YukiHommaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

YukiHomma

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感染(2004年製作の映画)

2.0

まぁこういうオチにしたいっていうのは分かるけど、普通に映像通りの方が怖いと思うんだけど。安易だし特に伏線も無い。ながら見だったから見逃してるかもだけど。
ところどころに『エクソシスト』を感じるのと真木
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予言(2004年製作の映画)

2.0

キーヴィジュと鶴田法男ということでずっと気になってたやつ。感想としては「リング見ればよくね」としか言えない内容だったけど冒頭10分の当たり感はさすがって感じ。だけどそこからはずっと同じことしてるだけで>>続きを読む

ザ・ヒューマンズ(2021年製作の映画)

3.5

【A24の知られざる映画たち presented by U-NEXT】
建物が特徴的でボロくて面白い構造をしているのでそれを活かしてくる序盤から引き込まれ、だんだんと不穏な空気が漂い始め意味深なインサ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.0

可愛い系のキャラが激渋ボイスというコッテコテのギャグ嫌いじゃないけど全体通して“イルミネーション”あるあるのアクシデントが全て予想通りで常にそこで一瞬モタつく印象。マリオ実家暮らしなのなんか蛙化現象だ>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム エクステンデッド・エディション(2022年製作の映画)

3.5

ストーリー上でカットされても全く問題ないシーンが追加されているだけ。元々噛めば噛むほど味が出るシリーズではないしただ長くなったバージョン。

パリの記憶(2022年製作の映画)

4.0

映画をハシゴする日に隙間時間の繋ぎの1本として選んだので情報0で見たんだけども、その日はこの映画の余韻に浸るため帰宅した。
アリス・ウィンクールによるパリで実際に起きた同時多発テロから着想を得た作品。
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モンスター・インサイド!アメリカ史上最恐のお化け屋敷(2023年製作の映画)

1.5

お化け屋敷というパッケージで参加者を集め言葉巧みに正当化させ洗脳し拷問するラス・マッケイミーというサイコパスの被害に遭った人たちの会。ラス・マッケイミーという人物はデヴィッド・フィンチャーの『ゲーム』>>続きを読む

ヨーロッパ新世紀(2022年製作の映画)

3.0

ルーマニアという少なくとも自分には馴染みのない国。言語によって字幕の色が変わったりそれが重要な要素ではあると思うんだけど、大人版道徳の授業みたいでもう途中から俺みたいなバカがいくら考えたところで何も役>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.0

平山(役所広司)の規則化された日々。同じ光と影は2度と無い木漏れ日。突如入り込んでくる女性たち。変化する事を拒否した男は常に変化していく世界から浮いていく。変化しない事とはつまり変化する事である。毎朝>>続きを読む

ファニー・ページ(2022年製作の映画)

3.5

【A24の知られざる映画たち presented by U-NEXT】
カートゥーン作家を目指す高校生ロバートのナードな青春映画。ロバートのために一肌脱いでくれる恩師に始まり、見事なニキビ面の友人、汗
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エターナル・ドーター(2022年製作の映画)

3.5

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ジョアンナ・ホッグでティルダ・スウィントンの時点で『ザ・スーベニア』シリーズの1つと勘づくべきだった。こちらのシリーズはまだ見て
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フォルス・ポジティブ(2021年製作の映画)

2.5

【A24の知られざる映画たち presented by U-NEXT】
A24が送るマタニティ・ホラー。不妊治療のカリスマ的医師役がピアース・ブロスナンなのもはやネタバレなのでは?というレベルで胡散臭
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

面白いとは聞いていたけどマジに面白くて嬉しい。そしてその面白さに負けない脚本の強さも素晴らしくて逆にこの脚本の完成度に付いて来れる、時代によって変化していく鬼太郎シリーズのポテンシャルの高さにも驚く。>>続きを読む

王国(あるいはその家について)(2018年製作の映画)

4.0

いくら芝居に正解が無いとはいえ、こんなにも語尾のニュアンス1つとっても間の取り方1つとっても何をどう撮るかにしても受け取り方が全く変わってしまうなんて映画って恐ろしいなと改めて感じる。監督のカットをか>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

ユーロスペースとシアター・イメージフォーラムを勘違いして上映開始まであと7~8分のところ、このクソ寒い渋谷を全力ダッシュしてなんとか間に合わせた。毎回どっちがどっちか分からなくなるんだよこの2館。さて>>続きを読む

ベイト(餌)(2019年製作の映画)

3.5

『Enys Men』がずっと気になってたんだけどこちらの方が先に日本初公開となった。製作時の状況的にそうせざるを得なかったフィルムの使い方が作品の作家性に直接結び付いてるの良い。間違いなく初めて見る感>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

3.0

バリー・コーガンが主演ってことは普通では終わらないだうとは思ってたけど案の定だった。あれ、いつの間にジャンル変わった?いつの間に入り込んだ?とか気付いた時には既にヌルッとこちら側が支配されているような>>続きを読む

アドレナリン(2006年製作の映画)

