やっと見た。(今月いっぱいでアマプラ見放題終了)
自分の絵を盗んだ薬物中毒の男をモデルにすることにした画家の話。でも次第に、傷ついた魂の奇跡的な出会いと必然的な共鳴!みたいな話になってく。
ドキュメン>>続きを読む
ギリシャで祖母を看取り一人になった主人公は、ドイツに住む母が残した古い車で、南イタリアへのフェリーに乗り込む。
そこで出会った男とドイツまで同乗することになるのだけど、ふたりの性格の違いのせいで色々も>>続きを読む
すんごい良かった!
(けど、情報量多すぎで疲れた(笑)
セルアニメでもデジタルCGでもないグラフィック感いっぱいの作画最高ですね。めっちゃわくわくした。
あとあらゆる「スパイダーマンのお約束」を逆手>>続きを読む
6/16
盗みを働いた兄弟と、それを追って森の中の穴に落ちた男。
良心の呵責を感じる弟と暴力的な兄。病気の母と死んだ父。ミニマルな心理劇かと思いきや意外な展開をするのだけど、少々、いやだいぶ強引に感>>続きを読む
希望を抱いて映画業界に入った若い女性が目にする、業界の闇。
「会長」の暴言も暴行も直接的には映らないけど、個人の問題意識など簡単に握りつぶされてしまう。
個々の保身が全体の隠蔽圧力に繋がってるのが、彼>>続きを読む
鬼教官として有名なアイスマイヤー曹長は、妻子もある身だけれども実はクローゼットゲイで、新兵の一人と恋に落ちる。でも軍の組織のなかでどう振る舞えばいいのか葛藤するという話。
周囲の戸惑いとか揶揄とかは>>続きを読む
自分が「男性」だと気づいていく17歳の主人公を軸に、彼の気づきのきっかけになる、実はゲイで過去に大きなトラウマがある同級生の男子や、他のクラスメイト達、そしてその親たちを描いていく話。すごく正統派!な>>続きを読む
明日2を見に行くのでおさらい。去年1度見てるんだけど細かいことを全く覚えていなかったので見直しておいてよかったかもしれない。
スパイダーマンの設定と、少年の成長譚の王道はしっかりおさえつつ、アニメー>>続きを読む
去年の見そびれだったんだが、EUフィルムデーズで。
孤独で「自分」というものがなくふわふわした存在だったイネスが、旅行先のノルウェーで日本人のマリアに出会い、惹かれ、彼女になり代わりたい、と思ってしま>>続きを読む
チャンドラーじゃないの?ハードボイルド?と混乱するくらい(笑)、ゆるーい雰囲気で、ものすごく70年代でした。
冒頭主人公が🐱に起こされるところからはじまり、キャットフードのくだりはまっっっっっったく本>>続きを読む
報復?あるいは面目?のために躍起になってどれだけの人を不当拘束し、人生を台無しにしたのか。
実話ベースの場合、本編後にご本人の映像が出てくるとなんだかなぁと思うことも多いけど、この作品の場合は、ご本人>>続きを読む
ゲイリー・オールドマン監督作品ということでずっと見たかったんだけど機会がなかったのをやっと。
しかしきつかった。
サウスロンドンの団地での、麻薬とアルコール依存、家庭内暴力。
イギリス映画特集、私が見>>続きを読む
ロバート・アルトマン傑作選で。
冒頭とても謎めいて寒々しく美しく、詩的な邦題もぴったり、と思って見ていた。主題が見えてきてもヨーロッパの映画の雰囲気で見ていたのでなるほど、といったんは思ったのだけど、>>続きを読む
実は初見だったんですけどすごく面白かった。
マフィアの一員である男とその情婦、金を横領していた会計係が隠し持っていた大金、狂犬のようなボスの息子。200万ドルを巡っての殺し合い。
そう書くとよくある>>続きを読む
「#クロース」試写で。
花畑を走るシーンで始まり、花畑を走るシーンで終わる。でもその間に1年が経ち、主人公の表情は冒頭とはまるで違って見える。
人と人との関係性は、他人によって勝手に名前を付けたりでき>>続きを読む
「遠い声、静かな暮し」('88)初見。
長女の結婚式から、横暴な父と家族の過去をランダムに振り返る「遠い声」と、その後末っ子の結婚までを描く「静かな暮し」
'40-50年代のリヴァプールが舞台で、なに>>続きを読む
「とても素敵なこと」見た。
サウスロンドンの団地を舞台に、ゲイであることを自覚する幼馴染みの少年たちの初恋と、親たちとの関係と、隣家の女の子の迷走ぶりと。27年前の映画だけど前向きな話でとてもよかった>>続きを読む
だから原稿の束はちゃんと綴じろとあれほど。といいたくなる映画シリーズにまた1本追加。
まっさきに「500ページの夢の束」を思い出したけど(量という意味でも)わりと洋画あるあるじゃないですか?
