みやっちさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

エクソシスト ビギニング(2004年製作の映画)

3.2

何十年間振りに再見したけど、過去の感想は
「なんかつまんなかった」と思ってたんですよ。
しかし今回見直して「いや、結構面白かったぞ!」
に変わりました。こんな事ってあるんですね。

「エクソシスト」で
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エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

2.7

かなり厳しい点を付けた。
名作の続編だけど正直これオリジナルを
越えてやろうなんて熱い思いがないんだよ。
全部中途半端。第1作目ありきで最初から
恐怖に「下駄をはかせた」状態の観客を対象
として見てる
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死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

3.8

伝説のホラーが新起動。
過去3部作がもはやレジェンドなので
新しい機軸をいくつか取り入れているのは
脚本を練った努力が感じられる。
オリジナルに敬意を払いつつ現代版として
アップグレードされた世界観。
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ブラッド・レッド・スカイ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

普通の航空パニックにヴァンパイアという
異種の恐怖を混ぜ込んだ力作です。
そういう意味ではCIAやFBIエージェントとか
が活躍するありていの作品より新鮮さが際立つ。
ヴァンパイアウィルスの影響に母子
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

4.5

素晴らしい!
原作の緻密さもあるだろうけど、そこに
緊張感のあるサスペンス要素が合わさり
重厚な仕上げになっている。

4人の枢機卿が1時間毎に惨殺されると
いう筋書きは作品自体のテンションを
引き締
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バレリーナ(2023年製作の映画)

3.8

もう邦画は韓国映画に絶対勝てないな。
邦画がアイドルばかり使った陳腐な脚本の
学芸会作品ばかり作ってる間に韓国じゃ
ちゃんとしっかりした脚本と様々な俳優
が育っており質の高い作品作りが成熟しつつある。
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.0

乗ってるトム君主演のトレジャーハントもの。
この分野は謎解きとアクション、そしてお宝
発見のカタルシスが醍醐味。

スパイダーマンのイメージを払拭するという
よりはそのまま他作品に出てきたって印象。
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成れの果て(2021年製作の映画)

1.8

なんだかなぁ、開始10分でオチがわかる展開。
主演の萩原さんてどれも演技一緒で笑っちゃった。
顔は美人なんだけどねー。
地方スナックのアルバイトなら「あたり」の美人。
アングラの舞台みたいなドロドロの
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N号棟(2021年製作の映画)

1.8

久し振りにクソ映画でした(笑)
主演の娘が綺麗なくらいしか褒めるところがない。
雰囲気ホラー。
中身はカルト集団の話で脅かすセンスも陳腐だし
演出的にも「?」な場面が多かった。

普通の人間が殺人カル
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忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

2.3

まーB級Jホラーの定番的作品。
清水ブランドってだけで内輪が盛り上げるけど
大して怖さはない。常日頃の量産型「アイドル
売り出し媒体」として最低限のクオリティ。
ユーチューブの「沖縄の怪談」を薄くして
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バイオレンスアクション(2022年製作の映画)

1.5

これを「作品」と称して流通にのせてしまう
邦画界と芸能界のレベルの低さに辟易する。

ハシカンは体のバランスが悪いからそもそも
アクション向いてないんだよ。
ぶよぶよの体で「殺し屋です」って説得力皆無
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ホステル(2005年製作の映画)

3.2

東欧ならこういう秘密組織がいても
不思議じゃない。
治安も悪いし賄賂で犯罪がもみ消さ
れるような土台があるからなぁ。

そういうリアルさが本作の陰鬱な
映像によく出ている。外国旅行って
本来こういう怖
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ホステル3(2011年製作の映画)

2.6

3作目は舞台がスロバキアからラスベガスに
移動。ワンちゃん組織の支部の一つみたいな
位置づけなんだが全体的に軽いノリになって
て、1作目の暗くじめッとした空気感は皆無。
さらって拷問は同じパターンだが
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ホステル2(2007年製作の映画)

2.8

スロバキアの印象を最悪にさせる作品(笑)
東欧は怖い所だと普通に感じるなぁ。
というかマジでありそうな設定に背筋が凍る。

今回は女性の団体が狙われるのだが
1作目を見ている視聴者が多いので
導入部分
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エクリプス(2017年製作の映画)

3.2

原題は「VERONICA」で日食とは全く関係
ないのだが実話ベースの作品というのがミソ。
父親を亡くし3人の兄弟の面倒を見る長女の
ベロニカ。
働きづめの母の代わりに必死に母親代わりを
こなす彼女の日
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スマイル(2022年製作の映画)

3.4

ヒロインが実に神経質そうな嫌な女で
見るのが辛かった。
「追い込まれて極限状態」ってのは理解
出来るけど、態度の端々に自分勝手で
独善的な言動が目立ち正直「性格悪い女」
という印象しかなかった。

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ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

2.8

もうお腹いっぱいのこのシリーズ。
観客も含めあらゆる設定の変更は
どうでもいいことになってしまった。
真新しさもなく細かいシュワちゃんの
顔芸なんかも
「ほら、これ思い出すでしょ?」的な
オールドファ
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ティアーズ・オブ・ザ・サン(2003年製作の映画)

3.0

確かに見応えあるんだよ。
B・ウィルスの寡黙な隊長カッコいいし。
ただこうした題材は背景も含めてマクロ
視点でみると「どっちもどっち」なんだ
よなぁ。

そこが映画と現実の違いで、今回は
ナイジェリア
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.2

想像の3倍は楽しめた作品。
もっと安っぽいB級SFかと思ったのだが
意外や意外、見応えありました。
未来から兵士を募集しに来る脚本も良し、
クリーチャーデザインも良し、交戦時の
緊迫感もあって高評価。
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.0

