ネックOフレックスさんの映画レビュー・感想・評価

ネックOフレックス

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No.10(2021年製作の映画)

4.8

狙って作ったとは言い難い心から本物の鬼才が作った変態衝撃作。この監督の他の作品も是非今後映画館で観る機会があることを切に祈る。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.2

十数年前に原作は読んでいたがついに鑑賞。日本の監督が撮る海外映画という感じで邦画の空気感にのせながら写るフィンランドが美しい。疲れた時にも何回も繰り返し見て癒されたい。

アルカディア(2017年製作の映画)

4.1

サムシングインザダートを見た時にも感じたのだが、もう少し尺を削って陰謀や謎の部分のアンサーを見せる部分を作ってくれれば狂気の傑作なのに…と一般人の自分からすると思うのだ。
サムシング…のほうが好みなの
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ひどい境遇で生きてきたが、倫理観の備わった主人公なので共感できるポイントが結構ある。派手さがあるわけでもないのだがとても感動した。強いて言うならケイレブはアーティスト活動もしっかりしているので、ショー>>続きを読む

バグジー(1991年製作の映画)

3.7

王道すぎてちょっと地味かな。ところどころの演出や編集、美術はかなりスタイリッシュで印象的。ファンのハーヴェイカイテルはこれでアカデミー助演男優賞にノミネートされているが、彼はもっと良い演技している作品>>続きを読む

テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

4.9

伝説級のクライマックスは「バニシングポイント」を超えた感動だった。何回も配信で見ようかと思ったが、これは劇場で観て正解だった。それぞれの配役も、演技もピッタリだし、音楽も史上最高レベルのアツさ。とにか>>続きを読む

ロッタちゃん はじめてのおつかい 2Kリマスター版(1993年製作の映画)

4.2

ロッタちゃんはまごうことなきクソガキではあるのだが、当時のインテリアやファッション等も含め一ミリたりとも見逃せない素晴らしい喜劇になっている。
また、相棒のバムセの扱われ方は捨てられかけたり散々だが、
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.6

あの伝説的監督のまさかの新作。私も映画を漁り始めた時に見た「ミツバチのささやき」で衝撃を受けたのだが、そんな人が沢山いると思う。
正直、三時間弱耐えられるのは過去作を見ていたファンと映画館に通うコア層
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レオノールの脳内ヒプナゴジア(半覚醒)(2022年製作の映画)

4.6

期待以上の快作。カオス映画の文脈で語られるエブエブより100億倍面白い。つかみはスローだが、段々テンポ感にのってくると最後まで止まらない。アート映画の分類ではあるけれど、わかりやすくてセンスをひけらか>>続きを読む

終点、お化け煙突まえ。(2013年製作の映画)

4.7

現代の怪談話のような不気味さがありつつも、美しさが溢れる珠玉の短編。日本らしさを感じるがこんなのも撮れるよっていう再定義もあって、今の映像作品だとなかなかないかなと思う。全体的に落ち着いていてブラック>>続きを読む

ナイン・マンス(1976年製作の映画)

4.5

見逃し続けてしまい配信されててやっと見れた。単調なメロドラマだし結構ガバガバなところあるが引き込まれる。衝撃のラストはまさに衝撃。一気に現実に引き戻される感覚はリアルだからこそだなと思う。フェミニズム>>続きを読む

リトル・ジョー(2019年製作の映画)

4.1

最近のこういうコンセプト系のスリラーのやつね…みたいな感じだけど最後まで退屈せず見れた。世界観や音楽もコンセプトがはっきりしていて個人的には結構好き。

8人の女たち(2002年製作の映画)

4.2

このモードの時のフランソワオゾンは強すぎる。ほぼワンシチュエーションの密室劇のメロドラマの最上級。空間移動がなくてもここまで出来るのがオゾン作品。

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.3

イーニドのやり散らかし具合とモラトリアムの片鱗はきっと色んな人間たちのかつてはこうだったという共感を呼ぶだろう。中盤までのテンポが少し穏やかだが、頻繁に変わるオシャレなファッションやメイク、画作りでし>>続きを読む

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

3.7

映画としてのクオリティが高いし、とても静かながらこの尺の最後まで飽きないのが素晴らしい。
預けられた家もまだ古風な慣習残るところなので、手放しにコットにとって素晴らしい環境かと思えるかと言われたら個人
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バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.4

「レザボアドッグス」、「スモーク」、「テルマ&ルイーズ」、「ピアノレッスン」…といった名作が最近再公開ラッシュのハーヴェイカイテルのカルト的主演作。彼はロバートデニーロの陰に隠れて日本でも世界的にも過>>続きを読む

ザ・スチューデント(2016年製作の映画)

4.1

キリルセレブレンニコフはソ連やロシア映画の系譜を継ぎながらも、皮肉混じりのブラック且つユーモア溢れる展開で楽しい。安全に彼が映画を今後も撮り続けられる事を祈りたい。

マチェーテ(2010年製作の映画)

4.3

無駄なオッパイと豪華キャスト、、、
わかりきったストーリー展開、、、
ただただ胸がアツい。
ドン・ジョンソンをキャスティングする辺りがもう、分かってるな、、
疲れが吹っ飛ぶような爽快感が残る。
ロドリ
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