Mさんの映画レビュー・感想・評価

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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

3.6

ちょっと期待しすぎたかも、クーリンチェの方が好きだった

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

ひとことで表すなら、恐ろしかった。
これはこの映画をこきおろす感想ではない。恐ろしいものがまっとうに恐ろしいものだと思える描かれ方がされていた、という意味で、ある程度は評価できる映画だと思う。どんなと
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海がきこえる(1993年製作の映画)

3.6

短いし、青みがかった画面の清涼感もあいまって比較的サラリとした後味の映画。なんだかんだ長々と感想を書いたけど、ジブリの中でも上位に入る好きな作品かも…!

里伽子というキャラクターは、親の不和で混乱す
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.2

観てよかった…
アニメーションのわくわく感、ファンタジックな喜びに溢れた映画。トットちゃんや子供達や

イタリアは呼んでいる(2014年製作の映画)

2.9

よくしゃべるおじさん2人がミニに乗ってイタリアを南下する ミラノの近くから始まりローマ、ナポリ、ポンペイ、カプリ島など おいしそうな料理はたくさん映るけどそれについての説明の台詞はほとんどない するっ>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

-

映画館で観なくてよかった。この音、この映像を劇場の音響とスクリーンで味わっていたら最後まで保たなかっただろう。一人で家で観てまだよかった。キューブリック作品は私にとってそういうものだなと今回ではっきり>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

⚠️この映画のネタバレのみならず、漫画『カラオケ行こ!』と『ファミレス行こ。』(上巻)の内容にも軽く言及しています
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

なかなかつらかった…
ポップにパッケージされた「(500)日のサマー」とかよりよっぽどしんどかった。「ビフォア」が3部作でやろうとしたことをギュッと一本の映画にしたというか。R18シーンが多めというの
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.0

観やすい、テンポよく楽しいMVのような映画だった。良くも悪くもそれだけかな

車のCMかなと思うようなカットが多め。ニューヨークの美しい街並みの中にスタイリッシュな車! 仕事に必死で取り組むアンハサウ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.6

観る前に「たぶんこういう話なんだろうな」と予想したのと大体同じシンプルな筋書き、にもかかわらずきっちり面白かった。やっぱりロードムービー好きだな、移動を経て変わっていくのを観るのは嬉しい。

白人と黒
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.7

もっとイーニド達を観ていたかった
エンドロールが流れ出して、あぁ、終わってしまった、と思った

若さ、どうしようもなさ、愛おしさ。全てを拒否したい気持ち、しかし同時に、自分のことを全面的に受け止めてく
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恋は光(2022年製作の映画)

3.1

たしか前に京都の出町座で上映されてたし、映画フリークの人がやたらと褒めてたから…と思って、普段選ばないような映画だけど観てみた

面白くはなかった。でも、観ているあいだは悪い時間じゃなかった。

登場
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

5.0

これは私のための映画だ、と思った。それを他の人に説明する言葉を捻り出さなくていい映画。

また観たい。

ディカプリオ、ものすごい役者だ…。初めてタイタニックを観たときは「へぇ〜これがディカプリオか」
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横道世之介(2013年製作の映画)

3.3

それぞれのキャラクターの魅力で引っ張っていってくれる映画だった。役者が豪華だし一人一人すごく味わいがあって良い。
そして個々人の魅力だけでなく、銭湯の掃除バイト中の会話とか、母親のトイレを待つあいだの
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.1

Jennyは単体で見ると危なっかしいヤバメンヘラだし、ベトナム戦争をそういうふうに描写するんだ…アメリカ映画…とかいろいろ思ったけど、でもForrestから見た世界はああいう感じなんだろうな

自分を
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パリの恋人(1957年製作の映画)

3.7

ガーシュウィンの音楽がいい!
それに乗って踊るヘップバーンとアステアがいいのはもちろん、編集長がノリノリに踊るのもすごく好きだった

ミュージカル映画は音楽とダンスが良ければ満足なので、あまりに唐突な
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

