VisorRobotさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

メランコリック(2018年製作の映画)

4.3

漫画みたいな話だけど面白かった。
古谷実の漫画。

こっちが抱いた疑問(「なんではやく田中を殺さない?」「こんな素人連れてってもしゃあないやろ!」など)にはっきり回答を用意してくれるのもありがたい。
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.7

タイトルの古臭さが良い。原題 THE OLD MAN & THE GUN も、邦題も。

ハリー・ディーン・スタートンの『Lucky』しかり、イーストウッドの『運び屋』しかり、レジェンド盟友の晩年の作
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

タランティーノ作品を劇場で見るのは初。
シャロン・ステート殺人事件も知らない。
その事件を一応下敷きにしていることも見た後に知った。

俺がとりあえず作品を見て思い出したのは推理作家竹本健司の『ウロボ
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ロケットマン(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

伝記映画でこのように伏線を回収してくるとは驚いた。
昨年からフレディ・マーキュリーしかりエリック・クラプトンしかりロックスターの伝記映画が公開されてきたわけだがいずれも「三人称」で描かれていたと思う。
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チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

100点のリメイク!!
1作目しか見たことないので断言はできないけど、チャッキーというモンスター/ヴィラン/ヒーローの魅力を最高に生かし切ってるんじゃないでしょうか???

最高だったポイント1:チャ
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

天気の後に視聴。
「秒速→ほしのこえ→君→天気→言の葉」の順にみている。

天気の子と同じモチーフが随所にあってこのタイミングで見てよかった。

天気、それも雨の日を特別に描くシーン。
螺旋階段を駆け
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天気の子(2019年製作の映画)

3.4

好き嫌いでいうと好きなんだけどこれでええんか……というのが正解のリアクションな気がするんだけど好きかどうかもよくわからない。

確かにSNSで言われているとおりゼロ年代のギャルゲーのにおいが確かにする
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ウッディの決断については賛成派。
おもちゃの暴走についてはがっかり派。
ほぼ完ぺきにネタバレを見聞きしたうえでの視聴でした。

今回、ウッディ部分については完全に実存の話であり、「老兵は死なず消えゆく
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.9

『凪待ち』からもっと白石ノワールが見たくなったので視聴。
柔道家というには体躯が細くないかねと思ってしまい、元バー店員でラジオリスナーというイメージからミスマッチを感じていた綾野剛だったが、ピエール瀧
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

1.9

中国東方航空、バリに向かう機内にて視聴。

全然合わなかった。
その結果腹が立った。

そもそも小説というものへのとらえ方が気に食わない。
直木賞と芥川賞は全然性質が別の賞なのになんかすごい賞として一
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.9

アフター6ジャンクションの評を聞いて見たくなり、TOHOシネマズ六本木に足を運んだ。
『凶悪』『彼女がその名を知らない鳥たち』など白石監督作品がいずれも楽しめたという理由もある。

結果としては『凶悪
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パリ、嘘つきな恋(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

こういうおしゃれな海外ラブコメは大好物なのでつまらないと思うわけがないと思い、足を運んだ。
結果として期待通りでありまた期待以上に社会派なテーマが織り込まれた作品だったなと思う。まあ、自分が欧米圏のセ
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

原作既読。
『サンブンノイチ』面白かったタイプの俺なので、賛否両論分かれる映画版でもかなり楽しめるんじゃないの? と思い足を運んだ。
結果としては、まあ、、、わかるという感じ。

そのそも原作がある目
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

テーマパークのアトラクションのような映画体験。
といっても4DXで視聴したわけではない。

4元素をテーマとした怪物―エレメンツとの対決といういかにも子供向け作品っぽいテーマから、幻惑という今まさに我
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きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

4.2

普通によい映画だった。
それがすごく功を奏してした。

湯浅監督の天才性というか、エキセントリックな表現が自分はイマイチピンとこなくて、『夜明け告げるルーのうた』もそんなに面白いと感じなかった。

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メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

4.0

結局インターナショナルをきっかけに3本目まで。
時間遡行ものにして、脚本の完成度が前作を凌駕しているのが驚いた。
基本的にKとJの物語になっていたのが余計な物語性を生じさせず完成度を高めていたのだと思
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メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

3.7

1に比べてパワーやフレッシュさが減じている感は否めないけど、ちゃんと面白い。
とくにロッカーや水の球?など小さな世界にフォーカスすることで逆に大きな世界に思いをはせさせるモチーフは1にはないしかし描く
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ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

3.7

前半、スゲーと思った。後半、腹が立ってきた。
良くも悪くも広告会社のクリエイティブ出身の日本監督といった感じがする作品。

たぶん、ゲームみたいな映画を作りたいというのが初期の構想だったはずだ。それが
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

4.0

インターナショナルを見ての振り返り鑑賞。

やっぱり一作目は出来が良いしフレッシュさが違う。

SFで重要なのはともかく銀河には人間には想像しえない何かがあると本当に信じこみ、他人にも信じ込ませる強い
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

2.5

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どっちつかずの及第作。

壊滅的につまらないわけではないが、新しいところはなくハッとするほどテンションの高まるシーンもない。

だいたい、宇宙最強の武器がそこらの土産屋で売ってそうな石ってなんなんだよ
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海獣の子供(2018年製作の映画)

3.6

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あべの橋にて視聴。
観た後、場内に「わからん…!」のため息が広がった。俺も正直理解が伴わず、一番観念的できれいなシーンでよりによって寝てしまった。
でも、低い評価はつけられない凄みがある。そんな作品。
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

評論家筋の評価が悪く、大衆からは支持を集めているのがよくわかる一作。

◆よかったところ

・怪獣をとにかくかっこよく撮るところ

・怪獣愛
Gozillla:himself←イイネ!

・特攻で強引
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プロメア(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

以前より日本アニメは映画の中でもアート性重視な媒体だなあ、と思っていた。

ストーリー的には「ご都合主義では?」とか「お約束的では?」ということも多いのだが表現がそこを超えてくる。

湯浅政明作品など
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インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

3.8

土八で視聴。エクステンデッド版。

B級の代表みたいなイメージだったが、思ったよりよいものだった。

「あの野郎、ほんとにやりやがった」はやっぱりいい。

今ならデイヴィッド・レヴィンソンの位置は女性
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マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

思ったより面白かった。
後半『ミスミソウ』くらい主人公が逆境に。

初期は「本を愛する優しく知的な」主人公ものかー。鼻につくなー。
と思ったのだが、そこを描く物語ではなく、単に「頑固にやった本屋の話」
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.3

AmazonPrimeにて視聴。
以前から評判を耳にしていた作品。
もしもその評判を知らなければ、もっと高評価になったんだろうなーと思うほど、「普通に」面白い。

オタク男性2人と宇宙人とのロードムー
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.8

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ポケモンお祭りズートピア

1.思ったより面白い
2.ストーリー的にはズートピアと同じライン。ポケモンと共存できるズートピア
3.最近のポケモン知らなくても大丈夫
4.敵の倒し方は納得いかない
5.ポ
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