脚の無い鳥の話はテネシーウィリアムズの戯曲「地獄のオルフェウス」から。ちょうど先日その舞台を見たのだが、106歳のばあさんの演技が凄かった。
フラメンコが流れるシーン、使徒の波が押し寄せるシーン、トリップ系のシーン等が良かった。
Excusez-moi Eiffel!
サッチャーvs労働組合の描写におけるエンタメ性と写実性のバランスが難しい。
このレビューはネタバレを含みます
いわゆる冒険的映画(事件→成長)の起承転結の「転」を期待しながら見ると、見えなくなってしまう「転」がこの映画には散らばっている。そして、そんな差異に溢れた日常を見逃してしまえば、人は犬が盗まれることを>>続きを読む
メッセージのチープさ、登場人物の描写の軽薄さやSF設定の条件の必然性の無さ等、この映画を好きになるところが一つもない。
メインキャラ二人が美男美女でもないし、数々の登場人物が異常者でありながら、「普通>>続きを読む
今年一番期待してた映画。満を持してIMAXで鑑賞。冒頭のオペラハウスのシーン以外は微妙で、インセプションで生まれたノーラン信仰が4割減になった気がする。
この映画はドラマ性が薄く、その上マスクで顔が>>続きを読む
人間には二種類いる。踊る者と踊らない者だ。劇中では両者が理性を失っているという点では一致しているが、踊る者は肯定し、踊らない者は否定する。すなわち、踊る者はライブ会場の警官を受け入れ、カントリーミュー>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
高学歴(フェミニズムを学んだ)、毒親持ち、完璧主義、破滅願望持ちの女が、男にぶちギレる話。
それを中心に、女(=被害者)/男(=加害者)の構造と被害者第一主義の欠点を言及する話。
最初B級だと思って舐めてたからオラおデレェたぞ!タランティーノ要素が強いと思って見てたけど、本当に本人が大絶賛してた。この作品が監督の1作目で、まだ2作目が作られてない事実に興奮する。
このレビューはネタバレを含みます
モン人のルールを踏まえると、警察に連行されるチンピラとタオの目線の対峙のシーンが良い。脚本がいいし、ラストシーンの風景まで最高だった。
最近クレーマークレーマーを見たばっかりだったせいか?たいして面白くなかった
このアニメーションにしてアンチヒロイズムを仄かしながら、一方で個々が背負う役割の演じ方に焦点をあて、「演じる美学」とそれに伴う残酷さを炙る良作。