小さい頃から目に異常があり友達を作れずにいたメイを心配した母親は、友達としてお手製の人形“スージー”をプレゼントする。成長したメイは未だにスージーに語りかけたり大切に扱っていた。ある日メイは手の綺麗な>>続きを読む
50点ぐらいだろと思って見たら70点出して来た傑作。見ていてストレスが無いのはデカい。ジェイソン・ステイサムより圧倒的にヒュー・グラントの映画で、悪玉が多く出て来る本作でも明らかにこのキャラクターだけ>>続きを読む
とことん不幸な主人公のラリー。派手な不幸というよりも全然リアルに自分たちにも起こり得る些細な不幸が次々にラリーに襲いかかる。家庭を持ち仕事も真面目にやって生きているだけなのに何でこんなに辛いん?もう結>>続きを読む
何ならヤバめの宗教にどっぷりの3人が無人島で“安住の地”を目指し共同生活をするというオモロそうな設定。漫画原作読んでないけどキャスティングめちゃ良いな。エロシーンが怖くなる信仰宗教映画からしか摂取出来>>続きを読む
おちゃらけたジャック・ニコルソンだしもっと軽いもんだと思ってたら想像以上に闇深くてしんどかった。このどうしようもない虚無感は中々味わえないし歴代でもかなり上位かもしれない。あのキャラのジャック・ニコル>>続きを読む
確かに今世間でウケているコンテンツの大抵はバカでも理解出来る簡単なものだったり予想を裏切ってこないもの、気軽に消費出来るポルノみたいなものばかり。小説がゲームや映画より高尚なものとは思った事ないけど、>>続きを読む
ジジイ最強系映画の中でもトップクラスに最強な気がする。バトルものやアクションなどにおいて豪運と死のうとしない意思ってのは最強とされて来たので本作のジジイも案の定最強。復讐系でもあるし人体がしっかり爆散>>続きを読む
確かに酷評も頷ける出来なんだけど、そんなんどうでもいいぐらい女子4人が可愛い。あまりにも子供騙し演出が多過ぎるしそこから来る生ぬるさに流石に飽きる。製作者側も理解しているのか飽きてきたころに作品に似合>>続きを読む
80km以下で走ると爆発する爆弾を仕掛けられたバスという設定1つのシンプルイズベストなアクション。バスを止めることが出来ないので常に緊迫感があり、常に障害物大喜利やSWATによる解決策が行われるのでつ>>続きを読む
体の力が抜けるぐらいオフビートなゾンビ映画。まさに『枯れ葉』の世界で上映されていそうなテンポ感。そんな映画に、華のある豪華キャストがもれなくローテンションで大量に出演しているシュールさと、その意味分か>>続きを読む
両親の大喧嘩を見ながら育った人達からすればこの程度大したことないけど、そういう人間は穏やかな家庭で育った人って人としての深みが無さそうなどと歪んだ思想を持ってたりするので確実に悪影響はある。でもこの子>>続きを読む
ケイシー・アフレックとルーニー・マーラのコンビ、そして贈られる手紙が『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』へ引き継がれる。皮肉かってぐらい美しい映像にやられる。
3時間越えの戦争映画で戦闘シーン30分弱なのビビった。戦争がいかに人を変えてしまうかというところにフォーカスしていて、戦争を経験していない自分としては戦場のシーンよりも、もう元通りには戻れない人間や残>>続きを読む
ブルース・ウィリス扮する医師の妻と娘が強盗に襲われてしまって、ダークヒーローのようになっていくいわゆる復讐モノなんだけども、トーンが割と真面目なのに粗が目立ち過ぎててどういうチューニングで見ればいいの>>続きを読む
スタンリー・キューブリックの初期作でこの頃から片鱗はあったと感じさせる上手さがあり、今では考えられないほどクセの少ないフィルム・ノワールになっている。
50年代と言ったらもう既に亡くなっている巨匠たち>>続きを読む
山水画のような世界の中で、殺しすら儚く叙情的にさせるスー・チーの品とホウ・シャオシェンの演出。刃物の音だけが残り香のように痕跡を残す。
意味が分からない漢字が多くて結局よく分からなかったんだけど、圧倒>>続きを読む
ディズニーランドで1日中楽しんで夜になってパーク内のBGMも落ち着いてきて、いざ帰るって時のあの強烈な寂しさに襲われる感覚っていうのは唯一無二だと思うんだけど、傑作のバカンス映画を見た後の余韻にはその>>続きを読む
ここに来て続編が公開するってことで見てみた。
