無垢な主人公を通して人間が成長していくために必要なことは何かを突きつけられる感じ。美術の世界観が本当に素晴らしくて、モノクロからカラーになった時の喜びがハンパない。
もはや今だに新作が観られるだけでありがたい。おっさんの妄想が身に沁みる歳になってきたなぁ。
面白いと同時に苦しさがつきまとう。
岡山天音はもうそういう人にしか見えず、ちゃんと役が抜けるのかと思うほど入り込んでいた。
サトミツは姑息なヤツとして描かれていた。
繊細で気品高くめちゃシブの殺し屋。
音がすごそうなので映画館で観た方がよかったと思う。
めっちゃ応援したくなる2人。キング・ルーが青木崇高に似ている。
リリー・グラッドストーンのはこの佇まいが目に留まったんだろうか。
ほぼ部屋の中のシーンだけで戦争のおぞましさが伝わってくる。心をジリジリと掴まれる大傑作。子役の子もめちゃ良いけど、なんせ趣里がすごい。
ぶっきらぼうで金もなくて華やかさも一切ないが、なぜか品がある。
この時代に81分で潔くまとめてるのもカッコいい。
バリー・コーガンの魅力全開。違うキャストならこんなに面白くなかったと思う。
オリヴァーとフェリックスが接近していくまで、そんなに時間をかけてないのに無理を感じさせないのがうまい。
トイレと人生のコマーシャル。規則正しい日常の中に入ってくる些細な非日常が心地良い。石川さゆりママが歌ってくれる店って最強やな。
最初から最後までずっと面白くて、緊張しっぱなしで、すごいものを観た感。
設定の辻褄が全部合いまくってて緻密すぎる。出てる人みんな良かった。杉咲花ちゃんものすごい。今年No.1。