3.0

ジェイソン・ステイサムってあの顔でくだらない脚本を真剣に演じてるの健気で好き。
『トレインスポッティング』意識してそうで良い。「Lust For Life」が流れてるシーンが最初から最後まで続いてるよ
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

1.5

設定があるだけで描写としての説得力は皆無だし宇宙規模なのに世界観がすごく狭く感じる広がりの無さ。華のある役者を使ってるからといってそれで全て解決する訳ないでしょ。『隠し砦の三悪人』に影響を受けたのが『>>続きを読む

ロー・タイド(2019年製作の映画)

2.0

【A24の知られざる映画たち presented by U-NEXT】
ビックリするぐらい薄味な犯罪ジュブナイルもの。絵に描いたようなジャイアンポジションの奴とかスネ夫ポジションの奴とか見飽きたような
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.0

新生Z世代ホラー。
霊を降ろして自分に憑依させると快感を得られるという危険そう過ぎる遊びはまさにトー横キッズや薬物依存を象徴しているよう。その場の軽いノリが取り返しのつかないことになる怖さがあってなか
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

1.5

伝記映画を見るにあたってその本人を全然知らない事なんてざらにあるし、それでも面白いと思える伝記映画は数多くあるけど本作は個人的にかなりつまらない部類に入る。と言うよりなにか1つ大事なものが欠けていてる>>続きを読む

リドル・オブ・ファイヤー(原題)(2023年製作の映画)

4.0

男兄弟と女友達によるゲーム大好き仲良し3人組の夏休みロードムービー。
物語はこの3人がゲームの主人公さながらの動きで倉庫からゲーム機を盗み出すことに成功する場面から始まる。いざプレイしようとするが母親
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ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

4.5

「君が食べているところを見ていたい」

もうこれ「月が綺麗ですね」ばりの愛の名言に認定だろ。20年分の愛が溢れ出てる。
優しくて柔らかな美しい光の中で作られていく最高に美味しそうな料理と緑色の風景、そ
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海と毒薬(1986年製作の映画)

3.5

多分原作のパワーはもっと凄いんだろうなぁと感じる。人間の命の扱い方で直接的な描写の無い戦争をこれだけ感じさせるの凄い。
手術室の床に水を敷いてるのが原始的な対策だけど映画映えしててなんかすごい残酷さと
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アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.0

物理的に閉じ込められてたジンと精神的に閉じこもっているアリシア。会話が多くて良い意味で裏切られたのを覚えてる。
見たのが随分と前なのでほぼ覚えてないけどこれジョージ・ミラーが撮るんだってのとホテルから
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終わらない週末(2023年製作の映画)

1.5

スター俳優とお洒落な家を意味深なカメラワークと不吉な音楽でコーティングしただけじゃね。結局風刺以外の何者でもないので盛り上がらないし。そこが怖いところでもあり本編後の展開からが本当の始まりということも>>続きを読む

#マンホール(2023年製作の映画)

3.0

結婚前夜のパーティーの後、ベロベロに酔った川村はマンホールに落ちてしまう。といういかにも地雷臭のするストーリー。でもこれが意外とマンホールに落ちるワンシチュエーションものというギャグ感のイメージを感じ>>続きを読む

シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.0

しっかり言葉や字幕に精神年齢が出ていて良い。内容は正直どうでもいいとしか言えない。ドラゴンとか出て来られても別にどうって事ないし途中から出てくるキメラもなんかありきたりで画的な面白さも足りないんだけど>>続きを読む

ブラックベリー(2023年製作の映画)

4.5

iPhoneが発表される数年前———。
90年代後半から2000年代前半まで携帯電話業界で覇権を握っていた“BlackBerry”の伝記映画。個人的には今年ベスト級の面白さ。ドキュメンタリータッチで茶
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アポロニア、アポロニア(2022年製作の映画)

3.5

レア・グロブ監督による、画家アポロニア・ソコルを追った13年の記録。アポロニアの特徴的な顔は確かにカメラを向けたくなる。映像から信頼関係が見えるし監督兼カメラマンとしての存在感をそこから感じられるのも>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.0

ベタに面白くて皮肉が効いてて尺も短くてサクッと笑える人肉コメディ。まぁ面白いっちゃ面白いけど特別笑うほどではなかったのと、見終わってみれば冒頭の肉を引っ叩いてからのヴィンセントのドヤ顔までが1番面白か>>続きを読む

ヘル・レイザー(1987年製作の映画)

3.5

性欲からくる行動力ったら凄いもんで、良い意味でも悪い意味でも体は正直である。良い意味ではお呼ばれればどんなにダルくても行く程の行動力を発揮するだろうし、当然悪い意味なら性犯罪に走ってしまう人もいる。>>続きを読む

バルコニー映画(2021年製作の映画)

3.5

パヴェウ・ウォジンスキ監督が自宅のバルコニーにカメラを置き、そこに通りかかる人々と監督の会話を撮ったポーランドのドキュメンタリー。
カメラを向けることについて考えさせられる作品。季節の変わり目から見る
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