大雨の日のちょっとした非日常感に若干テンション上がってしまうので、巨大竜巻を目の前にして騒いでる大人の気持ち分からんくはない。フィリップ・シーモア・ホフマ>>続きを読む
想像以上に面白くてかなり満足感ある。内容は『インセプション』とか『メメント』ぽさがあって規模感としてはその丁度真ん中のようなイメージ。ノーラン作品に雰囲気が似てるんだけどそれは内容だけではなく、規模以>>続きを読む
今どきっぽくて悪くないと思う。障がい者だからといって聖人とは限らない、健常者と考えることは何も変わらないというごく当たり前のことを伝えようとしてる。けどそこに重きを置き過ぎた結果、そのテーマについて来>>続きを読む
ジャケ写のウィレム・デフォーは言わずもがなだけど、限界の中で銃口越しに吸う大麻ちょっとエロスがあって束の間の癒しを感じた。
トイレというフィールドはなぜこんなにもアクション映えするのだろうか。
今時のイケメン俳優が誰1人出ないマ・ドンソクのシリーズものなんだけどちょっと厳しいものがあるというか、実在する事件を基にしてるらし>>続きを読む
虫をモチーフにしたヒーローは数多くいるけどもスカラベのモチーフは中々センスある。見た目はナノテクのアイアンマンとアイアンスパイダーを足したような青いデザイン。スカラベもクウガのゴウラム的な古代っぽいデ>>続きを読む
ゴダールのSFとかもう本当に意味が分からない映画なんじゃないかと思っていたんだけど、ある意味ジャンル化されることで意外と分かりやすい作品だったしSFとして最終的に“愛”というエネルギーに終着するのが最>>続きを読む
ちょっと前にTwitterでバズってたやつ。エクソシストのラッセル・クロウがスクーターに乗って現場に乗り込むという絵面の良さ。『アオラレ』辺りからさらにデカくなった身体を活かしたラッセル・クロウのキャ>>続きを読む
敗者三部作の三作目。
今作はカウリスマキによるツンが9割デレが1割ぐらいで中々ハードモードな主人公のコイスティネン。
『枯れ葉』でイケオジになっていたヤンネ・フーティアイネンから出てる幸薄オーラに笑う>>続きを読む
こんだけ華あるキャスト集めたのにも関わらずミリタリーオタク厨学生の妄想のような脚本で笑ってしまった。授業中にテロリストが教室を襲ってきて自分が好きな子を守りながらテロリストを制圧するっていう妄想のレベ>>続きを読む
ボクのきがへんになりそうです。
長編過去2作はめちゃくちゃ好きなんだけど、良い意味でも悪い意味でもどこかアリ・アスター個人に付き合わされてる感があり、そこ含め好きだし良さだと思うんだけど本作に関しては>>続きを読む
最近当たり映画が続いていたので一旦リセットしたくなって選んだ。確かにつまらんけどもっとつまらん映画なんぞ腐るほどあるし、致命的なのは結局タイトルの面白さでハードルが上がってしまったからだとも思う。もっ>>続きを読む
一目でショーン・ベイカーだと分かる映画。
トランスジェンダー女性たちのドタバタクリスマスコメディ。クリスマスにクリスマスらしいことなんて何年も出来てないので、ただ過ぎ去っていく1日としてのクリスマス映>>続きを読む
バスジャック事件に居合わせ生き残ったものの、生きているとは言えないただの入れ物のようになってしまった運転手の沢井と兄妹。2年後、沢井は実家へ帰るも既に沢井の居場所は無いようで、両親のいない兄妹の家に転>>続きを読む
「緑って200色あんねん」
と頭の中でアンミカが囁いてきて鬱陶しかった。とまぁそれくらいに豊かで、正に見落としていた小さな世界は確かにここにあって色々な表情の美しい緑色を見せてくれてとにかく眼福。多分>>続きを読む
見終わった後歩きたくなる映画大体傑作。終電寝過ごしたくなったけどこういうのって自ら寝過ごしに行くんじゃなくてたまたま寝過ごしちゃったからこそ沁みる。
主人公のバディージャは移民としてベルギーに移り住み>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
Netflixの『ブラック・ミラー』に本作と似たような『ビヨンド・ザ・シー』というエピソードがあった。オリジナルとアンドロイドの役割を逆にしたらいいのではという指摘があり、ごもっともなんだけどそれをし>>続きを読む
車でキャンプに向かう陽キャとそれになぜか付いてきた隠キャがイカれた村に迷い込んでしまう。個人的に序盤の陽キャのウェイ系の面白さがピーク。むしろとある仕掛け以降の流れには、またか…となったしそこは監督の>>続きを読む