コガケータさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

コガケータ

コガケータ

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パレード(2024年製作の映画)

4.8

めっちゃ好き。
何より終わり方が好き。しっかりエンターテインメントにしてくれた。
スッキリ。
もはや並びだけで良作としか思えない出演陣。まあ流石。
1人ずつしっかり物語があって、色々な良さが溢れてるの
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そばかす(2022年製作の映画)

3.8

1人の人間のひと時を凄く濃厚に見れた気分です。
出会う人だったり、環境だったり邦画らしく生生しい。
三浦さんの演技をはじめ、あまりにも自然な為ほんとうにヌルっと物語が入ってきて色々なシーンが頭に残って
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

2.5

周りの環境が酷過ぎる。
ありとあらゆる”不遇”と呼ばれる物を搔き集めた様な世界でした。
背負い過ぎてる。
両親、兄貴、同級生ずーと腹が立ってました。
奇想天外な描写や、単調かつ奇抜な演出は良かったけど
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インシテミル 7日間のデス・ゲーム(2010年製作の映画)

2.2

期待はしてなかったので、ある意味期待通り。
雑な脚本と俳優の無駄遣いでした。
起承転結がグチャグチャで何が起きてるか結局意味わからなかったのに、100分近く過ぎててビックリしました。
藤原竜也×金って
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スティング(1973年製作の映画)

5.0

完璧。
これを1970年代に作り上げてるのが凄い。
分かりやすく、綺麗にまとまった脚本と可愛い音楽、洒落たセットと服装と、全体的なクオリティも高い。
最近のどんでん返し物の様な、後出し情報や逆転のみに
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.3

よくあるお遊びに、本物が混ざっていたら、、、という内容。
あらすじと本編違くて、若干気持ち悪い。
音楽のチョイスと言い、脚本と言い監督を調べてみればなるほど。
そりゃバズるわけだ。
個人的にはバッドエ
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インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

5.0

素晴らしい。完璧。
登場人物に一切無駄が無いし、壮大なスケールの物語を一つの作品にまとめ上げてるのが凄い。
パニック、ドラマ、空中戦もありボリュームもあるし、三つの視点から描かれる脅威に対する反応とそ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

王道SFって感じ。
主人公は特別で、悪い奴はしっかり悪い。
が、特に臨場感と美術以外で面白いと思えた所が無かったです。
ほぼ何も進まなかった前作に対し、あっという間にボスへ。
CGや衣装、演技、演出確
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.3

面白いなぁ〜
よくありそうな設定なんだけど、色んな作品の良い所が丁度よく織り交ぜられてる。
当てて設定されたのってくらい、声優さんも合ってたし、映像的にも申し分無い。
次回作が滅茶苦茶楽しみ。
シリア
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花腐し(2023年製作の映画)

4.2

個人的にかなり好きでした。
邦画らしい規模感に、やっぱり母国語でしか理解できない言葉の深みに触れるような気がして、面白かったです。
主演の2人は流石として、さとうほなみさんの等身大的な可愛さが凄い。
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.9

可もなく不可もなく。
映像だけで観れるっちゃ観れるけど、映画としての満足度は決して高いとは言えない作品だと思います。序章とか関係無く。
世界観や機械、惑星、その他装備品などのデザインは惹かれる物があり
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.4

なんとなく食わず嫌いしてましたが、ホントいけませんね。
コメディ系のダラダラしたものかと思ってたら、しっかり映画してました。
出会い、別れ、成長の王道パターンではあるもののヤクザとカラオケという一見正
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.5

良い意味で騙されました。
面白かったのは確かですが、スパイ映画の顔をした別の“何か“ですね。
伏線回収とどんでん返しが綺麗にされてて、とても好物でした。
中盤以降はマシュー・ヴォーン節炸裂で、なんだこ
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仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング(2024年製作の映画)

4.3

ギーツはホント外しませんね。
久々にスタイリッシュ全開のライダーを観れて最高でした。
だからこそ、その中でボロボロに泥塗れで闘うミッチーが魅き立つ。
物語も軸がしっかりしつつ、特に?となる部分もなくい
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“それ”がいる森(2022年製作の映画)

1.0

何がしたくて作ったのかわからない。
登場人物全員馬鹿。なんなら”それ”も馬鹿。
地球外生命体にしたところはまあ良いとして、しっかり映し過ぎて全く怖くない。CGの質も2022年とは思えないチープで存在感
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.7

子供たちだけだからこその緊迫感と良い意味で説明の無いそれこそ”奇跡”の様な力の不気味さが独特な気持ち悪さを出していて良かったです。
なによりメインポスターの構図が良い。
この映画を観ることで、このビジ
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劇場版 仮面ライダー555(ファイズ) パラダイス・ロスト(2003年製作の映画)

