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徒花-ADABANA-(2024年製作の映画)

2.0

井浦新、永瀬正敏が出てることで気になって吉祥寺UPLINKで鑑賞。
中身が薄っぺらい過ぎて内容がほとんど入ってこなかった。また映画の進み具合がとても鈍く、余計に頭に入ってこなく、ほとんど印象に残らなか
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忘れない、パレスチナの子どもたちを(2022年製作の映画)

4.5

今日から上映開始だったので吉祥寺のuplinkで鑑賞しました。
すごくセンスティブな映画なので音に敏感な方や負傷者の映像があるので苦手な方は鑑賞に気をつけてください。
ストーリーは11日間に毎日犠牲に
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ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

4.5

この作品はうつ病の夫を持つ家族が病気を理解するまでの物語です。単に理解といってもどのような過程で発症するかというより、物語の始まりは殺伐とした生活がすでに営まれていてうつ病と診断されている状況から始ま>>続きを読む

流浪の月(2022年製作の映画)

4.3

この作品に触れた後で広瀬すずの心理作用に懐疑的になり、調べ物をしてある病を知ることができました。それは『ストックホルムシンドローム』、ストックホルムシンドロームは、Webでは誘拐事件や監禁事件などの被>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.8

Queenは今でも作品の挿入歌や番組の演出で使われることが多い、アーティストのひと組。当時を生きてない私にとってこのグループの活動系譜を見ることができてとてもためになりました。上映されてから月日は経っ>>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.6

前回作品に引き続き、松坂桃李と滝藤賢一の演技力が高く今回の作品も大変面白いです。
ただ今回はその2人をも上まる俳優鈴木亮平の演技力、、、前職ヤ⚪︎ザだったのではないかとも思わせる演技力と松坂桃李との2
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.5

この作品は平成最後の『仁義なき戦い』のようにはじめ観て感じました。
もちろん当時の仁義なき戦いとは目線や演出は違いますが、今のヤクザと警察との関係を顕しているいるように感じました。役所広司と松坂桃李の
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.3

この作品を見て作品名のノマドという言葉をここで初めて知り、その人たちの生活をドキュメンタリーに近い演出で描いた作品です。
国内でも日雇労働者、マンガ・インターネット喫茶などでその日その日を暮らす通称『
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アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)

4.2

外国の自国での内乱、隣接する国同士の紛争などこの種の映画はとてもためになり、考えるためのきっかけを作ってくれる作品なので上映した時に鑑賞しました。
通訳に従事する仕事に携わり、戦場の最前線で仕事に取り
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半落ち(2003年製作の映画)

4.0

この映画を観た後に自身も祖母になりますが、介護をした経験があるので体力的、精神的にこたえることに共感がもてました。そして介護という経験していたからか、映画の内容がとてもリアルに描かれているので作品に入>>続きを読む

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.8

当時題名にビビッときて映画館で拝見しました。
ジャンルがアクションとなってますが、サスペンス・スリラーだと私は思います。
映画終盤で主人公が現実に起こしている現場と記憶が曖昧に錯綜するシーンははじめ観
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キャロル・キング ホーム・アゲイン ライブ・イン・セントラルパーク(2023年製作の映画)

4.0

歌声が心地よく、当時歌われてた時代に見てる人はきっと涙を流すほど感動したんだじゃないかと思う作品でした。
特別な編集などはせずに彼女のコンサートを聴く、ただその時代においてのコンサートという枠組みを外
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牛久(2021年製作の映画)

4.0

この映画を見るまで『日本入国管理センター』というワードを初めて知り、現状どのような取組みをしているかなど、断片的ではあるがこの映画で知ることができる。
この映画を観たときは、海外に行く時に出国・入国の
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夜の外側 イタリアを震撼させた55日間/夜のロケーション(2022年製作の映画)

2.5

実話を元にしている映画なので作品を否定するわけではないですが、字幕のテロップが速過ぎて読みきれないのと、音楽などをうまく使用してないので単調になり過ぎてる印象を受けました。
前後編と長大作にしているの
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ある一生(2023年製作の映画)

