peplumさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.0

アーロン・ソーキン特製の法廷ドラマ。
シカゴセブンのことをこの映画で初めて知ったが胸熱な展開だった。オープニングで足早にメンバーの紹介を済ませるテンポ感といい、既に暴動は終わってて法廷から話が始まる感
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スーパーティーチャー 熱血格闘(2018年製作の映画)

3.7

グレートティーチャードニーさん。ドニー主演で学園ものをやるってなったら多分これが正解なんだろうなと思った。
香港の教育事情はよく分からんけど勉強だけじゃないよ!はどの国でもある話なんだろうと思う。
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

なんとも形容しがたい不思議な映画だった。るろうに剣心自身がるろうに剣心映画を辞めて新しいことを始めてるなと思った。美味しい町中華の居抜きで美味しい寿司屋が始まったみたいな気持ちになった。見ててすごく思>>続きを読む

スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

3.7

デルトロプロデュースと宣伝されてて気になってたホラー。
アメリカでは有名な怪談のキャラが出てきてるんだろうけどピンと来ないのでオールスター感を味わえなかった。
予告にもでてきた赤い部屋の太った女がデル
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燃えよ!ピンポン(2007年製作の映画)

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クリストファー・ウォーケンでてくる。
ダン・フォグラーはこのあとファンタビに出る。

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.7

エンドオブシリーズ3作目。『〜キングダム』のハチャメチャ具合が好きだったのでバニングが後手に回る今作はちょっと微妙。『ダイ・ハード』と『ダイ・ハード3』の関係に似てる。
ニック・ノルティとモーガン・フ
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.8

ザックが好きにしたゾンビ映画。監督脚本プロデューサーやってたら止める人いないんだろうなって思った。全てのシーンが長い。スナイダーカットって付かなくても基本長いんだ…って半ば呆れた。
よかったところはオ
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アラジン(2019年製作の映画)

3.9

ディズニーらしい全方位ハピエストな映画。一人で見ても、友達とみても、家族で見ても大人も子供も楽しくハッピーにしてくれる映画だった。
ウィル・スミスを起用したことがいい方に作用してて不思議なパワーにスタ
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スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

3.4

成田凌がイキイキしていた。正直1とジャンル変えてきてて好きなのは1かなって感じ。
アルコ&ピース平子出られてよかったね。
飯尾さんも出ていた。芸人使われると正直冷める部分もある。
何気に今田美桜、
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ガールズ&パンツァー 最終章 第3話(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

おもしれぇ〜〜!!
ガルパンの面白さがぎゅぎゅっと詰まってる。2話の気になる終わりから怒涛の知波単戦。特に福ちゃんとアヒルさんの熱戦は師弟対決で熱い。恩返しだった。戦法を変えよう→砲塔を逆にしたアヒル
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ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

3.8

ドラゴンボールという作品の持ってる持ち味を120%押し出す圧倒的プリミティブ作画パワー映画。
金スマで野沢雅子さん見たので見てみた。バーダックの演じ分けが良かった。
アクション作画が凄いらしいとはきい
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ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

3.9

Twitterのスペースで話しているのを聞いて見ることにした。
紹介されてた方の言葉を借りると『クレヨンしんちゃん』を『スパイダーバース』のテンションでやりきる、まさにそんな映画。
ファミリームービー
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

3.9

クリード1作目が好きなのになぜか見れてなかった作品。むしろ1が好きだからこそ見れなかった。ライアン・クーグラーのファンだから監督変わったのも結構大きい。音楽は相変わらずルドウィグ・ゴランソンでよかった>>続きを読む

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

大泉洋と松岡茉優のファンは満足出来ると思う。僕はそうなので満足しました。
でも始めから終わりまでリズムには上手く乗れなかった。
胡散臭い大御所の國村隼のキャラクター、お高い木村佳乃、小物の大物芝居がう
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名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

3.7

櫻井武晴脚本だけどシリアス多めだった。
静野監督との相性があまり良くないかもしれない。コナン映画に求めるケレン味、いい意味でのバカっぽさが味わえなかった。
脚本のアラというよりアニメーションの芝居が固
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名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年製作の映画)

3.8

園子がシェリーに間違われてしまうドキドキ、蘭姉ちゃんが飛び降りてガラスを割れるかのドキドキ、脱出までの30秒のドキドキ…初めて見た時の感情に紐づいたシーンはよく覚えてた。あと銀がジンになるこじつけとか>>続きを読む

名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

年に1回しか映画館に行かない人の最優先映画、日本映画興行界の大黒柱、コナンを見た。原作もう追えてないし、アニメも追えてないのに予告の作りがめちゃくちゃ上手くて監督が『紺青の拳』と同じ永岡智佳さんという>>続きを読む

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

佐藤健が緋村剣心を演じることはロバート・ダウニーJr.がトニー・スタークを演じることと同じくらい大事で強い意味を持つよなとしみじみ思いました。
原作読んでる時に京都編がハチャメチャ過ぎて縁編は正直熱
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ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)

