べこさんの映画レビュー・感想・評価

べこ

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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.5

キッドと平次兄ちゃんのラブストーリー的なお話。
最近の映画シリーズよりも地味目だけれど、剣道シーン等アクションは格好良い感じ。とはいえ、恒例の花火が雑に消費されるのは少し寂しい。
色んな過去作品がクロ
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ファミリー・ディナー(2022年製作の映画)

3.1

家族で食べるご飯のお話。
見る前から何となく透けて見える結末、それでも魅了されるくらいにポスターが素敵。
度々ありゃ?と思う不穏さも、陰湿な感じでリアルさがあって善き。
仕掛けは予想通りだけれど、しっ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.3

原爆のお父さんのお話。
会話劇メイン、専門用語に時代背景が重なり、かつ、時系列のシャッフルが頭をかき混ぜられる。
ダブルミーニングな演説シーンはとても素敵。
派手なシーンは無いけれど音が強烈で映画館で
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ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

3.7

Jake Gyllenhaalの肉体美を楽しむお話。
ゴリゴリの筋肉、そしてそのぶつかり合いがとても泥臭くて善き。
アクションも見易く、場面をうまく利用していてかっちょよい。
敵も良いキャラしていて憎
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.5

終始ワンちゃんがかわいいお話。
ゾワゾワする冒頭からどんどんと気抜けしていく感じ。
どれだけ不運だろうと、やってることやってる割に綺麗に終りすぎて靄が残る。
終始過去回想なのも、淡白さに拍車をかけてる
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.8

小説の世界が現実に成るお話。
細かいどんでん返しに大きいどんでん返し、色んな驚きがあって善き。
諸々と某スパイ映画に見えるけれどロマンチック寄りでテイストの違いを楽しむのもまた乙。
演出かと思うくらい
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.1

十二人のおじさんがお話ししては怒る、そんなお話。
遂にアマプラに来てくれたので視聴。
ただ単におじさんが会話するだけだけれどさくさく見れて引き込まれる。
暑い、それだけのことも色んな場面で細かい描写に
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フッテージ(2012年製作の映画)

3.6

ホームビデオに始まるアットホームなお話
初手からドキドキする演出で素敵。
とは言えスリラー好きにはオカルトチックな方面になってしまったのは少し残念。
振り返ってみれば一芸だけれど、バリエーションもあっ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

父親の死因を議論して、少年は心を決めるお話。
ずっと淡々と会話・裁判が続く。
それでも色んな視点から話が進み、二転三転と弄ばれ、引き込まれていく。
そんな風に思っていたらどんどん話の軸がシフトチェンジ
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.4

蜘蛛と女の子についてのお話。
期待していなかった文、中々どうして面白い。純粋に疑似家族物が好きなのもあるけれど...
とはいえ、一方的な印象も受け、描写の甘さが気になったりもする。
後は変にバイアスが
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.2

家に帰る、それだけのお話。
現実と空想の境が分かりづらく、ちょいちょいと整合性のなさにムズムズとする。
意味深な展開も振り返ってみれば、何もないように感じる。
メタファー・伏線とか色々あるのだろうけれ
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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

3.0

マスコットが怖いかと思ったら怖くないお話。
全うなホラーを期待していたけれど、過去のトラウマとかドラマ・ミステリー要素に少しげんなり。
マスコットの行動原理もいまいち腑に落ちないところがあり靄が残る。
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

3.7

ずっと死にかけているお兄さんが気になる、そんなお話。
基本は会話劇、それでも時間軸に人物の軸がずれていき飽きは来ない。
後半からドンドンとバイオレンスさが加速していくのもまた善き。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.4

子供の脳を移植されて生き返った人のお話。
ダークな世界観に絵画のような画作り、独特なカメラワークに、印象的な色使い、中世的なファッション等々、視覚的な部分で延々と釘付けにされる。
お話としてはありきた
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.0

5秒に一つネタを作る人のお話。
実話、それ故劇的なドラマが無いリアルさのは良いところ。
とはいえ、主人公に共感も理解も出来ない自分には何も響かない。
都度挟まる大喜利に寒さを覚えるけれど、最後しっかり
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アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.1

外は楽しくない、そんなお話。
少し説教臭い、それでも自分の気付いてない世界を少しでも学べて善き。
じわじわと来る気分の悪さは素敵だけれど、ポスター詐欺な感は否めない。
とはいえ、1時間弱な短さはサクッ
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PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

3.0

子豚ちゃんの成長譚的なお話。
スリラー的なお話かと思ったら、あれまぁと言った感じ。
だからか犯人に何の魅力も背景もなく何がしたいんだか...とか思ってしまう。

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.3

ジェネリックMCU的なお話。
何処かで見た構成には何だかアンニュイ。
展開もやりたいことが見え透いていてワクワク感は無く、何なら無理を感じ悶々とする。
ヴィランに少し期待をしてしまった分、あっさり目の
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NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)