4.0

完全ifストーリーでの展開だからこその劇場版で面白い。
基本の設定は受け継ぎつつ、死に方や展開が本編と違う世界線の話で、分かりやすさもありつつ刺激も多くて良く出来てるなぁと思います。
激しいカットの連
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.6

中盤からが実に阪元監督らしくて好みでした。
自分の撮りたい物を突き通してるのは気持ち良い。
全体的に短く、規模も小さめでよくあるストーリーではあるものの、それを逆手に取ったかの様な展開が急で驚きました
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

5.0

最近もうクオリティの高いジャンプ作品を観るだけで、序盤から泣いてしまう……
泣けるし、燃えるし、実に熱い作品でした。
ストーリー構成は『THE FIRST SLAM DUNK』の様な序盤から試合が始ま
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唄う六人の女(2023年製作の映画)

3.4

思ったより中途半端。
もっと鮮明か、曖昧かどっちかに振って欲しかった……
謎は後半にかけて解けつつも、恋人と姿が同じ“ヤマネ“など原作ありきっぽい謎も残ったままでイマイチな点が多かった。
虫等の生き物
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ジェントルマン(2021年製作の映画)

4.7

本当に綺麗。
まとまり完璧。
どんでん返し界(?)では王道といえば王道だけど、伏線の張り方や一つずつの台詞の巧みさが滅茶苦茶良かった。
ヒロインの表情や心情の変化含めて、ニヤニヤ出来るし驚かされる。
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仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインド(2024年製作の映画)

3.9

最終回以降の話として、凄く良かったです。
ちゃんとそれぞれのキャラのピックアップシーンがありつつ、ファイズらしい展開と会話も良い。
ちゃんと“20年経った子供達“向けの作品でした。
相変わらず草加がず
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「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ(2024年製作の映画)

5.0

最高。何度でも、いつでも最高。
泣いたなぁ。なんなら回想で泣きそうだった。
禰󠄀豆子の日光克服シーンのカメラアングルエグい。
風の呼吸、映像化したら滅茶苦茶かっこいい。
柱稽古編のOPもめっちゃ良い。
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Gメン(2023年製作の映画)

2.5

僕には合いませんでした。
脚本、演出、演技全体的に苦手。
変なテンポ感のカット割りと、序盤のグニャグニャしたカットインが気持ち悪かった。
物語もかなりブツ切りのものが多くて、入りこむ前に終わってしまっ
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.5

実写化映画として大正解だと思います。
原作のシリアス、ギャグちゃんと映像化されていてキャラ達も違和感が無い。
PG12にしただけのこともあって、まさに『ゴールデンカムイ』って感じでした。
VFXも質が
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

4.2

安定して面白かったです。
兄弟の対比、家族、前作との繋がりも綺麗で抜け目のない作品でした。
ブラックマンタが敵として続投しつつ、新しい要素も追加されていて満足度も高かったです。
砂漠に森に氷河に色々観
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

4.3

ちょっと大人向け過ぎるよ……泣
めちゃくちゃ良い。
戦の描写が繊細かつリアル。何日もかけるところや、攻め方などをしっかり映しつつテンポを崩さず作られている。
又兵衛の優しさや誠実さが、ほんの少しの言動
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ふしぎの国のアリス(1951年製作の映画)

3.6

素晴らしい。
チェシャ猫が好き過ぎる。
「どの道を進むべきかは、君がどこに行きたいかによる」真理。
終始頭おかしいし、文脈滅茶苦茶展開が続くが全然飽きない。
これぞウォルトディズニーって感じが良い。

コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

4.4

大好物。
『ミスト』の様な閉鎖された空間での人間の心理描写が面白過ぎる。
ヒロインの最後の台詞が全てを物語っている。おそらく皆普通の人なんだと……狂気に染まることを含めて普通という結論。
警官の“役“
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彼女が夢から覚めるまで(2021年製作の映画)

3.6

終盤にかけての盛り上がりが滅茶苦茶良い。
静けさや淡々とした文字だけでの、映像だったのが夢に入った瞬間から躍動的になる展開がたまんない。
流れる様な展開と無駄のないカットが好き。

余りある(2021年製作の映画)

3.5

最近知人とした「どんな人でも人生で一本ぐらいは傑作が書ける」って話を思い出した。
こういう雰囲気の作品は嫌いじゃない。
若葉竜也じゃないときつかったかな。
彼女の発言も含め主人公の振り返った思い出だと
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カランコエの花(2016年製作の映画)

3.6

先生達の無能具合も含めてリアル。
こういうちょっとした行動や発言で、一人の人間の平穏を壊すことがあるんだという邦画らしい作品だった。
LGBTQをテーマとした映画は多々あるが、絶妙なリアリティをこの短
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(2017年製作の映画)

3.6

凄く繊細な作品。
山田孝之の目線、息遣い、喋り方があまりにも自然。
多くは語らないけど、しっかり伝わってくるものがあって良かった。