毎回ひ>>続きを読む
UNEXTのおすすめにニールスシュナイダー出演作がばん!と出てきて(さすがのターゲティング(笑))、主演、ノエミメルランじゃん!となって見ました。
理解とかは求めてなくて、ただただ美しい二人の官能的な>>続きを読む
変な邦題つけられちゃっててあれなんですけど内容は全然違う。主演はやはりヴィルジニー・エフィラ。U-Nextにある。
セラピストをやめて小説家に戻ろうとする彼女が、新人女優の患者の相談に次第に巻き込まれ>>続きを読む
カンヌ受賞記念で、ジュスティーヌ・トリエ監督作品を2本見た。
ヴィルジニー・エフィラ演じる弁護士のヴィクトリアは友人の弁護を頼まれるけれど、子供のベビーシッター代わりに過去の依頼人と同居し、元夫の迷>>続きを読む
2014年に見たメモはあるのだけど実はちゃんと最後まで見てなくて(肝心なのはラストなのに!)、今日NT LIVE(舞台)版を見たので見直しました。
https://filmarks.com/movie>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
久しぶりのNT LIVEでした。
どこまでが真実でどこからが妄想なのか?だがそもそも真実とは、単に信じたい話、信じやすい話、というだけではないのか?
そういう抽象的で境目の曖昧な話を、どう映像として>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
これを60年代(たぶん?)を舞台にし、女性たちを真ん中にもってきた西部劇、と思って見ればよい作品だったのかも?作った方はそのつもりだったのだろうし?
ダイアン・レインとケビン・コスナーというしびれる>>続きを読む
若い俳優に入れ込み”苦い涙”を流す有名映画監督、が主人公。
現代の感覚では彼の振る舞いは完全にアウト。
途中から彼の元で黙々と働くアシスタントに感情移入してたけれど、それもある意味正解だったのかも?と>>続きを読む
「LIVING」を見たけどオリジナル版を見てなかったので「生きる」も見ました。
志村 喬のすがるような(いやまさに)眼力がものすごく意図を込めて映されている映画だった。
「LIVING」が、紳士にな>>続きを読む
同じ製作チームの「ロング・ウェイ・ノース」
https://filmarks.com/movies/69644/reviews/154564752
大好きだったんですけど、やはり自分で道を切り開いてい>>続きを読む
2019.6/24
西部劇の形をとってるけれども、それぞれのやり方で父親の影から自由になろうとした、それぞれ対照的な男たちの物語。乾いた、血まみれの、死の影が付きまとう道行なのに、いつの間にか穏やか>>続きを読む
2022.5/15
ケリー・ライカート監督作品。
幌馬車で西部を目指す移民の3家族は、ガイドを雇っていたのに荒野で道に迷ってしまう。
水も食料も乏しく、先が見えない不安の中で、カユース族の男を捕らえ>>続きを読む
2019.12/22 写真美術館にて
お嬢様育ちの子が、極北の海で沈没したとされた祖父の船を探す旅に出る冒険譚。子供向けではない厳しさも描きつつ、主人公だけでなく船の仲間たちの成長とか、物語は王道な>>続きを読む
10代の子たちの話を見るとどうしても親のほうに意識が行ってしまうのはもうどうしようもないので、前半ずっとアンドレ・ホランドの苦悩と決断について考えていた気がする。
確かにホラーというよりは社会に適応>>続きを読む
ジェームズ・グレイ監督作品なので見なければならず、「アルマゲドン・タイム ある日々の肖像」見てきたんだけど…。
監督ご自身の体験(=つまり実話ベース)という話の中で主人公はユダヤ系で、家族の過去と現>>続きを読む
「生きる/Living」いろいろあって今ごろになったわけですがやっと見れた✨
ビル・ナイが歌う映画は「好き」の法則?(あるかも)(人生はシネマティックとか)
感傷は避け、簡潔で短く、でも「必要最小>>続きを読む
2022年6/5
ヨコハマ・フットボール映画祭にて。94回アカデミー賞の国際長編映画部門スウェーデン代表。
16歳でインテルと契約し育成チームに入ったスウェーデンの選手が、根拠のない精神論と大きすぎる>>続きを読む
試写で。
手仕事にこだわる職人の見事な作品が仕上がるころには、仕立て屋夫婦と弟子の関係が変わっているだけでなく、性別や性愛や宗教のタブーが静かに、でも鮮やかに、確信をもってひっくり返される。
悲しいけ>>続きを読む