雰囲気的にはジャック・タチのプレイタイムみたいなゆるいお笑いに近いけど、タチよりも少し庶民的な感覚。個人的にはこっちのほうが親しみがあって好き。
冴えない役やってるけどそれでも顔面が強いタロン好き。終盤の会話熱すぎ。
抑圧から逃れてどんどん自分を取り戻していくテルマがとてもカッコよくて何回でも観れる。4Kの映像の綺麗さにビビった。
デヴィッド・リンチのイレイザーヘッドみたいなテーマなんかなと思ったら全然違った。
ワンカットのアクションシーンの迫力とんでもないな。画面ほぼ黄色だけど。
交通事故に準えて人々の衝突を描いた作品。人種、夫婦、親子、コミュニティなど幅広い層を扱っていて誰が観てもどこかに共感できるポイントがある。テレンス・ハワードがよかった。
バビロンシーンが圧巻。白黒を貫通する絢爛なセット凄すぎる。ラストのクロスカッティングで思わず涙ぐんでしまった。國民の創生を遥かに超える素晴らしい出来だった。
日常の崩壊を表現するために母親の悲痛な声と日常を写した映像を組み合わせた冒頭にもう圧巻。勧善懲悪で終わらない濃いストーリーも含めて完成度の高い映画だった。
だいぶ思い切った解釈でたしかにこれは問題作。ユダの解釈も面白かったし後年になって真実味を帯びてるのもすごい。
こういう映画のおかげで名作は名作として君臨し続けるんだな。普通に笑えたのでよかった。
かなり設定が凝ってるブラックコメディ。動物になってもどのコミュニティに属しても人間の業は消えない様がダークでよかった。
贋作と本物の対比、贋作を求める人、贋物の中の真実が意味ありげに詰め込まれていてとても心臓を抉られました。
この設定自体が脚本を担当するディミアン・チャゼルの音楽観なんだと思ってる。
長かった分かなり見応えがあった。二転三転するストーリーに文字通りの体当たり的な俳優たちの演技。バディものとしてかなりいいところ行ってるなと思った。
奇妙な絵と世界観に寓話的なストーリーがとても噛み合ってて最高でした。
映画の構造自体がブラジルの差別構造や縮図として機能しているのか。よくできてる。
大統領入れ替わっちゃうストーリー面白かった。まあそんなうまくいかんやろって話もあるが。
アトラクションみたいな仕上がりでよかったな。エミリー・ブランドとドウェイン・ジョンソンのロマンスはちょっといらないけどそこまで邪魔してなかったので⭕️
真面目に見る作品ではないのは重々承知なんだけど、ツッコミどころが多くて困惑。飛行機から飛び降りた次のシーンでしれっと簡単に上陸してるし、施設で麻酔銃打たれたのにしれっと元気だし雑要素が多い。映画の開始>>続きを読む