ブラッディ冴島さんの映画レビュー・感想・評価

ブラッディ冴島

ブラッディ冴島

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ヒッチャー(1986年製作の映画)

4.5

本作の悪役であるジョン・ライダーという男は、最初から最後まで何をしたいのかがよくわからないオジサンで、主人公だけを過剰につけ狙う明確な動機も見当たらない。そんなタコが終始神出鬼没に現れて、殺す寸前まで>>続きを読む

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

5.0

冒頭のホームレス狩りをした少年の家にビートたけし演じる刑事が凸して、少年を過剰に引っ叩くシーンだけで名作だと確信した。たけし初監督作品である本作からたけし映画特有のシュールなバイオレンスシーンは既に確>>続きを読む

ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

4.5

ついにヒロインを出会って2日で抱いてしまいイーサンがジェームズ・ボンド化してしまった第2作。いや待て。ボンドはワンナイトだが、イーサンはガチ恋だからやっぱり違うのかもしれない。前作よりも派手な銃撃戦、>>続きを読む

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

5.0

イーサン・ハントことトム・クルーズがインポな任務をハンサムでこなす人気シリーズ第1作。もちろん本作から無茶をしており、見所はやはり「沈黙宙吊り!CIAリスト強奪!」のシーンだろう。アレを見る度、ボクは>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.5

衣装、建物、美術、音楽、ブラックユーモア、すべてがシャレている。主人公のアレックス君がマダムを撲殺した「ケツから生えたちんちんのような美術品」でさえ、シャレて見えるのは、もはやキューブリック・マジック>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

5.0

音楽名門校に入学したジャズドラマーを夢見る学生ニーマン君と校内最高峰のウルトラパワハラ教師フレッチャーのバトルアクション映画。いや待て。ひょっとしたら侮辱や流血もあるので、マフィア映画かもしれない。し>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.5

とある村落で行われる祝祭に招待された学生の男女グループに降りかかる恐怖の物語。本作の舞台となるホルガ村に限らず、一般社会と断絶した村落の風習ってヤツが常識では測れない、改めてマッドなモンだと教えてくれ>>続きを読む

リング(1998年製作の映画)

5.0

今では始球式でキレイなピッチングを見せたり、YouTubeでモーニングルーティンを公開したり、伽椰子と戦ったり(ハァ?)して、すっかりゆるキャラみたいな扱いの貞子が、まだ恐怖の怨霊として扱われていた第>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

5.0

ハンニバル・レクター博士は、まるですべてを見透かしているかのような鋭い洞察力、物静かで安心感のある話し方を兼ね備えている超人のため、お恥ずかしながら、個人的にはあざと巨乳美少女よりもウットリしてしまい>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

孤独な殺し屋レオンと家族を惨殺された少女の愛と復讐の物語。当時ロリロリのロリだったナタリー・ポートマン演じるマチルダが狂おしくかわちぃため、それだけで推せる作品だが、生涯孤独を貫くはずだったおっさんが>>続きを読む

グレムリン(1984年製作の映画)

4.8

卵から孵る瞬間はクソキモいうえ、誕生後は基本的に悪さしかないグレムリンくん達だが、仲間達と白雪姫を観ながら名曲ハイ・ホーを合唱したり、ブレイクダンスしたり、アル中でぶっ倒れたり、根はただの愉快な低脳集>>続きを読む