瑪瑙さんの映画レビュー・感想・評価

瑪瑙

瑪瑙

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フロッグ(2019年製作の映画)

3.6

伏線回収の洪水
それだけ
だが、これでいい!

ただ誘拐犯のサクセスとかこのテーマであることにあまり重点を置いてないから、その辺の深掘りはして欲しかった。

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.8

胸糞胸糞と簡単に片付けてしまわれがちだが、メタフィクションを含んだインタラクティブだったりネガとポジのような世界観もSFに落とさず見せることに関しては割とパイオニア的作品だと思う。

リモコンの件は流
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.2

サマラ・ウィーヴィングのビジュアルとキャラクターが最強。

中身はあるようでないおバカ映画、キャストと金をかければ観れないこともないって感じ。

VIDEOPHOBIA(2019年製作の映画)

3.5

『serial experiments lain』の成分を感じる。
あーとりあえず尖っとけなインディペンデント系ねって感じ。

呪詛(2022年製作の映画)

3.2

「怖すぎる」という触れ込みで話題になっていたのなら正直肩透かしではあったけど、カルト的内容って点では最後のスートラと紋の影落とし錯視はカルトっぽさ出てて良かった。

宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.2

えー、宮本さん現実世界なら社不です。

法律ありますか?マキャベリズム行使しすぎて漫画原作だから許されてる感ある。

エ○カシ、ブルー○ーツに感化されて汚く、がむしゃらに、素直にをモットーに生きてるお
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.2

中盤すみれさん登場で「何だこの人」って思ってたけど、この人が1番まともだった。

二人の関係察してさり気なくアイコンタクトしたりケアしてたり大人だわ。

みんな結局自分がどう思われてるか、どう思われた
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.9

最後は悲劇の始まり。

終わりの始まりだと思う。

エンコ詰め不可避。

みんな死んだ(2020年製作の映画)

3.5

思ってたより面白かったな。
期待値低くして観ると普通に楽しめる。

タイトルと序盤で結末を種明かししといてどうなるのかのワクワクを楽しむ大掛かりな一本ネタ。 

主人公を複数人にして観る側に色んなタス
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薄氷(2021年製作の映画)

3.0

可もなく不可もなし。

クローズドサークル物のサバイバルサスペンスみたいなパートは良かったけど殺し殺されの動機が軽薄すぎて全然感情移入できない。

倫理観を問う作品でもないし、プロット自体シンプルで突
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ホース・ガール(2020年製作の映画)

3.2

統失患者視点で描かれる奇妙な作品。
しかし、本人に至っては日常。

誰にも理解されず妄想(現実)が膨らむに連れ忌避される毎日、唯一の理解者はオカルトサスペンスドラマと動物と布。

当事者にしか理解でき
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Z Bull ゼット・ブル(2018年製作の映画)

3.5

アルバトロス配給のB級ブラック・コメディ。

オフィス内のみのワンシチュエーションもので低コストなのに細かいところにお金使っててB級の中では当たり。

邦題も原題より観たくなるからいいね。

アガサ・クリスティー ねじれた家(2017年製作の映画)

3.5

アガサ・クリスティーの身内同士のいざこざ系。

誰も協力的じゃなくて自分以外が悪としか思っていないので排他的で議論の余地なしなのでアリバイ調査とか推理が結ばれて結論に至るって感じはあまり感じなかった。
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サバービコン 仮面を被った街(2017年製作の映画)

3.4

コーエン兄弟と聞いて。。

十八番ブラックとユーモアの応酬が心地良い。
自称保険調査員の男とかまさにコーエン節が顕著に見て取れる。

サバービコンというヒューマンスケールな街だったり、エスノセントリズ
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.8

清々しいほどの喀血シーンはコメディ映画のようでミステリーというか引き金を引くことに迷いを持たないスマブラ状態。

人間性が小者ばっかで最高。

"玉とさよならしな!"

ケルベロス 紅の狼(2018年製作の映画)

3.6

押井守のケルベロス・サーガとは全く関係ない。らしい

ブラジルのコミックが原作みたいだけどビジュアルが完全にそれなもんだから邦題が寄せてるの笑う。

アクションシーンとか暗闇に光るシルエットがかっこい
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.3

当時は権利問題で30分ほどカットされて上映されていて、スター・ウォーズに話題を掻っ攫われた隠れた名作。

誰もがもう二度と観られないと希望を失っていたノーカット版がついにフリードキンの執念の甲斐あって
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.6

POVといえばホラー。
アジアだからJホラーに親近感を覚えるし、撮影機材も凝っていてテレビクルーっぽいのがワクワクする。

なによりキャストの名前が実際の名前なのと手持ちカメラとGopro撮影は各々が
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.5

シドニー・ルメット版未鑑賞での感想

寒い日は家でクローズド・サークルが観たくなる。

現代ミステリー作品のようなどんでん返しや大掛かりな伏線などなく、王道な推理もので、120分だと起承転結の起が長引
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4匹の蝿(1971年製作の映画)

3.5

ダリオ・アルジェント動物3部作の1つようやく観れた。

ジャッロものと言ってもいまいちパッとしないけど、ジャケットのマスクかぶったマスコット(序盤しかでない)が不気味なサスペンス。

死ぬ直前に網膜に
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

A24スタジオ制作だから前々から気になってた。

やっぱこういう女性主人公の青春ドラマっていい。

家庭環境とか金持ちや都会に憧れるとか不良グループに入ったり背伸びして上手くいかない感じが『ブルーマイ
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マニアック(1980年製作の映画)

3.5

サイコパスの子供おじさんが無差別に(母のような美しい)女性を殺し、頭部を剥ぎマネキンに装飾するサイコスリラー

物語性は乏しいものの、話が進むに連れこのシリアルキラーの主人公の過去が顕になる

しかし
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

3.4

ギレルモ・デル・トロのクリーチャーと80’sあるあるのトランシーバーとBMXって設定は好みだったけどキャラクターの扱いがぞんざいでイマイチノリきれなかった。

ホラーというよりSFスリラー。

不良グ
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.2

プロットの肉厚ヤバすぎ。。

ネットの闇を学べるから学校で教材にするべき。

緊張と緩和のバランスが見事。

品質保証するからアンフレンデッドで満足してる人に是非観てほしい。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.1

『へレディタリー/継承』のアリ・アスター監督新作

やっぱこの監督頭のネジ数本抜けてる。

今回もカルトチックでモンド臭プンプンのやべー作品だった。

終盤の男と女の悦と哀のシュプレヒコールシーンはな
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.8

Teen4人衆が連続殺人犯の正体を突き止めるべく潜入や捜索をする80'sタッチのスリラーフィルム。

Stranger thingsやStandby meが好きなら雰囲気はどハマリだと思う。

胸糞映
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

3.6

B級っぽいのに意外と凝った作品で、テーマも一貫してわかりやすいしティーン向けで観やすい。

終盤背景が赤いトーンで映し出されるのだけど、ある出来事を機にいわゆる世間一般的な怪物になり、スープの件で通常
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.7

前作よりもコメディ要素とテーマの重要性が重視されていた印象。

世界線設定が追加されサイエンススリラー感が増したけど、二番煎じな演出をどう面白く見せるかに固執しすぎて2Uから観た人には面白さは半減して
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