人柄や軽快なジョークからは伺えない、絶望に苛まれたスレードの心を巡る本作。
盲目の退役軍人を演じるアル・パチーノの超絶技巧が光る。
ドナとのタンゴシーンは必見。
文字通り、ゴッドファーザーの最終作。
結構批判されてるらしいが、素人の私には何が悪いのやらサッパリだ。
個人的には、シリーズで一番好きだった。
情緒に満ち、シチリアという村の恵みみたいなものが感>>続きを読む
この作品を喩えるならば、凍った上質なブラッドオレンジを、上品かつ暴力的に打ち砕いた様な映画だ。
描かれた全ての調和性、インパクト、全てに拍手を送りたい。
連続するアクションは、それはもう凄まじいの>>続きを読む
インディアンの大量殺人事件をテーマに扱ったスコセッシの超大作。
サスペンスとしては面白かったのだが、インディアンという素材があまり活きていない様に感じた。
白人の持つインディアンへの差別意識が命>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
全ては、新聞王ケーンの遺した"バラのつぼみ”という遺言を追って、始まる。
結局、遺言の意味は明かされなかったので、調べたところ、ウェルズ曰く、観客を惹きつける為だけのもので、大した意味は存在しないん>>続きを読む
ジム・キャリー全開の作品。
カールは天邪鬼な男だが、とあるセミナーを受けたことから、何にでも応じるイエスマンになってしまう。
まあ、面白かったかな。
個人的にはトゥルーマン・ショーが好き。
料理も美味しそう。
キャラクターも各々に個性がある。
家族愛や心情の移り変わりもしっかり描かれ、面白かった。
なかなかにポジティブに進むので、急にドン底に叩き落とす様なシーンがあったりするんじゃない>>続きを読む
世界のクロサワ・ミフネが贈る、世界的・伝説的作品。
荒野の七人を始め、本作をモチーフとした作品が海外にも多く存在する、そんな名作を初鑑賞。
U-NEXTで観たが、フィルムが古いのか、なかなかリスニ>>続きを読む