コガケータさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

コガケータ

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ゴーストライダー(2007年製作の映画)

4.5

カッコよ。
脚本のチープさや、展開の雑さは置いておいてゴーストライダーが映像化して走ってるってだけで面白い。
デザインがあまりにも自分にぶっ刺さってる。
展開は読めまくるけど、二人の並走シーンが良かっ
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赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。(2023年製作の映画)

2.8

ダラダラしたコントと、急展開過ぎるミステリーで何とも言えない面白くなさでした。
福田監督の最新作を何本か観てきたけど、もうテンポの良いコメディ作品が観れないと思うと残念。
キャストは豪華だけど、どんな
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.1

難解。
今泉監督作品の中では、あまり刺さりませんでした。
誰をどう観ればいいか迷っているうちに作品が終わり、感情移入等出来ないまま置いてかれた印象でした。
失踪した旦那の”嘘”についての言い分は分かる
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

4.7

素晴らしい。
美しい映像に心を掴まれ続けていました。
アニメーションは流石ながら、ミュージカル時のメリハリあるダンスは終始観ていて飽きなかったです。
アクション多めの大冒険で、ギャグも挟みつつ目的もハ
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.9

良い映画。
とてもゆっくりとジワジワと季節や時間が過ぎ去っていく様子なのに、凄く短く感じました。
歌が作品とマッチしていて、何度も入っているのでとても耳に残っていて心地良かったです。そしてブレンダの歌
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.8

メチャクチャ好き。
ずっと観たくてやっと観れた。
好きな事ややりたい事をしっかり作り込めば、良い作品になるんだなと思える映画でした。
今作は型を知った上で崩していたのでしっかり違和感無く観れました。
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

4.8

めっちゃ良い……!
かなり脚本の力を感じました。
岸辺露伴の存在感というか、雰囲気が見事に再現されていました。
マイペースでボソボソッと話す所や、でも時々凄く人間味が溢れるようになる荒木先生の岸辺露伴
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

5.0

熱い。
映像、脚本、音楽全てにおいて疾走感が凄い。
実話の詳細や、レースのルールなどは知らなかったけど、ゲーマーがレーサーになるという事実だけで面白い。
素早いカット回しと、被写界深度の浅いインパクト
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

4.5

安心して観れる。
ここまでヒューマンドラマとサスペンス(ミステリー)を上手く混ぜ合わせている作品は少ないんじゃないかと思う。
連ドラの続きだったり、『カメレオン』の挿入だったりとやる事やってる辺り抜け
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アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

4.8

凄く好きでした。
人の“感情“を表現するのが、上手い上手い。
思ってた以上に“純愛“の物語でした。
睦実の最初のミステリアスな良い女感凄いですね。
色ボケジジイが良い味出してました。
そしてなにより予
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.0

全体的に暗く、配信環境ならではの顔面アップと広角のカメラでの撮影は凄かった。
顔芸勝負で怖さ演出してるのが、シュールで逆に怖かった。
あまりホラー系は観ないけど、自分はお化けや幽霊系よりスリラーに近い
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トロール(2022年製作の映画)

2.7

アプリでのサムネ(骸骨を乗せた車のカット)に惹かれて観ました。
本編は短いこともあり、かなりザックリと進んでいく印象です。
恐怖にも、希望にも何にも振れてなくて物語として一貫性があまりなかった気がしま
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水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

5.0

あ~もう大好物です。
ちょっとこれは広瀬すずが可愛過ぎるかもしれない……
脚本から登場人物から何もかもが好きでした。
ちゃんとラストあそこまで持っていくところが期待通りでした。
サンマの悪戯から、募金
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蛇にピアス(2008年製作の映画)

2.9

色々痛い。
知った場所が出てきたものの、交わることのない世界だとは思いました。
吉高由里子の甘い声が今作では狂気に感じて、ちょっと怖かったです。

みんなのいえ(2001年製作の映画)

4.7

これぞ三谷幸喜‼
意地と見栄の張り合い。
相変わらず出てる面子が今の超演技派ばっかりでビックリする……
全員イラっとするけど、全員憎めない、そんな人間味しか溢れてないキャラを撮れるのが凄い
3人で壊れ
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テリファー(2016年製作の映画)

2.7

全然楽しめませんでした。
僕には合わなかったとしか言いようが無いですが……
特にテーマがあるわけでもなく、どっかの町で誰かが誰かを殺戮しているだけの映像。
アート・ザ・クラウンがあまりにも刺さらなくて
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.6

大好物。
シュールという言葉が似あう作品。
テンポ感を凄く大事にされた作品で、カメラが大きく動くことが少なく基本的にセンター構図か、引きで人物が左右へ移動する説明的で安定したカットが多かった。
カメラ
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フリークスアウト(2021年製作の映画)

4.3

思いっきり楽しめた。
場面展開やストーリー軸もしっかりテーマに沿っていて面白い。
序中盤で少しグダった所があったので、それが無ければ2時間に収められたかな?っていう印象。
かなりナチスの描写に力を入れ
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.7