4.3

映画:ある一生

ある1人の養子の主人公が自身の力で環境を整え、月日の節目ふしめに不運に見舞われながらも懸命に人生を全うしていく映画です。
不運な出来事は巡り合わせとよく言いますが、あまりにも過酷な巡
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越境者たち(2022年製作の映画)

1.0

設定に無理があり過ぎて監督、演出家が空想を描いただけ。また雪山の映像がふんだんに描かれていたが、作成者側はおそらく雪山の登山を未経験?
そのくらいに無理な設定での撮影に中盤あたりから飽きてしまった。
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イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

4.8

以前上映された『博士と彼女のセオリー』の俳優たちが再度タッグを組んで撮られた実話に基づく映画とあって興味があり観ました。
主人公の科学者は天気が予測できるようになれば環境を予測でき、生活により彩りを与
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ヒトラーを欺いた黄色い星(2017年製作の映画)

4.5

ドイツのことを『ナチスドイツ』とそうでない時代のドイツとよく言われるが、この作品はまさに『ナチスドイツ』渦中のお話である。この時代の類の映画はどれも完成度が高く、鑑賞者にこの先の幸せを臨む、考えてもら>>続きを読む

私だけ聴こえる(2022年製作の映画)

4.5

CODA〜あいのうた〜(以下コーダ)のベースになっているコーダという人たちの集まりをドキュメンタリーにした映画、この歳にもなってまだまだ分からないことが知れて、ためになり、そして感動しました。多分20>>続きを読む

NO選挙,NO LIFE(2023年製作の映画)

4.5

ドキュメンタリー映画が好きな方におすすめです。
自分のやりたいことを泥くさく地道に築き上げていく主人公にとても力をもらいました。自分の目でみて感じたこと、自身で取材したこと以外記事にしないその精神に感
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親愛なる同志たちへ(2020年製作の映画)

4.3

当時上映された時に気になり映画館で観ました。この時くらいから白黒映画が一時期流行り何作品かを観た覚えがあります。
共産主義という理想を国家は描ききれず、リーダーが亡くなるとみるみる崩壊していく、そして
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麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

4.2

東野圭吾映画シリーズ作品で過去の作品も鑑賞したので今回はどんなシナリオか気になり観ました。
出演者たちも今をリードするメンバー揃いで内容も濃厚でした。
松坂桃李と菅田将暉の演技は若い時からとても実力が
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.8

新しく住む場所に変わった隣人がいるのは今は稀ではない昨今、その隣人のあたり(問題のある隣人、事件性を孕む隣人)を引いた時の日々の生活が少しずつ壊れていく様を見てる様でフィクションだが少し気味の悪い映画>>続きを読む

ヤジと民主主義 劇場拡大版(2023年製作の映画)

4.5

我が国は小さな声を適切な(ありのままの)形で民衆に知らせる術をメディアが持っていない。変に着色して報道したり、専門家の偏った思考で小さな声がまるで非難されて当然と言わんばかりに報道される。だから小さな>>続きを読む

私は確信する(2018年製作の映画)

3.7

実話ベースでの映画とあり、裁判シーンが多めです。生真面目に公判だけを流すのではなく、見ながら鑑賞者にもどういう展開になるか考えさせられるような編集だったので面白かった。
ただ、映画の緩急がなく単調だっ
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風に立つライオン(2015年製作の映画)

4.0

当時上映してた時に鑑賞して、最近観直しました時に色々な悩みが吹っ飛ぶくらい元気になる(悩んでることがバカバカしくなる)、頑張らないとって思う映画です。
大沢たかお演じる1人の日本人医師がケニアを飛び込
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東京カウボーイ(2023年製作の映画)

4.3

日本の商社マンがアメリカの牧場の土地を回収してより良い土地の利活用を促すようにするため現地モンタナに向かい、そこで牛の飼育、牛肉の製造を行うために主人公が実際にモルタナに半移住する話、
利回りの悪い牧
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.8

盲目の元軍人を休暇中の主人公がお世話係として自宅にいく中で2人の関係が少しずつ信頼関係を育んでいく。役柄がとても難しい役をアル・パチーノが見事に演じており感動しました。
話の中盤での旅行にいく真意と2
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