短編3部作の最後なのこれ。そりゃ分からんて。見てたとて分からなそうだけど。
エレベーターが出てくるだけで「!?」ってなるのはペドロ・コスタの映画ぐらいだろうなと思うし、古びた黄金のような兵士の存在に関しても「!?」ってぐらいペドロ・コスタにしては珍しい表現だった。とにかくまぁ>>続きを読む
ノーランがやりたかったことがこの時点で既に全部詰まっててネタ探しが面白いし、めっちゃスタイリッシュなヒッチコックの映画みたいでかなり好きだった。
プロの仕事ぶりをファーストカットで映すのはノーランのほ>>続きを読む
ちょっとこれ面白すぎんか。サスペンスとしての引き出しの多さとフラグの立て方、リズム感、メガネや影の演出から見せ場のテニスの試合とメリーゴーラウンドまで全てが完璧。テニスの観客の中で1人だけ首が動かない>>続きを読む
ゴダール全然見てないけどめっちゃゴダールみを感じた。ジャンル分けするのは多分無理なぐらいとにかく行ったり来たりする。終始唯一共通しているのは、あの血の通っていなさそうな冷たい雰囲気。邦画でこれが出来る>>続きを読む
この血の通ってない感じ強烈にかっこいい。意味不明な数式を教える新島と8歳の天才少女。夜の商店街で新島が振り向いた先には何もいないのに何かが結び付いてしまう不気味さ。でもなんだかんだで1番好きだったのは>>続きを読む
カンタン・デュピュー好きだけどこれはつまらなかった。74分しかないのに2時間ぐらいに感じる。どう料理しても面白くなる設定だと思うんだけど、相変わらずその設定をほったらかしにしてどうでもいい話に移ったり>>続きを読む
ほんとにめっちゃ濱口竜介ぽいってか濱口竜介の映画がめっちゃジョン・カサヴェテスっぽいんだろうけど。何がどうとかはそれを説明するだけの語彙力と知識では持ち合わせていないので書けないけども、まさに何重にも>>続きを読む
デザイナーが考える服よりもそれを着るモデルよりもそのデザイナー自身が1番カッコよく見えてしまうしそのデザイナー自身はどこの何を着ているのかが1番気になってしまうのは勝手に服好きあるあるだと思っているん>>続きを読む
開始5分でもうこれ面白いやつだと確信出来るやつ。撮影も編集も間のタイミングが心地良いので安心して見れる。カラオケでコーヒーを啜る狂児のシーンの繋ぎやタイミングの気持ちよさは山下敦弘のセンスが出てると思>>続きを読む
一昔前の自分ならこんな状況で子どもなんか産むなよなどと綺麗事をほざいてしまっていたかもしれない。『クワイエット・プレイス』然り、絶望の中では子どもこそが未来であり希望でもあり、このドキュメンタリー映像>>続きを読む
馴染みが無さすぎるカーボ・ヴェルデという国からポルトガルへ移り住んだヴェントゥーラという1人の男の記憶をもとにアフリカ移民の苦難を映し出す。
絶対『ヴァンダの部屋』見てからの方がいいやつじゃん。一緒に>>続きを読む
個人的に初期三部作の中では1番パッとしなかったのが本作なんだけども、見てから時間が経った今頃になってジワジワ来ているのは脚本が断トツで好きだったからだと思う。もし自分が映像化するなら絶対に『愛情萬歳』>>続きを読む
だいぶ痛いというか美化された作品だなと思ったら、実際に監督のセリーヌ・ソンが韓国からカナダに移住した人で現在のパートナーもアメリカ人だったので限りなく実話に近いんだろうな。自身と言っていいのか追われる>>続きを読む
ジュリエット・ビノシュが泣いてくれるなら喜んで死にます。寝起きのビノシュ、前髪を息で揺らすビノシュ、失神するビノシュ、一発芸に笑うビノシュ、もう全てがてぇてぇ。正直想像以上にシュールで面食らったんだけ>>続きを読む
良くも悪くも普通すぎるというか、海底47mシリーズと比べるとだいぶ真面目なサメ映画なんだけど、だからこそ演出力と引き出しの少なさがもろに出ちゃってるような感じでちょっと物足りない。似たようなサメ映画で>>続きを読む
『東京物語』をホラー映画だと思ってる自分としてはかなり好きなやつで『普通の人々』などと同様、こちらも家族ホラーと言っていいと思う。阿部寛が結婚して実家に帰る帰省ものなんだけど、どうやら父親とは過去に色>>続きを読む
ダサい、遅い、安いの最悪三拍子が揃っててしんどい。くそちゃちいサメのCGが出てきてもおかしくないレベルで酷い。貴重な映画1本分の時間を無駄にしないで頂きたい。
