CIVILさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.1

“高校生ゆえのイタさ”みたいなのが絶妙だった

母親との確執だったり都会への憧れだったりをコミカルかつリアルに描写できていたのはグレタ・ガーウィグ監督の自伝的映画だから、という点で納得がいく


自分
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ライフ(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

SFスリラーを観慣れていないこともあって展開が読めないまま進んでいってハラハラした

真田広之をはじめとして、6人の宇宙飛行士たちのキャラクターがしっかりと掘り下げられていて良かった

ラスト、ギリギ
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セルラー(2004年製作の映画)

3.7

伏線回収が丁寧だった

クリエヴァ演じるライアンの、チャラいけど根は誠実なキャラがピッタリ合っていた

“紳士的な”強盗シーン面白かった

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

フェイズ3とフェイズ4の橋渡し役を担う大事な作品!

本編ラストに爽やかな柚子シャーベットを提供されたと思ったらシメに濃厚豚骨ラーメンを2杯出された気分

他のMCU作品では取り入れにくい青春要素をふ
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パターソン(2016年製作の映画)

3.9

とある1週間の日常を切り取っただけ

何か起こるかな、と思うんだけど何も起こらない
ただただ流れていく時間とともに作品に引き込まれていく
それを通じて「何も起こらない日常の美しさ」に気付かされるような
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

X-MENシリーズ約20年間お疲れ様でした

かなりあっさりしててコンパクトな幕引きだった印象、観易くもあり説明不足にも感じたかな、とはいえ概ね好印象でした

アクションが見応えあった、特に終盤の列車
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パワーレンジャー(2017年製作の映画)

4.1

ナオミ・スコットが見れればいいや、とそれほど期待せずに観たら…
め ち ゃ く ち ゃ 面 白 か っ た

評価が低い理由のほとんどが変身するまでが長すぎるっていうのはわかる、たしかに戦隊ヒーローも
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.8

狂気が押し寄せてくる

ジェイク・ギレンホール(ジレンホール)の当たり役…この手の役柄を演じさせたら右に出るものはいないんじゃないか?

狂気に満ちたサイコ野郎なのになぜか観ているうちに引き込まれ次の
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.7

猫かわいい

猫の視界のカメラワークがあるのが面白かった

1人で生きていくのは大変だけど「心の支え」があれば頑張れるんだと言われた気分

メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ドナルド・グローヴァーはエイリアン

たしかに物足りなさはあるし、手放しで絶賛することはできないというのが正直なところではあるけれど、面白かった

序盤のモリーがMIBを探し当ててエージェントになるま
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.7

ルーク・エヴァンス、顔が良い。

(ほぼ)声の出演のキャスト陣が豪華すぎて贅沢だった、ユアン・マクレガーの声が心地よい…
ルミエールとコグスワースの関係性が好きです

これぞ王道、ディズニーにハズレな
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アラジン(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

エンタメ作品の最上位の一つとして位置づけてもいいんじゃないかというほどの出来だと感じた

ジーニーはやっぱりウィルスミスだったけど良い意味でジーニーの人間性を理解しやすくなってたんじゃないかなと
アラ
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スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃ不謹慎な言い方をするけども、こういう“無尽蔵に人が死んでいく映画”の中でも一人一人の死を面白おかしく描いてて最高だった
エンドクレジットが退場順なのも斬新で笑えた

ストーリーはたしかに無理が
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.4

ある種の斬新さみたいなのは感じたが自分には難しかったかな…

ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

3.4

フランス人を演じるケイト様が違和感なくてすごい
マットデイモンとの食事のシーン雰囲気違ってドキッとした

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.8

新感覚だった

現実は映画のように上手くはいかない、ということを実際の犯人たちを出演させることで生々しく描いていた
本人たちの独白、かなりくるものがありましたね

強盗のシーンのドキドキ感にはかなり引
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

神話


観終わってからずっとゴジラのテーマが頭から離れない、こんなに頭を支配されるほどだとは思っていなかった

※自分はモンスターバースは観てるけどそれ以外は初代ゴジラとシンゴジラしか観ていない人間
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パリ、嘘つきな恋(2018年製作の映画)

3.7

プレイボーイな主人公がついた嘘から始まる恋
今までに観たことのないタイプのラブストーリーだったような

「車椅子生活を送っている」という嘘を嘘で塗り固めていくうちに取り返しのつかないところまで行ってし
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ゴジラ(1954年製作の映画)