3.2

世に蔓延る寄生虫のお話。
ポスターしか見てなかったので、ただのホラーかと思っていたら、皮肉混じりの復讐もの。
それはそれとして、手口も回りくどく、乗りきれはしない。
詰まる所、たまには予告、あらすじも
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サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.6

一年ぶりの感謝祭、皆で祝い感謝を捧げるお話。
冒頭のシーンからザアメリカな感じでノリノリ。よくあるグロいホラーだけれど細かいところで伏線がマシマシ、とは言え少し釈然としない所も...
ゴア描写が突き抜
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.3

家族でスイーツを求めて旅行するお話。
キャラクター各々の個性が光って素敵だけれど、結局のところ原作を焼き増しているように感じるのは寂しい。
何だかんだなにも考えずに楽しめる良いエンタメ。

見えざる手のある風景(2023年製作の映画)

3.5

宇宙人向けに恋愛リアリティショーをするお話。
宇宙人に支配された世界はとても素敵。
お話の軸がずれていくにつれて、価値観の移り変わり・ズレも見え引き込まれていく。
ただ、基本的にキャラクターに共感でき
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.7

初めて牛さんを飼ったら、牛乳を盗まれたお話。
暗く自然盛り沢山な開拓時代の世界観がとても素敵。
キャラクターの描きかたも細かく、絶妙な掛け合いには何だかニヤニヤしちゃう。
結論としては安心して心がぽか
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マッド・ハイジ(2022年製作の映画)

2.9

ペーターが黒人でクララが初めから立てている世界線のハイジ、そんなお話。
どこまでいっても下品でおバカでどうしようもない。とは言え、それはそれで魅力的な世界観。
ただ、あんな謎の修行シーンで強くなるのは
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プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

1.5

プーさんの何かあった未来的なお話。
何もかもがいまいち。
とは言え、プーに対するピグレットの成長率の凄さだけはクスリと来る。

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.6

クスリをキメるように降霊をして、飛ぶお話。
ジャンプスケアなど少なめで、ホラー苦手でもすんなり見れて安心。
明確な理由・意思をもって殺そうとしてくる霊にはどこか可愛さすら覚える。
前降りを効かせつつお
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

3.9

どう死んでいくかのお話。
淡々とした日常も2画面構成のおかげでだれはない。その他も会話シーンに関係性にも奥行きがあって善き。
じわじわと加速していくハラハラも独特。
最初にエンドロールがあるおかげでス
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ブルービートル(2023年製作の映画)

3.3

青いスカラベと家族のお話。
全体を通して良い安定感。
とは言え、面白いような面白くないような中途半端な立ち位置。
こういうのが好きなんだろ?と言われているようなシーンも多くて、乗り切れない。
劇場で見
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.8

My Little Princess へ至るお話。
色んな要素が絡み合って、狂っていくヒロインの姿はとても素敵。
そして、そんな要素もりもりなのに100ちょいと長すぎないのも嬉しい。
その上、Wino
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ホステル(2005年製作の映画)

3.2

お金で何でも買えるお話。
勝手にただグロく激しい映画を想定していたら、思いの外、前振りしっかりで構造も対照的でお、おう...という感じ。
描写も何だか刹那的でゴア描写が苦手でもすんなり見れて肩透かし。
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マシニスト(2004年製作の映画)

3.8

不眠症になって、ゴツい黒人のあんちゃんに出会うお話。
お話のギミックはうっすら読めちゃうけれど、どんどんおかしくなっていく様は体型も合間って鬼気迫るものがあり、引き込まれていく。
最期がハッピーに終わ
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

3.7

夢の果てのお話。
ドラッグに依存、どうしようもないお話だけれど、テンポ良く落ちていく様にはどんどんと引き込まれていく。
もろもろの見せ方も印象的でツボ。
どこにも救いは無いけれど、それもまた善き。

テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.7

シリアルキラーのお話。
内容に反して、日常シーンに裁判シーン多めでグロくなく地味な画作り。
その分、最期に来るビッグウェーブには絶頂。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.5

チョコに始まる夢のお話。
のっけから歌って踊っていて、見る映画を間違えたかなと少し動揺。
ミュージカルには乗れなかったけれど、世界観にキャラクターは可愛らしく素敵。
やっぱりTimothée Chal
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パッケージ: オレたちの"珍"騒動(2018年製作の映画)

3.4

傷付けていなくなってしまった息子を取り戻すお話。
心底お下品でおバカ。
それでもチラチラとパロディも織り混ぜつつ、クスッとくる。
詰まる所、何も考えず気楽に楽しめて善き。

ベター・ウォッチ・アウト: クリスマスの侵略者(2016年製作の映画)

2.8

クリスマスに襲われるお話。
良いフックを効かせてくれるのだけれど、結局のところ何がしたかったの?ともなる。
そういうところも何もかもが気持ち悪いと思うけれどそれもまた魅力。

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