レフン監督のギラついた処女作『プッシャー』の雰囲気をそのままに刑務所から出てきたてのどうしようもない男トニーを描いた今作。にっちもさっちもいかない男のストーリーという点は前作と同じだが、今作はかなり>>続きを読む
パケ写の悪なエド・ハリスを見てカッコいいプリズンギャング物が見れると期待してみたが主人公は彼の息子で出所し、足を洗うまでを描いた映画だった。少しがっかりしたが、クライム映画としては一通り基本は押さえ>>続きを読む
イタリア系ボクサーの栄光と破滅を描いた映画。話の内容は「グッド・フェローズ」などと同じような内容だが今作を「レイジング・ブル」たらしめるのは、徹底的なロバート・デ・ニーロの役作りとブロンクスの街並み>>続きを読む
マフィアのボスがセラピーのお世話になるというどこがで聞いたことあるお話。トニー・ソプラノが言ったようにコメディがこの映画のメインであるが、冒頭の名だたる実在のワイズガイの登場やアパランチン会議の件な>>続きを読む
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まさにかっこよさを凝縮した映画。スナッチもそうだが俳優が参加したいという気持ちがとてもわかる。というのも、キャラクター一人一人がかっこいい。マシューマコノヒーの帝王的なかっこよさ、チャーリーハナムの>>続きを読む
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元シールズの主人公が家族の死に対して巨大な陰謀に復讐する話。この簡潔なあらすじから判るとおり、この映画自体は最近散見できる「ナーメテーター物」の派生であることがわかる。
私的によかった点はトム・ク>>続きを読む
イギリスから来たワケアリの男が娘の死の真相を探しにロサンゼルスに訪れるというあらすじ。これだけを観るとよくある復讐を題材にした昨今のサスペンス、アクション映画のような気がするが、この映画とそれらの映>>続きを読む
読み書きが出来ない青年が刑務所の中で成長する話。フランス産ギャング映画の傑作と聞き、見たが予想以上の出来に思わず唸ってしまった。
この映画はアラブ人である主人公が刑務所での生活を通して子どもから>>続きを読む
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孤独な正義男が主人公の映画。主人公は家族を守って死んだ警察官の息子で自身が父親のような警察官であるという自覚を持っている。父親の事件の影響もありかなりの数の人物を射殺しておりNYPDの中でも問題児で>>続きを読む
午前１０時の映画祭にて鑑賞。大まかなストーリーや作品については作品の知名度を考慮して割愛。
今回注目する点は、アルカポネ役のロバート・デ・ニーロと米ドラマ『ボードウォーク・エンパイア』で同役を演>>続きを読む
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思春期の多感な若者が戦争を経て劇的に変化するという、いささかありきたりな内容だが、トム・ホランドという若手売れっ子俳優と、薬物中毒という目に見えてわかりやすい堕落が他の帰還兵を描いた作品よりも見や>>続きを読む
色使い、淡々とした犯罪行為、アウトローの生き様。『ヒート』で描かれたこれらの要素がまだギラついていた作品。冒頭、中盤の金庫破りと終盤の銃撃戦と三つ山場を作るのも『ヒート』やフォロー作品である『ザ・タ>>続きを読む
暗黒街の不文律を描いた映画。もちろんサブプライムローン・リーマンショックをギャング映画として比喩した映画であるが私は不文律を描いた点がとても好きだ。
賭場襲撃事件が発生し、組織がその自体を対処す>>続きを読む
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この映画の特徴であるマフィアが見る現実との境界があいまいな虚構と暗示的な夢というのは米ドラマ『ザ・ソプラノズ』が扱っており、特別真新しさを感じなかった。私はそのようなシーンが大好きなので比較的映画全編>>続きを読む
トリプルフロンティアのような映画が見たくて観た。
似たような場面がちらほら（碌な職が無い、計画が途中で狂うなど）あるがこちらのほうがメッセージ性が強く何かとアメリカの名前を出したり、ブッシュの名前で>>続きを読む