藤井直人のNetflixオリジナル映画。今回の舞台は未練を残して死んでいった人が行く場所。生きている人たちの世界に直接干渉することは出来ないが観測は出来るとのこと。この時点で嫌なのが、天国から見守って>>続きを読む
日本にどれくらい配慮してるのかとか編集が相変わらず凝ってるとか登場人物が多いから入れとけ、この専門用語は入れとけとかみたいなの以前に全然つまらなかったが。とは言いつつも『メメント』ではただのアイデアだ>>続きを読む
映画全体から出てる雰囲気が取って付けたような品ではなく根っからの品の良さが滲み出ている感じですごく印象が良い。多少やり過ぎなとこもあったけど落ち着きがあって良い時間。
タイトルが具体的で主張が強い映画は如何に上手くタイトル回収をするかが肝になるしハードルが上がる訳だけど案の定パーフェクトで泣いた。今年で言うところの『コット、はじまりの夏』とアイルランド繋がりというと>>続きを読む
オカモトレイジと伊藤万理華カップル良すぎかよ。「グリルズ…捨てないでね…」はちょっとウルった。
恋愛における相性と妥協が面白く表現されてるし好き嫌いは置いておいてタイトルがこんなだしアリだと思う。個人>>続きを読む
序盤の多過ぎるカット割りにまず面食らった。そんな割る?ってぐらい割るからアラスカが舞台ということもあって違和感がすごいんだけど話が進むにつれて次第に落ち着いてくる。アル・パチーノとロビン・ウィリアムズ>>続きを読む
パトリック・ウィルソン遂に監督もするようになったのね。タイ・シンプキンズも気付けば大学生役かよ。
これ最終章ってことを見終わってから知ったんだけど、だとしたらダメじゃね。いや最終章じゃなくてもキビしい>>続きを読む
例に漏れず今回もハマらなかった松居大吾作品。基本的にある程度恵まれてる人の悩みにしか見えない感じがずっとある。
オジサンの写真をとってアルバムにしているオジサンキラーの主人公さわ子。でも父親とはうまく>>続きを読む
原作は未読なのでどこまで脚色してるのかは分からないけど、かなり令和的なエッセンスを感じたので多分そこそこ原作とは変えてる部分が多そう。
3年前、突然巨大な母艦が空中に現れた。地球外生命体が侵略しに来た>>続きを読む
感想が思い付かないぐらいつまらなかったのでアクションに期待したけどアクションもつまらなかった。
男性監督と男性撮影監督によって女性のフィールドにいる女性の身体を撮るというのは散々見てきたけど、まさにそれの逆をやっていた。というよりそれ以上のことをやっている。本作の撮影監督は女性のアニエス・ゴダー>>続きを読む
題材は結構良いと思ったんだけど、ことごとく監督のあざとい演出やセンスが自分に合わなかった。省略してる様に見えて凡長だしすぐ黒みに逃げるし会話のカットバックも隙さえあれば相手の表情を挟んできたり繋ぎ素人>>続きを読む
蜘蛛がほんとに無理なのでかなりキツかった。あんなデカいの鉢合わせた瞬間気絶する。内容もよくある内宇宙もので正直退屈だったしそれなら『アド・アストラ』でいいやってなる。チェコの宇宙局という珍しさはあるけ>>続きを読む
圧倒的火力不足。世界観にまだ納得してないのにも関わらず、次から次へと話が進んで行くので背景が全く分からん。辻褄とか考えちゃいけないアクションファンタジーだったのでいっそのことゲームの世界でしたーぐらい>>続きを読む
なんか色々と頑張りすぎてたり見せすぎたりうるさかったりとで疲れるのでもっと小さく撮っていい話だと思う。自分の中で石川慶監督は藤井直人監督と同じ枠に入るイメージで、話の割に整えようとし過ぎてるのが個人的>>続きを読む
いわゆる晴天の下で爽やかに過ぎ去っていく青春映画とは真逆の青春映画。上からは雨が降り続き、下からは下水が溢れ出る。エレベーターは途中で止まる。行き詰まり息詰まりながらも自分を生き詰まらせないように暗闇>>続きを読む
裸足はヤバい。
もうデヴィッド・バーン教祖によるアメリカン・ユートピアという名の宗教だし軽率に入信する。109シネマズプレミアム新宿で見たけど一音一音の粒が際立っていてクリアなサウンドをダイレクトに感>>続きを読む
マイノリティに寄り添って吾郎をあそこまで突き落とすのは流石に可哀想だろ。仮に自分の子どもがYouTube始めたいとか言い出したらおそらく吾郎と同じように犯罪から守るために止めるだろうけど「\ひき肉です>>続きを読む