引きのあるあらすじから終盤にかけかなり印象が変わった映画でした。
伝えたい事と映画としての面白さや惹きがしっかり分かれていて、かつ通づるものやテーマを一貫しているのが面白かった。
序盤の豪邸でのカット
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カールじいさんのデート(2023年製作の映画)

3.6

短いなりにまとまってはいたけど……って感じ。
短いのにかなり贅沢に尺を使うなぁと思いながら観ていた。
犬の発声が完全機械なので、口パクもなく顔のアップが5秒くらい無変化で続いたタイミングで少し退屈さを
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SAND LAND(2023年製作の映画)

4.5

これくらいのシンプルさが好き。
凄く単純で純粋で真っ直ぐな作品。
久しぶりに飛んでって星になる敵を見ました。
主人公も、敵も、目的も明確。
ベルゼがただただ良いヤツで、観ていて心地よい。
原作もそうだ
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

5.0

これは凄い。
これぞディズニーの“感動“だと思った。
まさにメインポスターの通りの作品。
伝えたい事をエンタメとして落とし込み、誰でも楽しめる内容となってると思う。
個人的にしっかりと恋に落ちる部分に
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クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃(2016年製作の映画)

3.5

夢という舞台設定とそこから子供たちへの活躍に繋げる脚本は流石。
しんのすけのブレない感じが見ていて気持ち良い。
ただ、あまりにも大人向けな部分が多くて何とも言えない気持ちになった。
昔のネタの部分も含
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.7

流石の演出に進化した手法もあって最高でした。
前作からブレない伏線回収と綺麗過ぎる脚本も完璧。
前作はニュース等で状況説明や事件全体の概要・解説がありましたが、今作はかなりリアル重視であまり説明用の台
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美女缶(2003年製作の映画)

4.3

この短さだからこそで妄想が捗る。
ラストのインパクトと、それまでの言動や表情で色々考えることが出来る作品。
押し入れの覗き穴だったり、富岡のことだったりとかなりご都合主義だったり説明不足な所は否めない
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バービー(2023年製作の映画)

4.0

映像のポップさやマーゴットロビーを観ているだけで満足できるのでヒットも頷けます。
ただ個人的にはメッセージ性が強すぎて得意なジャンルでは無かったです。
メッセージなのか皮肉なのか……
日本とアメリカで
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ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

3.5

こういう何も考えずに観れる作品は結構好きだったりする。
赤楚衛二の無垢な笑顔がビルドの時同様に元気をもらえました。
実写映画としての役割は果たしていたのではないでしょうか。
原作導入やアニメへの流しは
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空に住む(2020年製作の映画)

2.8

何がコンセプトかわからない作品でした。
高層タワーマンションと空をかけてるタイトルは良いとして、序盤から終盤にかけてただ主人公の情緒不安定さを観るだけになっていてずっとグダグダしていた印象。
現実味は
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.8

発想から面白い。
事件の内容が薄かった印象だが、その前の“お遊び“の部分が面白かったので良かった。
この短さでここまで綺麗にまとめているのがすごい。
必要な台詞だけでキャラの心理描写や性格を映して個性
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罪の声(2020年製作の映画)

4.8

見事にタイトルと本編がかみ合った作品だと思います
脚本や映画としての完成度は凄く高いです。
ただ事件が糞過ぎていい点をつけたくない気持ちもあります。
序盤二人の視点からの解明と、合流した後の急展開の流
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

個人的には好きでした。
正直全作が完璧過ぎたし、時期的にも”作らされた感”が否めなくもないけどラストが良かったのでいいと思います。
フォーキーの誕生に、ボー(デザイン変更されてたけど……)の復活、ギャ
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

5.0

完璧です。最高。
シリーズの中で一番好きな作品。
CGのクオリティも進化しつつ、流石のアニメーションクオリティだが今作は脚本が良すぎる。
鑑賞者が心のどこかで思っていた「最後どうなるんだろう?」という
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トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

4.4

安定して面白い。
この頃からバズとの相棒が固定し、主要メンバーも決まってきたけどみんなのおもちゃとしてのギミックも遊び心があるものばかりでよく考えたなと思う。
一作目からのコンセプトは引き継ぎつつ今作
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ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.3

なんか凄く無難でした。
まあボーッと観るには良いのかも。
バカリズム節が出てたのは、序盤の新郎のパートぐらいでそれ以降は三谷幸喜になりきれなかった『THE有頂天ホテル』を観てる感じでした。
キャラが比
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望み(2020年製作の映画)

4.1

観てきた邦画の中でかなり上位に入るほど、キツい。
真実がわからないまま、バッドエンドだけに突き進んでいくのを観続けるのが、きつ過ぎる。
家族全員に気持ちもわかるし、誰も攻めることが出来ない中盤がなかな
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セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.6

タイトル、ビジュアル、名シーンのインパクトは凄い。
本編はボソボソとした会話シーンが多くて、終盤の20分手前になるまで動きも少ないが要所要所のカットが面白くて意外と観ていられた。
サッカーしているとこ
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