ワンシチュエーションということで
ストーリーもシンプルなので飛ばし見。
まず、こんなアホな試み自体自分なら
絶対にやらない。
でもやってしまうアホ女2人組。
案の上梯子が外れてっぺんで孤立。
あまりに
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ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

3.3

映画としてはすごく面白かったんだけど
なんとなく後味の悪い作品だったなぁと
個人的には感じたなぁ。

シールズ関連の作品は山ほど見たのだが
やっぱり特殊部隊としての練度が高く
エリート集団という感じが
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バーニング・シー(2021年製作の映画)

2.0

ノルウェー映画ってディザスター映画が
多いんですね。
他の方のコメント散見するとそんなご意見が。
トンネル火災事故の作品見た後なので同じ
ノルウェー作の今作を視聴。
前半長くて寝落ちする所だった。
1
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トンネル 9000メートルの闘い(2019年製作の映画)

3.0

ノルウェーの作品ということだが実際には
1999年フランスであったモンブラントンネル
事故がベースになってるのではと思う。
東西に別々の管理センター、トラックの爆発火災
等状況が酷似している。

・火
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スペシャル・フォース(2011年製作の映画)

3.2

戦場でジャーナリストがタリバンにつかまり
フランス政府が精鋭部隊を派遣。
任務は失敗して孤立したチ―ムは徒歩で国境
までの脱出を試みる。

んー、ほんとに精鋭チーム?
米国の戦術と比較してザル過ぎない
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モスル~ある SWAT 部隊の戦い~(2019年製作の映画)

3.5

いきなり主人公が戦闘シーンで絶望的状況!
2か月しかたたない新人カーワは命を救われ
SWAT隊にリクルート、あれよあれよという
間に戦場でを連れまわされ次第にキリング
マシーンに。
戦場のリアルによっ
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グレートウォール(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

みんな大好きマットデーモン主演の異色作。
何と万里の長城で異形の怪物と闘うという
内容。
よくある中華映画のVFX映画なんだろうな
とタカをくくって見始めたのだが
「あれれ、結構面白い」と最後まで見て
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.5

人気作品の完結編。
ジョンにとって最も忌まわしい存在である
主席連合との戦いを描く。
冒頭主席連合のトップを暗殺するのだが
なんかちゃちくなってて「?」と思った。
「3」で現れた砂漠の中のトップは謎に
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LBJ ケネディの意志を継いだ男(2016年製作の映画)

3.4

結構見応えあったなぁ。
JFK暗殺の黒幕みたいなイメージがあったが
彼とJFKとの関係の成り立ちがよくわかって
意外な発見だった。
どうして意見の違う男が副大統領に任命されたのか?
そこには政治的な判
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プリズナーズ・オブ・ゴーストランド(2021年製作の映画)

1.3

ニコラスケイジとソフィア・ブテラ使って
この駄作に仕上げるのはある意味才能か?
ホントにひどい。
ニコラスが金欠でなかったら絶対オファー
断るはず。
・安っぽいセット
・無法地帯なのにピカピカの車、デ
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ホテル・アルテミス ~犯罪者専門闇病院~(2018年製作の映画)

3.3

設定や世界観はすごく良くてこういう脚本
は過去作の焼き直しばかりで才能の枯渇を
感じさせるハリウッド映画に対し貴重だと思う。
自動化医療なんかは言葉ばかりが先歩きしてる
から「あぁ、こうなるかもね」な
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ブラック・シー(2014年製作の映画)

3.0

潜水艦ものらしい緊迫感が楽しめます。
ただ主人公のバックヤードは要らんなぁ。
ちょっと計画が雑過ぎてリアリティが感じ
られなかった。
もうちょっと綿密な計画立てるのが普通でしょ?
潜水艦まで準備してる
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プレッシャー(2015年製作の映画)

3.4

深海の潜水艇の中というワンシチュエーション
で息詰まる展開が続く。
見ているこっちも息止めてしまう絶望感。
海の底は宇宙と同じなんだねぇ。
減圧・加圧しないと肺が破れちゃう。
酸素ゲージの針が下がる度
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ハムナプトラ 失われた砂漠の都(1999年製作の映画)

3.8

オカルト要素をもうチョイ減らせば
インディジョーンズシリーズって言っても
良さげな完成度。楽しめました。
コメディ要素も程よいさじ加減で良かった。
ブレンダンフレイザーの容姿が
ジョナサン・ジョースタ
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JFK/新証言 知られざる陰謀【劇場版】(2021年製作の映画)

4.0

「JFK」は屈指の名作だとの感想を持つ
私には嬉しいスピンオフだ。
時間の経過とともに新たに分かった真実
に丁寧に光をあてていく。

私は米国人は「合理的な思考」を常に
とると考えていたが、この件に関
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ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実(2019年製作の映画)

4.0

プロパガンダ映画だと批判することはたやすい。
ただそうした表面上の感想しか持てない人は
戦争や命についてもやはり上っ面な部分しか
見えない可哀想な人だと思う。

どの国の兵士も祖国のため家族の為に自ら
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ウルフズ・コール(2019年製作の映画)

3.3

かわぐちかいじ氏の一連の作品見て潜水艦の
知識が多少あるのですごくリアルだった。
ミリタリものとしての作品としては玄人好み
すぎて一般視聴者は「?」な展開かもしれぬ。

こういう「核の駆け引き」の緊張
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