序に次いで破を観てみたが、まだ明かされないことばかりだった
渚カヲルくんはまだ断片的にしか登場しないんだ、アスカはあれで死んでしまったのか? わからん…

牯嶺街少年殺人事件(1991年製作の映画)

3.3

観終わった。長かった。私は登場人物の顔や名前を覚えるのが苦手で、それに加えて映画の冒頭に集中できなかったので誰が誰の家族なのか恋人なのか、どの派閥に属しているのか、をなかなか把握できずストーリーがぼん>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

-

エヴァについて予備知識がない状態で観た
序だけ観てなにか言おうとしてもしょうがないんだろうな、なるべく間を開けずに破やそれ以降を観ようと思う

ストーリーの展開もシンジくんはじめキャラクターの心情の変
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.2

小さい頃ぶりに観た、やっぱり名作だな!

とにかくテンポがよくて台詞の掛け合いを聞いてるだけで楽しいし、アニメならではのおもちゃの動きにワクワクして観始めてから一瞬で引き込まれた。音楽もいい。おもちゃ
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.5

面白かった!

もっと暗い話かと想像していたし、最初の痛そうなシーンはひえ〜と思いながら見てたけど、その後はずっと希望を耐えさせない推進力を保ったままストーリーが展開していったので安心して楽しく観れた
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

2.8

途中までの方が楽しめたけど、ラスト3分の1くらいで愛と嫉妬と家庭と…みたいなこってりギトギトしたトピックになってからはもうええわと思ってしまった。
美しさをこれでもかと謳歌する全能感に満ちた若い主人公
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

Dolby cinemaで観た。が、IMAXで観た方が良かったのかもしれない。
音楽は久石譲の劇伴・米津玄師の主題歌ともにあまりアイコニックではない。私の琴線にはさして触れなかった。音楽を主軸に据える
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ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

4.3

とても良かった。相手と完全にはわかり合えないことを認識し、そのうえで対話を続ける、という誠実さがあった。対話するという姿勢、向き合おうとする意思があると示すこと自体にまず意味がある。
この映画を一緒に
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アバター(2009年製作の映画)

3.1

アメリカで「もののけ姫」を作るとこうなる、という感じの映画だなと思った。
多くの人が楽しめるようとても分かりやすく作られたアクションSF映画。緊張感のある場面のあとそれっぽい音楽が流れて、あぁここはい
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タンポポ(1985年製作の映画)

3.7

面白かった!
食を巡るさまざまなタイプのイカれたキャラクターが出てきて何回も笑った。ツッコミ不在のシュールさは美味しんぼの世界観と通ずるところがあるかも

食への眼差し、ユーモア、美学、全体を通して軽
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.5

アニメーションの表現が楽しい! 怒涛のモノローグや妄想・空想の多い森見登美彦作品は実写よりもアニメと相性がよさそう。

しかし原作を読んでいないとこのテンポでの情報量の多さについていけないだろうとも思
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紅の豚(1992年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

飛行機が好きな人が、飛行機のいろんな姿をたくさん描いたという点で、1本軸の通った映画だった。
(魔法により豚の姿にされた)男が昔馴染みの美女と若く賢い少女からモテるという構図も、中年男性の欲をストレー
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.3

まじでバスケに夢中な人しかこんなすごいの描けない

チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

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ドラマ視聴者として観に行った映画枠なので星はつけないでおく

まずはドラマのままのキャラクターたちをまた観れて嬉しかった。冒頭でドラマのハイライトがまとめられてて、あの映像を劇場のスクリーンで観ること
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ウォン・カーウァイとクリストファー・ドイルの良さを味わうならまずこれから観るのがいいんだろうな、という印象。カメラワーク、トニー・レオンと金城武、画面のノスタルジックなかわいさ、いろんなエッセンスが入>>続きを読む