3.7

ゴジラが出てくるシーンは迫力あって好きだった。
一方人間のアクションはハマらなかった。
何気に鈴木京香と豊原功補がスーパーX2のオペをやっていた。

ビオランテの汁気の多いアクションも生々しくてよか
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独立愚連隊西へ(1960年製作の映画)

3.9

軍旗というマクガフィンで全編を盛り上げる岡本喜八の現場賛歌。
佐藤允のニカッとした笑顔が頼りになる。中丸忠雄の怪しい感じ、中谷一郎のどこでも生きていけそうな感じも昔の映画の骨太な演者って感じある。
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血と砂(1965年製作の映画)

4.0

三船敏郎、佐藤允、仲代達矢という岡本作品の主演クラスが揃っている戦争ドラマ。
北支戦線のこと好きすぎんか?でもめちゃくちゃ抜け感のある戦場で撮ってて楽しそうだなと思った。爆発も盛りだくさん。
若い音楽
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.7

序盤から誘拐までは緊迫感あって好きだった。
デルトロの早撃ちかっこよかった。
ブローリンのいかつい顔面も好き。
前作のやばいもの見てる感が薄まったように感じる。
ずっと不穏になり続ける音楽は好き。

海獣の子供(2018年製作の映画)

3.7

超絶美麗作画(撮影、効果を含む)で浴びせられるアーティスティックかつファンタジックな映画。
2008年のこのマンガがすごい!でその存在を知り、大学時代いきつけの喫茶店で読んでいた作品。こんな映画作って
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ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.8

『ドクタードリトル』『名探偵ピカチュウ』『テッド』などのCGと実写の融合作品の最新版て感じ。キャラデザイン新しくてして本当に良かった。
ソニックがフラッシュ読んでたりスピード見てたり個性にピッタリだっ
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.9

Twitterで話題になっていた女性同士の熱い関係性のドラマ。
撮り方が小津安二郎ぽいなと思った。そんなにたくさん小津作品見てるわけじゃないんだけど人物の眼差しに焦点を当てて、見る見られるの関係をフィ
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

最後に桜が咲いて復興五輪と名付けられ…とか出すのがもう皮肉にしか見えなくて辛い。
見てる間心の中の千鳥ノブが「ダサッ」「いらんいらん、それいらん!」と喚いていた。
吉田所長をよしやんって伊崎さんが
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式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

3.5

今日という明日の前日を繰り返す《くり返しの物語》という所でエヴァと通底していた。
出会ったシーンの赤い傘がATフィールドみたいだった。
岩井俊二がどんどん庵野さんに見えてきて声とか背格好とか不思議だっ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

庵野秀明最新作にしてエヴァンゲリオン畢生の最終作。
ああ、本当にエヴァが終わるんだな、終われるんだなとしみじみ、本当にしみじみ感じいった。今まで見たこともなかったものと見たくてたまらないものをすべて叶
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

役所広司という最高級の獣を1頭丸々贅沢の限りを尽くしたシェフ西川美和の絶品フルコース。
出てくる人間の実在感、生活感がすごくて圧倒された。役所広司が裸一貫でぶつかる感じ、方言の生々しさ…ちょっと見た目
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愛と哀しみのボレロ(1981年製作の映画)

3.8

飛沫をあげて蛇行する大河ドラマ。火の鳥よろしくスターシステムで繰り広げられる一期一会のリーンカーネーション。各個で彩られた登場人物は遂にボレロで一つになる。十万億土の果から大群衆が行進するかのような運>>続きを読む

ビースト・ストーカー/証人(2008年製作の映画)

3.7

交差点で激突する運命。香港のロリショタかわいい。牛刀怖い。

T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

3.9

上坂すみれを特別映像に起用したところから気になっていた作品。Twitterでも散々目にしてずっと見たかった。
ガルパンが好きなら好きになれる戦力的に劣勢の側がアイデアとチームワークで打破する感じがよか
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狂武蔵(2020年製作の映画)

3.5

坂口拓渾身のアクション。
作品の存在は結構前から聞いていて「激レアさんを連れてきた。」で改めて坂口拓という存在のヤバさを確認してからずっと見てみたかった作品。
ワンシーンワンカットは途中で水筒と刀
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.9

マ・ドンソクの魅力爆発。極悪ヤクザVS暴力刑事VS無差別殺人鬼という三つ巴の面白さが存分に出ていた。それぞれ映画の主人公を張れそうな三役を一堂に会しているのが豪華でミックスグリルカツカレーみたいなボリ>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.1

当代最高の脚本家坂元裕二の映画用特注作品。この映画に出会うまでに自分が出会ってきた本、音楽、漫画、映画といったカルチャーがこの映画というユニバースの一部を形成している、そんなアベンジャーズ的な凄さを感>>続きを読む