3.9

世界で愛されるゴジラの原点

最近のCGフル使用の映画を観がちな自分にとっては少し物足りなく感じるところがあったのも事実であるが、戦後わずか9年でここまでのクオリティの作品を作り、そこに非常に強いメッ
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ゲーム・ナイト(2018年製作の映画)

3.8

予想がつかない展開の連続で面白かった

観ているこっちもどれが本当でどれが仕掛けなのかが全然わからない複雑さがあったけど終始コメディに振り切ってるから気軽に観れちゃう

他の人のレビューでも散々言われ
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.1

ディカプリオ演じる若き天才詐欺師とトムハンクス演じるベテランFBI捜査官の奇妙な関係性を描いたクライムコメディ

もちろん詐欺は犯罪であるわけだけどディカプリオの醸し出す未熟さやトムハンクスから感じ取
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ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)

4.2

スタートレックオマージュ満載のB級作品?と思わせておいて…いや、スタートレックオマージュはたくさんあるんだけど、キャストは豪華だしストーリーは素晴らしくて、観ていて楽しいSFコメディだった!

丁寧な
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白鯨との闘い(2015年製作の映画)

3.7

小説「白鯨」については何も知らずに鑑賞

当時航海をするという難しさ、海の恐ろしさ、極限の状態での絶望感がひしひしと伝わってくる内容であった

“怪物”と呼ばれるクジラの圧倒的存在感も忘れられない

トロピック・サンダー/史上最低の作戦(2008年製作の映画)

3.7

トムクルーズがヤバイ、何がヤバイってとにかくヤバイ


下品で滅茶苦茶すぎではあったけど展開の読めない面白さがあった
オープニングから予想外すぎて思わず一時停止して確認してしまった

RDJの気合いの
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私がクマにキレた理由(わけ)(2007年製作の映画)

3.6

ナニーとしての奮闘記

自己中心的な両親にはイライラされられてしまうこともあったが、息子のグレイヤーとの交流は観ててほっこりする
ナニー繋がりでメリーポピンズのネタ&オマージュがあって面白かった

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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

今までMCUに携わってきたすべてのキャスト、スタッフ、そしてスタン・リーとジャック・カービーに心からの感謝を



レビューは後日書きます

シャザム!(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

コメディ色が強く笑えるシーンもたくさんあるけど決してコメディに振り切ってるわけではなくちゃんとヒーロー映画として成立してた

ストーリーは言ってしまえば王道って感じだったけど子どもゆえの悪ふざけとかを
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バイス(2018年製作の映画)

3.8

強烈なまでに風刺の効いた作品

コメディタッチに描いてはいるものの、その内容がエグくて笑って良いのかわからなくなる…
でもその軽さが観やすくてよかった

とにかくキャストが本人と似てたなぁ

怪物はささやく(2016年製作の映画)

4.1

複雑で、哀しくて、辛くて、不思議で、美しくて、優しくて、素晴らしい

そんな映画

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.2

劇場が明るくなってもしばらく席を立てなかった

スパイク・リー監督が作りたかった映画はこれだったんだろうな、という意思が伝わってきた

痛快エンタメかな、と思わせつつもしっかりとメッセージ性を込めた作
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.1

最後が全然わからなかった……

中盤までは「あーこういうタイプの映画ね、なんとなくわかる」とか思ってたけどラストのオチにすごい入り組んだ仕掛けがある感覚…これはなかなか巡り会えない

とりあえず言える
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Love,サイモン 17歳の告白(2018年製作の映画)

4.3

自らがゲイであることに葛藤しながらも友人たちと日々の高校生活を送る主人公サイモン
難しいテーマを扱いながらもティーンエイジャーたちの青春物語としても観れる観やすい作品だった

日本に比べたらはるかにL
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.9

ルース・ベイダー・ギンズバーグ(RBG)が当時まだ根強く残っていた性差別に挑む姿を描いた作品
彼女のことは全く知らなかったが映画を通じてその偉業を知ることができた

劇中で性差別的な発言や男尊女卑的発
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ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

3.9

双子の姉妹、そっくりだなぁなんて思ってたら演じていたのは実の姉妹だったのか!

「ララランド」っぽいと感じたところもあったけど実際オマージュした作品の一つらしくて納得

美しいフランスの街で色彩鮮やか
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